北京・上海旅行記 2003.3
準備編・1日目 2日目 3日目 4日目 5日目・マイレージ


◆5日目:3月16日(日)◆                                 


JL616  上海 17:45  →名古屋 21:00

<最上階での朝食>

今日の朝食は最上階(30階くらい??)にある洋食レストラン「コンチネンタルルーム」へ行く.
窓際の席に案内された.
今日も霧がかかっていたが,上海の素晴らしい街並みを見渡すことができる.
朝食はアメリカンブレックファーストでヨーグルト,ジュース,卵料理,ベーコンなどの肉料理,
サラダ,パン,コーヒーが出された.オムレツもフワフワで美味しかった.
ここの夕食もゴージャスでよさそうだ.
本当にこのホテルのレストランはどこも快適である.

 

 

<チェックアウト>

帰りの飛行機の集合が14時45分なので,それまでどこを散策するか相談した.
ガイドブックを見ると,ホテルから歩いて行けるところに周公館と孫中山故居という興味ある場所が
あったので,そこへ行くことにする.

10時過ぎにホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらう.
ホテルの人にどちらの方向に歩いていったらよいか聞くと,「タクシーで行ったほうが良い」と勧められる
(オークラには一番安心と言われている水色のタクシーが常に待機している).
しかし,私たちは街並みも見たかったので,歩いて行くことにする.

 

 

<周公館へ>

ホテルから賑やかな通りである淮海中路を歩く.
いろいろなお店が並んでいて,ついつい寄り道をしてしまう.
そのうちに静かな通りを歩くと周公館へ到着.ホテルから徒歩20分くらいだろうか.
夏になると洋館の建物にツタが絡まって素敵だそうだ.
ここは1946年5月に中国共産党が上海に設けた事務所で,周恩来らがここで共産党の
宣伝活動にあたった場所だそうだ.入場料は何と2元.
周恩来の部屋などがあったりして,安い入場料の割には見所がけっこうあった.
ほとんど人もおらず,ゆっくりできるのが良い.

 

 

<孫中山故居へ>

周公館のすぐ近くにあり,孫中山(孫文),宋慶齢夫妻が1918〜1924年に暮らした住宅で
夫の死後も1937年まで妻が住み続けたそうだ.
入場料が8元で,住宅の各部屋をガイドが中国語と英語で案内してくれる.
とても豪華な住宅であり,優雅な生活をしていたことがうかがえる.

 

 

<昼食>

お腹が空いてきたので,昼食をどこで食べようか,ということになったが,
ホテルまでの道では心惹かれるレストランがなかったので,結局,ホテルオークラの
広東料理「白玉蘭」へ三度行くことになった(そういえば,まだ飲茶をしていなかったのだ).
ちょうど,ビュッフェタイムということもあり,多くの中国人で賑わっていた.
私たちはゆっくり食べたかったので,アラカルトで頼むことにする.
えびシューマイ,大根パイ,えびの湯葉包み揚げ,揚げ焼きそば,杏仁豆腐,マンゴープリンを頼む.
しかし,混雑していたこともあり,料理が全部来ないうちにデザートが来てしまった.
「まだ料理が来ていない」と言うと,慌てて確認をし,ミスがわかると「申し訳ありませんでした」と,
点心2品サービスしてもらえた.さらに最後にフルーツも山盛りもらえた.
これらはビュッフェの料理なのであるが,それでもこういう心遣いはありがたい.
結局,ものすごい量になってお腹が一杯で大変満足した.
JALカードの10%割引もあり(気付けば,今まで部屋付けにしていなかったのにー),これだけ食べて何と147元.
お昼は高級レストランでも安く食べることができるのだ.

 

 

<帰国>

ホテルのお庭や三越をフラフラしている内に14時45分の集合時間になった.
楽しかった上海もこれでお別れだ.
車で45分くらいのところに空港はある.近代的な建物だ.

チェックインをした時にJGCカードを提示したら,母の分もラウンジ券をくれた.
空港の免税店はものすごい規模で,中国のお土産は全部ここですべて揃うって感じである.
母はたくさんのお菓子を買いまくっていた.
お土産屋さん巡りをしていたら疲れたので,JALのラウンジへ行く.
飲み物の種類はあまりないが,ケーキ,カナッペ,フルーツなど食べ物はたくさんあった.
驚いたのは,チケットはラウンジの係員が切り取り,そのまま飛行機に乗り込めるということである.
一緒の便に乗るビジネスマンは「アメリカでもよくある便利なシステム」と言っていたが,
ラスベガスとロサンゼルス空港のラウンジしか使ったことの無い私は初めての経験である.
上海→名古屋便もオールYで,ラウンジを使用していたJGC以上の人は15人くらいいた.
けっこうお土産に掛け軸を買っている人も多かった(私だけではなかった...).
機内食は牛肉のステーキであったが,それまで美味しい中華料理三昧だった私たちにとっては美味しくなかった.
この数日の旅行で口が肥えてしまったかもー.

空港で荷物を受け取り,税関を出たら,夫,父,妹が迎えに来てくれていた.
夫はかなりやつれた感じ.後で聞いたら,私が留守の間,まともに食事をしていなかったそうだ.
逆に私は美味しい中華料理を食べて更に太ってしまった...



◆マイレージ◆                                       

今回のJALのマイレージはツアーだったので50%加算であったが,
グランデのボーナスマイルもあったので3,350マイル.
ボーナスマイルはツアーでも100%加算してくれるので嬉しい.
しばらくはマイルを使わずに貯めることに専念しそうである.