クアラルンプール旅行記 2004.10
準備編 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目・マイレージ


◆2日目:10月3日(日)◆                               

<豪華バフェの朝食>

7時30分に起床し,Lobby LevelのBibas Caféでバフェの朝食.

とにかく店員が皆,親切であった(この日は空いていたので特にそうであった).
料理を取りに席を立つと,椅子に置いたナフキンは丁寧にたたんでテーブルの上に置いて
おいてくれる.
また席に戻る度に椅子もひいてくれてこちらが恐縮してしまうくらいであった.
ナイフ,フォークもその都度交換してくれた.
やはり朝食バフェと言えども高級ホテルはサービスが違うようである.
もっときちんとした服装をすればよかったと後悔.

料理はマレー料理,インド料理,中華料理,洋食,和食など様々なものがあるので,その日の
気分によっていろいろと選ぶ事ができる.
何と牛肉も焼いてくれるのでモーニングステーキも楽しめる.
フルーツはランブータン,ジャックフルーツ,メロン,スイカ,パイナップル,キウイなどがあった.
ジュースは珍しいものではキウイや黄色いスイカがあった.
食事は普通に食べると1人RM46である.
請求書にサインをした後,感想を書くようにアンケート用紙を貰う.
英語が苦手なので母と英作文で悩む(一応母は学生時代,英文科であったので私よりも
文法に詳しい.私は全然ダメである.).



<クアラルンプール半日市内観光>

9時10分にロビーに集合し,昨日ホテルに連れてきてくれたガイドさんの案内で合計5人
のメンバーで半日市内観光ツアーに出発.
まずはチャイナタウン近くのセントラルマーケット前で写真のみ撮影.
道路の向こうにマーケットがあるのであるが,車がひっきりなしに通るのでマーケットが
写らない(笑).
でもガイドさん曰く,今日は日曜日なので交通量が少なくてまだマシなのだそうだ.
平日のクアラルンプール市内はものすごい渋滞になるらしい.

次に王宮(イスタナ・ネガラ)へ.
マレーシアの国王は国内13州のうちスルタンのいる9州から5年毎に選出されるそうである.
ちょうど衛兵の交代儀式を見る事ができた.

 その後,国立博物館へ.
伝統的マレー様式の建築で,マレーシアの文化,伝統主観,歴史遺産などが紹介されている.
ろう人形で各民族の生活を知る事ができる.
場所はクアラルンプール中央駅近くなのであるが,ここから中央駅近くにオープンしたヒルトン・
クアラルンプールがよく見えた.
ツインタワーになっており,もう一つはメリディアンだそうだ.

次に独立記念碑
マレーシア独立戦争で命を失った兵士たちをたたえ1966年に建てられたそうだ.
その次に国立モスク(新モスク)に寄るが写真撮影のみ.
食事の前に貴金属店&民芸品店に立ち寄った.
これらのお店の店員は過去に私が訪れたアジアの都市の店員よりもあっさりとしていた(笑).

ようやく待望の昼食.
13時30分を過ぎていたので,大変空腹であった.
レストランは中華料理店「マンダリン・パレス」(Federal Hotel, 35 Jalan Bukit Bintang)で
飲茶の昼食.
生ビールを注文するがRM15と高い.
やはりマレーシアはお酒が高いようである.
料理は市内観光ツアーについていたということもあり,もち米のチャーハン,点心5種類くらい,
フルーツ盛り合わせといった簡単な内容.

最後の観光はKLタワー
丘の上にあり,高さが421メートル.
展望台に上がると無料でオーディオガイドを貸してくれる(日本語あり).
けっこう詳細な解説でクアラルンプールについていろいろと知る事ができる.
昼の市街もなかなかであったが,夜景はもっと綺麗そうである.
人気の展望レストランもあるようだ.


  
  タワーからの眺め.手前はビルが建ち並んでいるが,郊外は緑に囲まれている.
  一番高いタワーがスリアKLCCのあるペトロナスツインタワー(ここからは重なって見えるが).


そして最後にムティアラホテル(昔はヒルトンだったとガイドさんは言っていた)にあるDFS
立ち寄り(DFSというと何となくホッとしてしまう.それにしても世界各地にあるものだ...),
16時頃にホテル到着.

いろいろと移動して疲れたのでお昼寝タイム(母も昼寝が大好きなのである.
私の昼寝好きは母譲りである<笑>).



<近くを散策>

17時30分過ぎにホテルを出発して,ホテルの周りを散策する事にした.
近くにあるKLCCパークは日曜日ということもあり,非常に多くの地元の人で賑わっていた.
この公園の中にもイスラム教徒の礼拝堂「スラウ」があり,お祈りしている人達がいた.

次にスリアKLCCへ行き,まずは案内図を貰う(昨日,予想以上に巨大で全然分からなかった
ので).
そしてロイヤル・セランゴールでピューター製品をチェック.
見ているとフォトスタンドなどいろいろと欲しくなってきてしまう.
ロイヤル・セランゴールのお店はクアラルンプール市内にいろいろとあるが,このスリアKLCC
はかなりの品揃えであった.



<高級中華料理のディナー>

今晩の夕食はマンダリンオリエンタルホテル内にある中華料理店「ライ・ポー・ヒン」で
食べる事にした.
クアラルンプール屈指の中華料理のお店だそうで,旅行前からここでの食事をとても
楽しみにしていた.
予約は夕方にコンシェルジュにお願いした.
服装が心配だったので聞いてみたら「これで十分ですよ」とのこと(その時の私達の格好は
かなりカジュアルであった).
結局,ディナー用の服を持ってきていたのであるが,その格好でレストランに行く事にした.

19時頃にレストランに行ったが,マレーシアの人は夕食の時間が遅いのでこの時間帯は
ほとんどお客さんがいなかった(帰る頃にはお客さんが多かった).

メニューはアラカルト料理のみでとても種類が多くて悩んだ(中国語&英語).
結局,無難にお勧めマークのついてあるものを選ぶことにした.

量はS, M, Lの3種類あるので人数に合わせて頼む事ができる.

紹興酒を飲みたい気分であったが,お酒は高いのでビールを注文.お茶は1人RM4.

料理はフカヒレ,アワビ,ナマコのスープ2人分(1人分RM48),海老のガーリック炒めRM45,
ビーフ・テンダーロインの黒胡椒炒めRM38,ライポーヒンチャーハンRM20,シーフードヌードル
RM30(これらは全てSサイズ)を注文した.

どれも独創的な料理で大変美味しかった.見た目にも美しい.
スープは上品な味付けでなかなか食べる事のできない海の幸を楽しむ事ができた.
海老のガーリック炒めは細かく刻んだガーリック,エシャロット,カラーピーマン(だと思う?)を
炒めた物がプリプリした海老の上にかけてあり,病み付きになる味.
牛肉はとても柔らかく,母も喜んでいた.
また,シーフードヌードルは麺が揚げてあり,具もたくさんで大きなアワビも入っていた.
チャーハンも具が多く入っており,パラリと仕上がっている.
本当はデザートも食べたかったが,お腹が一杯になったので注文することができなかった.
このレストランでも朝食の時と同じアンケート用紙を貰う.
日本語でも良いとのことだったので,日本語で記入.
ローズティーのサンプルを貰う.

部屋に戻る時にちょうどターンダウンのサービスが隣の部屋で行われていたので,水だけ
貰うことにする(滞在中に出会ったハウスキーピングの人達は皆,大変親切であった).

 部屋に戻って明日の計画を立ててから睡眠.