クアラルンプール旅行記 2004.10
準備編 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目・マイレージ



◆1日目:10月2日(土)◆                               

  MH57 名古屋 11:00 →クアラルンプール 16:50


<名古屋からクアラルンプールへ>

今回は現地フリーのツアーなので航空券を空港で受け取る事になる.
9時にカウンターでチケットを受け取り,団体カウンターでチェックイン.

機内食が出るまでまだかなり時間がありそうなので,空港のレストランで「モーニングカレー
セット」を食べる(朝から凄い食欲).

その後,免税店を一周し(何も買わず),ラウンジ名古屋でお菓子を食べていると搭乗時間
になった.
修学旅行の生徒も一緒に搭乗するようである.

最近はJALのビジネスクラスにしか乗った事がなかったが,今回のマレーシア航空ゴール
デンクラブ
のシートは古いが,シートピッチは断然広くてこちらの方が断然に気に入った.
リクライニングもかなり倒れるので快適に眠る事ができる.
機材はエアバスA330-200であった.

そして離陸前のウェルカムドリンク(オレンジ,マンゴ,グアバジュース)のサービスもあった.
JALは廃止されたので,妙に感動.

アメニティキットの内容も充実していたが,スリッパが無かったのが残念.

機内食は以下の通り.

★<昼食>(和食の場合)

マレーシア風サテー(炭火焼チキン,ビーフの串焼き:スパイシーピーナッツ添え)

前菜(海老握り寿司,椎茸だて巻,穴子八幡巻き,蓮根の海老はさみ揚げ,サーモン
黄身寿司),茶蕎麦,牛肉のねぎ味噌焼き,香の物,和菓子(赤梅茶巾),パン

 

<軽食>

ポットセボリー各種(焼き鳥,海老の串焼き,野菜のキッシュ),季節のフルーツ,

ハーゲンダッツアイスクリーム

 昼食のサテーは最初にワゴンで出された.
チキンとビーフがあるので好きなものをいただける.どちらも大変美味しい.
大げさかもしれないが,今まで食べた機内食の中で一番美味しいと思った.
私はこれとお酒で十分である(笑).

その後,和食か洋食料理(メインがシーフードラザニアかチキンカレー)が出された.
味はまあまあだと思った.

到着前に軽食が出されるが,この串焼きも美味しかった.

乗務員もフレンドリーだし,機材が古い以外は大変快適な空の旅となった.



<クアラルンプール到着>

16時45分にクアラルンプール国際空港に到着.
ちなみに日本との時差は1時間である.
やはりアジアは近いので便利である.

黒川紀章氏デザインのこの空港は大変洗練されたデザインで近代的であった.
外の光をうまく取り込むようになっており,大変明るい.
到着した場所はサテライトの方なのでエアロトレインに乗ってコンタクトピア棟の方へ
向かう.
エスカレーターで3階に降りると入国審査カウンターがある.
この途中に最近オープンしたヒルトン・クアラルンプールの大々的な宣伝があった.

入国審査カウンターは私達が到着した時間帯はほとんど人がいなかった.
一応,ビジネスクラス利用の乗客は41, 42番が専用カウンターになっている(そこだけ
絨毯がひいてあるがあまり目立たない).
混雑している時は有用なのだろう.

手荷物受取所の手前に両替所があったので,そこでUSドルのTCをマレーシアの
通貨(リンギッ,マレーシア・ドルともよばれるらしい)に交換.
TCだとRM10の手数料が取られるとのこと.
ちなみに私達が旅行した時はRM1=29円くらいである.
後でガイドさんから聞いたのであるが,大きなお店であれば米ドル,日本円も利用できる
そうである.

手荷物を受け取り,税関申告カウンターを通った出口に現地添乗員が迎えに来ていた.

今回のツアーは私達を含めて5人.
同じ飛行機であるが,宿泊するホテルは異なっている.
また現地もフリーなので一緒なのは空港の往復とオプショナルで申し込んだ翌日の
半日市内観光だけである.



<ホテルチェックイン>

空港からクアラルンプール市内までは車で約1時間かかった.
宿泊ホテルのマンダリンオリエンタル・クアラルンプールへは19時頃に到着.
ガイドさんによればクアラルンプールは朝7時に明るくなり19時に暗くなるとのことで,
ちょうど夜になった頃である.
お腹が空いたので,早速コンシェルジュにディナーの予約をお願いする.

エレベーターに乗り込むと私達の一般フロアとは異なり,クラブフロアは金色のボタンに
なっていた(この階にアクセスするのはルームキーが必要らしい).

部屋は10階のツインルーム.
けっこう広く,内装も立派な感じ.窓からはツインタワーやKLCCパークを見渡す事ができて,
眺めも楽しむ事ができる.

ウェルカムフルーツもサービスもあった.
既にターンダウンサービスもされており,ミネラルウォーターもあった.

「やっぱり,高級ホテルはいいよねー」と母と喜ぶ.

大変大きなセーフティーボックスがあり(最初は「こんなに入れる貴重品ないよねー」と
言っていたが,母がけっこう買い物したので重宝した<笑>),バスルームはバスタブと
シャワーブースがあった.



<いきなり和食のディナー>

荷物を簡単に片付けて,先程コンシェルジュに予約してもらったマンダリンオリエンタル内の
和食レストラン「和さびビストロ」へ行く.
ホノルルが本店で日本料理とカリフォルニア・キュイジーヌを融合した料理のお店である.

結局,手違いで予約が入っていなかったようであるが,この日は予約なしでも大丈夫だった
ようであるがほぼ満席状態であった.

店内はよい雰囲気でカウンターもある.私達は普通のテーブル席に座った.

日本語のメニューもあるのでとてもお気楽である.
コース,アラカルト共にいろいろとあった.
私達は「コンビお膳」RM68(RM1は約29円)を注文した.
これは数種類のメニューの中から好きなものを3品選ぶ事ができる.

母は天ぷら(海老&野菜),寿司,ビーフの照り焼きを選択,私は寿司,チキンの照り焼き,
サーモングリルを選択した.

他には刺身などもあった.
これらのメニューにサラダ,ご飯,味噌汁,漬物がついていた(ご飯が付いているのであれば,
お寿司でなくお刺身にすればよかったと後悔).

料理はどれもほっとする日本の味(先程日本から着いてばかりであるが..).
特に天ぷらがカラッと揚がっていて美味しかった(私は面倒なので自宅で揚げ物をやらず特に
嬉しかった).

お酒は「初日は華やかにワインで乾杯かなー」と何も考えずボトルワインを頼んだのであるが
とても高かった.

一番安いオーストラリアの赤ワイン(ペンフォールド)でもRM175(日本円で約5,000円)であった.
どうやらマレーシアはお酒が高いようである

母との食事なのに何と料理よりもワインが高いディナーとなってしまった(笑).



<少し散策>

ホテルの隣のスリアKLCC22時までお店が営業しているので,食後の散歩をしてみる
ことにした.
このスリアKCCはペトロナス・ツイン・タワーに併設される巨大ショッピングモールであるが,
予想以上に巨大で人も多く田舎者の私は迷子になりそうになった.
とりあえず,その中にある伊勢丹に入ってみる.
ちょうどセールを開催しているようで今後のショッピングが楽しみである.
このスリアKLCCには毎日通う事になりそうである.

部屋に戻って窓の外を見るとツインタワーの明かりがとても美しい.
またスリアKLCC前では噴水ショーが行われていた.
予想以上に整備された近代的な街だったので,驚いたがこれからの滞在がますます楽しみ
になった.

22時過ぎに就寝.


 本日の歩数:約5,400歩