クアラルンプール旅行記 2004.10
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◆3日目:10月4日(月)◆                               

<マスジット・ジャメに行く>

7時30分に起床し,昨日と同じくLobby LevelのBibas Caféでバフェの朝食.

今日は平日ということもあり,ビジネスマン風の客が多く混雑しており,昨日のような過剰
サービス(!?)はなかった.

クアラルンプール3日目の今日は公共交通機関を利用してフラフラと観光することにした.
私達の宿泊しているマンダリンオリエンタルの近くには地図を見るとLRT(ライト・レール
ウェイ・トランジット)のKLCC駅があるので,ここから電車に乗ってクアラルンプール最古の
モスクであるマスジット・ジャメに行ってみる事にした.

ホテルを出発して地図を頼りにKLCC駅に向かう.
Jalan Ampang通りを渡りたいのであるが,クアラルンプールの道は横断歩道がほとんど
無い
ので,結局,かなり遠回りをして歩道橋を利用した.
駅までたどり着くのにかなり歩いたのであるが,実はペトロナス・ツイン・タワーからの地下道も
あったようだ.

ホームも列車も新しく綺麗であった.
私達の乗った時間帯はちょうど通勤ラッシュであったが,日本の電車ほどは込み合って
いなかった.

マスジット・ジャメ駅に到着し,駅近くにあるマスジット・ジャメ(旧モスク)へ行く.
2本の川の合流点に建っており,分かりやすい場所にある.
とても美しい建物である.1909年に建立.
見学できるはずであるが,何故か入口の門が閉鎖されていた.
「あれっ,確か今日のこの時間帯は大丈夫なんだけど...」と入口の案内板を見ていたら,
守衛の人が門を開けてくれた.
女性は大きなスカーフを借りて頭を覆って見学するとのこと.
「外部のみ見学できます.内部は入らないように.」とのことで,建物の外観を見ながら
敷地内を一周した.
ドーム型の屋根と大理石のピカピカの床が印象的である.
この駅の周辺は屋台などが並んで騒々しい雰囲気なのであるが,この敷地内は別世界の
ような静寂さであり,心が洗われるような気がした.


  
  建物内の大理石の床はピカピカに磨かれている.



<チャイナタウン付近をふらふら>

その後,チャイナタウン近くにあるセントラルマーケットへ行く(昨日の市内観光で
写真のみ撮った場所).
昔は生鮮市場だったが,現在は観光客向けのおみやげ物が売られている.
しかしながらセントラルマーケット周辺は昼でもちょっと怪しい雰囲気.
10時過ぎであったので,まだ開店準備をしている店もけっこうあったがお土産を買うのは
良さそうであった.
ロイヤル・セランゴールの製品を販売しているお店もあった.
ふらふらしていたら怪しい女性に話しかけられて面倒なことになりそうだったので,マーケット
を出る.

セントラルマーケット近くにチェックしていた雑貨店があったので,そこへ行く.
大変お洒落なお店でちょっとしたお土産に適した布の雑貨がいろいろとあったので,友人の
お土産をここで購入.
思わず自分用のも買ってしまう.

本当はこの後,スリ・マハマリアマン寺院に行こうと思ったのであるが,予定を変更して
LRTに乗り,KLセントラル駅へ行く.
ここからモノレールに乗って繁華街であるブキッ・ビンタン駅へ向かった.
料金はRM2.1でモノレールも新しいのであるが,なかなか到着せず,20分以上も待った.
本数が少ないこともあり車内は大変混雑していた(私達は始発なので座る事ができた).

ブキッ・ビンタン駅近くにある旅行会社に行き,明日のバトゥ洞窟のツアーを申し込む.
帰りにロイヤル・セランゴールの工場に立ち寄って,昼食が付いていないというのが気に入った.

その後,昨日行ったDFSに行き,母は義理土産をいろいろと購入していた.
ここのDFSは予約をすれば好きな時間にホテルまで送迎してもらえるので,大変便利である.

13時ごろにホテルに到着.



<和食のランチ>

けっこう歩いたので(何と午前中だけで1万歩以上も歩いていた!でも母は日頃テニスを
しているので
私よりも元気である..)大変お腹が空いてしまった.
初日のディナーに利用したマンダリンオリエンタル内のレストラン「和さびビストロ」に行って
みる事にした.
予約なしで行ったのであるが,ほぼ満席状態であった.
現地のビジネスマン風の人が多かった.
ランチタイムはお値打ちなメニューがいろいろとあり,私達は「BENTO WA」RM45を注文した.
飲み物はマンゴージュースを注文(RM15).
けっこう濃厚で美味しかった.
サラダ(これはディナーと同じだった)の後に,豪華なお弁当が運ばれてきた.
内容は天ぷら(海老2匹,野菜),茶碗蒸し,タラの照り焼き,野菜の煮物,ご飯,味噌汁.
この値段でこの内容は大変満足である.母も完食していた.
部屋に戻ってお昼寝タイム.



<スリアKLCCでお買い物&マレー料理の夕食>

昼寝から目覚めて,18時頃,またまたお隣のスリアKLCCへ.
今回,ホテル選びは悩んだのであるが,結果的にスリアKLCCが隣にあるマンダリン
オリエンタルは大変良かったと思った.
やはり母との旅行はショッピングセンターが近くにあるのが一番の条件である(笑).

伊勢丹で私と妹用のビーズ風のアクセサリー(バーゲン品)を購入.
母はブランド品のお店で待望の小さいカバンを購入(部屋にある巨大なセーフティボックスが
役に立った).

買い物の休憩にお洒落なアジアン雑貨が並ぶASEANAの中にある「ASEANA CAFE」で
軽めの夕食.
この店は現地在住の日本人女性に教えてもらったカフェでけっこう人気なお店のようで
あった.
カフェなのであるが,マレー料理の軽食を楽しむ事ができる.
私達はマンゴーサラダRM9.95,春巻RM7.95,NASI CAMPUR RM18.95,ポットティーを注文.
マンゴーサラダは青いものを使っており,シャキシャキしており美味しくいただくことができた.
ドレッシングも酢がきいたもので,暑くて食欲が無い日に良さそうである.
春巻は日本で食べるものと同じであった.
NASI CAMPUR(ナシチャンプル:いろいろなおかずがのったご飯?)はマレーシアの伝統的

料理だそうで,大きなカゴにバナナの葉が敷かれて骨付き鶏,牛肉,魚をそれぞれ香辛料で
煮たもの,生野菜,ゆで卵,ご飯(カレーのようなものがかかっている)が盛り付けてあった.
私はスパイシーなアジア料理が好きなので,久しぶりに出会えて嬉しかった.

麺も美味しそうだったが,この日は食べ過ぎだったので食べる事ができなかった.

その後,ASEANAで素敵な洋服やカバン,雑貨を見て部屋に戻る.
部屋からクアラルンプールの夜景を見ながら,ウェルカムフルーツと初日に持ち帰ったボトル
ワインの残りを飲んで就寝.



 本日の歩数:約18,000歩