メルボルン・シドニー旅行記 2001.12 準備編 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目,マイレージ
◆3日目:12月29日(土)◆
●<ワイナリーツアー>
今日は,ヤラバレー・ワイナリーツアー.
昨日,早く寝たこともあり,寝坊もせずに7時に起床.オーストラリアは時差がないのが嬉しい.
ホテルのバフェで公園を見ながら朝食.
私の好きなエッグベネディクトもあって感動.フルーツの種類もたくさんある.
8時45分にホテルロビーに集合.私達の他にも1組いた.
迎えに来た小型バスに乗るとなんと満員状態(約20名).すごい人気である.
シドニーのワイナリーツアーが私達だけだったのが懐かしい...
車はどんどん田舎に行き,最初の目的地であるYering
Station Wineryに到着.
ワインの出来るまでを日本人ガイドに説明してもらい,試飲へ.3種類のワインを飲むことができた.
次にDomaine Chandon.ここはフランスのモエ・エ・シャンドンが
1985年にオーストラリアに作った支部だそうだ.
ぶどう畑が広がり,とても良い景色である.
ただ,残念なことによくガイドブックに書いてある素晴らしい建物の試飲場ではなく
その隣のビニールハウスのようなところで1杯のみスパークリングワインを飲むことができた.
泡を出すために,グラスの底がわざと傷つけてあり,そこからきれいな泡が出てくる.
さすがに美味しかったが,1杯だけじゃあ,物足りないよなあ...
有料でもいいからもっと飲ませて!という感じ.
試飲後も時間がないので,すぐに移動ということで,ゆっくりすることができなかった.
ただ,さすがに有名なワイナリーということで同じツアーの人達はたくさんシャンパンを買っていた.
私達の好きな赤シャンパンは再来年から出来るそうで,今は白とロゼしかないらしい.
それで,私達は何も買わなかった.
次にYarra
Valley Dairyに到着.
ここは農場でチーズの試食をすることができる.そして,ここで昼食をとる.
いかにも,ワインのつまみ!という感じなのであるが,ワインは有料とのことであった.
もちろん私達は全然飲み足らなかったので,デカンタでワインを頼む.他の客はソフトドリンクであった.
やはりこうやってまったりと過ごすのが良い.チーズもワインも美味しい!
まったりしているうちに他の客はどこか散策に行ってしまい,私達だけになってしまった...
これでツアーは終了.
シドニーのハンターバレーに比べるとかなり寂しいような気がした.
もう少し試飲をさせて欲しい...
13時30分頃,メルボルン市内に戻ってきたが,好きなところでバスを降ろしてくれるとの事.
私達は,クイーン・ビクトリア・マーケットをお願いした.
●<クイーン・ビクトリア・マーケットからメルボルン・セントラルへ>
皆,中華街,クラウンカジノ,水族館など思い思いのところに降ろしてもらい,
クイーン・ビクトリア・マーケットの私達は最後になった.
ここは1859年創業の市内最大規模を誇る庶民的なマーケットである.
果物や野菜,肉といった生鮮食料品をはじめ,花や衣料品,オーストラリアの工芸品,
みやげ物,日用雑貨などありとあらゆるものが並んでいる.
規模も広くて歩くだけで大変である.
特に,縫いぐるみなどのおみやげがお値打ちになっており,ここで買うのはかなりお徳のような気がする.
果物などもおいしそうであったが,結局何も買わずじまいになってしまった.
そのまま歩いて,大丸のあるメルボルンセントラルへ.
ちょうど,夏のバーゲン中で店内はものすごい人で賑わっていた.
この中に日本食レストランがあるというので,行ったのであるが,年末年始特別休暇であった.
残念.そこで,1階にテイクアウトができるお寿司屋さんがあったので,そこでお寿司を買うことに.
実は部屋にサービスのシャンパンがあるので,これをつまみに飲もうと思ったのである.
ホテルに戻るまでの間,実に多くのお寿司屋さんがあり,
メルボルンには日本食が浸透していることがわかった.
●<昼寝>
部屋に戻ったのが,16時頃,買ってきたお寿司とシャンパンでおやつタイム.
ワイナリーツアーで飲み足らなかったこともあり,すぐに無くなってしまった.
また,一気に眠気が襲ってきて昼寝をした.今回の旅行もまったりペースだ...
●<今日もクラウンカジノへ>
19時前に目が覚めた.日が長いのはありがたい.外はまだ明るい.
「さて,カジノに行くか」ということで,クラウンカジノに出発.
タクシーに乗っていこうかとも考えたが,明るいので歩いて行くことに.
今日は土曜日ということもあり,ますますクラウンカジノは混んでいた.
テーブルは全てオープンしているのであるが,その周りを人が何重にも取り囲んでいて,入ることはできない.
仕方がないので,フラフラしていた.
3階?の小さい部屋にTwo upがあった.ここの部屋に入る時に私はIDチェックされた.
やったー!夫は無視されてショックを受けていた.やはり,パスポートは常に携帯していないといけない.
Two upもかなりの人で盛りあがっていた.初めて見たのであるが,
皆で騒げてとても楽しそうなゲームであった.
ただ,コインを投げるのに技が入りそうで,初心者の人がうまく投げられずに困っていた.
その他,Rapid rouletteというものがあった.
これはゲームセンターにあるルーレットゲームと本物のルーレットを合わせたような物である.
真ん中にディーラーとルーレットの回転する部分だけがあり,
そのまわりにタッチ式のビデオ画面(一人1台,ここでベットする)が10台ぐらいあった.
1クレジットは50セントで,これも多くの人が遊んでいた.
また,私の大好きなクラップスは1台しかなく,常に人が多いので遊べず,
結局,この日のブラックジャックとビデオスロットのみとなった.
結局,ブラックジャックの調子が良く,昨日と合わせて二人で600ドルのプラスとなった!
またバーでカクテルを飲んでまったりしていたので(..というものの,バーも満員)
大満足であった.
夕食はカジノ内にある中華料理屋で食べた.
店員に席を案内してもらい,それから自分で料理を取りに行き,
店員が食べ物をチェックして帰りにレジで支払うというシステムである.
中華系の人で賑わっていた.私は麺,夫はチャーハン,その他点心を頼んで,席に戻ったら,
中国人の男性が我々の席に座ろうとしていた.
夫が「ここは私達の席です」と言ったら,「ここは自分で勝手に好きなところに座れば良いんだ...」と
ものすごいけんまくで英語をしゃべってくるので,店員に助けを呼んで,他の席に行ってもらった.
●<ホテルへ>
さすがに21時過ぎると真っ暗である.
防犯がてら!?駅近くのボトルショップで明日の昼用の赤ワインを買って,
ホテルに戻ることに.
幸いなことに,ちょうど前を歩いていたアメリカ系のグループが同じホテルだったので,よかった.
私達がなぜ,徒歩で帰ることにこだわるかは実はフィッツロイ庭園のポッサムに
会うためだったのである.
夜行性の有袋類であるポッサムは昼間は木の上で昼寝をしているので,見ることは出来ない.
夜になると下に下りてフラフラしているらしいのである.
その証拠に公園はポッサムのふんがたくさん落ちている.
さて,目的の公園へ.至るところにポッサムはいた.
ネズミのような顔をしているが,大きさは大きなネコくらい.
あまり人を恐れないが,近づきすぎると早足で逃げて行く.
とにかく可愛い.
こんな街近くの公園にこのような生き物がいるなんて驚きである.
ますますオーストラリアが好きになった.
さて,ポッサムとしばらく遊んで,部屋に戻る.22時30分.
今日はよく遊んだものだ.今晩も疲れたので,そのまま寝てしまう.