清須ウォーク(清須市)

ここ数年、清須市商工会朝市実行委員会主催のウォーキングに参加した。三度参加したのでその主なコースを紹介する。
このイベントのゲストはいずれも元五輪代表・日本ウォーキング協会親善大使で、岐阜県出身の勅使川原郁恵さんだ。
清須は美濃路の旅および五条川ウォーキングで何度も訪れたことがある。
コースは毎回少しずつ違っているが、ここでは回遊できるメインの部分だけを取り上げた。
なお、庄内緑地公園から枇杷島橋までは、この催しとは関係ないが、最近新しく遊歩道が整備されたと聞いて歩いてみた。


コース:@の地点(庄内緑地公園駅)→1.8km→Aの地点(水辺の散歩道標識)→1.8km→Bの地点
     (枇杷島橋)→0.7km→Cの地点(日本最古の歩道橋)→2.9km→Dの地点(愛知県貝殻山
     貝塚)→1.6km→Eの地点(清洲城天守閣)→3.6km→Fの地点(新川橋)→1.7km→Gの
     地点(萱津橋)→1.9km→Hの地点(みずとぴあ庄内駐車場)→0.9km→Bの地点(枇杷島
     橋)→1.8km→Aの地点(水辺の道標識)→1.8km→@の地点(庄内緑地公園駅)

日付:平成21年11月22日(日)、4月3日(土)ほか
天候:いずれも晴れ
所要時間:約5時間15分(休憩を含まない)
歩行距離:20.5km

    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/7000)       表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   @地下鉄庄内緑地公園駅【北緯35度12分55秒 東経136度53分13秒】。正直なところ車
     を利用したかったが、この公園の駐車場は有料(時間制)なので地下鉄にした。
   A水辺の散歩道標識【北緯35度12分23秒 東経136度52分37秒】。遊歩道の東口を示す。
     反対方向(上流方向)の河川敷にはサイクリングロードが3.2km整備されている。
   B枇杷島橋【北緯35度11分34秒 東経136度52分02秒】。はじめて橋が架けられたのは
     1608年と1622年の2つの説がある。庄内川の中洲(中島)を利用して大小2つの橋が
     建設されていた。美濃路の往来には重要な橋であった。
     明治15年の洪水や明治24年の濃尾地震によって崩れ、その後、改築された。さらに昭
     和31年1月一本橋へと掛け替えられ、現在に至っている。
   C日本最古の歩道橋【北緯35度11分54秒 東経136度51分51秒】。旧22号線を跨ぐ歩道
     橋で昭和34年6月に完成した。当時はまだ「歩道橋」という名称は使われず、「学童専
     用陸橋」と呼ばれていた。しかし、老朽化したので平成22年4月中に取り壊され,、9月
     頃に新しく架け替えられるそうだ。
   D愛知県貝殻山貝塚【北緯35度13分07秒 東経136度51分03秒】。敷地内の資料館には、
     貝殻山貝塚や朝日遺跡から出土した弥生時代を代表する考古資料が収められている。
     昭和46年に国の史跡に指定された。
     また、園内には資料館のほか休憩所や古代人の住居がある。
   E清洲城天守閣【北緯35度13分00秒 東経136度50分36秒】。清洲町制百周年を記念して平
     成元年に再建されたものだが、ちょっとけばけばしい感じがする。五条川西側にある実際
     の城跡には城跡碑が建っている。
   F新川橋西詰【北緯35度11分42秒 東経136度51分01秒】。この橋の西詰めにはポケットパ
     ークがある。ここはかつての高札場で、四阿、トイレ、新川橋の親柱や旧美濃路に因んだ
     道標等が保存されている。
     この親柱は、新川橋が大正2年に架け替えられた時から昭和13年に鉄筋コンクリート橋に
     取って代わるまでの親柱である。
     なお、新川開削の偉業を成し遂げた勘定奉行水野千之右衛門については「名古屋市北区
     北部の史跡散策路」において述べた。
     新川橋〜萱津橋間は堤防下の散策路を歩いた。
   G萱津橋東詰【北緯35度10分52秒 東経136度50分38秒】。現在の橋は昭和39年6月に完
     成したものである。
   Hみずとぴあ庄内駐車場【北緯35度11分31秒 東経136度51分30秒】。みずとぴあ庄内で
     は数年前から毎月第3日曜日の午前中に朝市が開かれている。
     みずとぴあ庄内〜庄内緑地公園の「水辺の散歩道」が平成22年4月3日完成した。
   
  【参考資料:西区100年のあゆみ(名古屋市西区役所 西区制100周年記念行事実行委員会)】

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