| ◆8日目:8月12日(土)◆
 
 JL5142(QF167):ケアンズ 12:10→成田 18:45
 
 ●<ラウンジでの朝食>
 
 6時30分に起き,荷物をまとめて,ラウンジへ行き朝食を食べる.
 温かいものは3種類でスクランブルエッグ,ベーコン,グリルトマトだった.
 冷たいものはハム,サラミなど数種類,ゆで鶏,サーモン,魚の塩漬けなどでその他フルーツ,パン,チーズ.
 昨年と内容はほぼ同じだ.
 コーヒーなど温かい飲み物はスタッフが持ってきてくれる.
 
 食後はエスプラネードを散歩する.
 海辺にいるペリカンの群れを見たかったのであるが,ペリカンは見つからず,代わりに白サギがたくさんいた.
 この海辺の散策路はジョギングをしている人もおり,途中,トレーニングコーナーも設置されている.
 夫はけん垂にトライしていた(笑).
 最後にDFSに行ったら,到着したばかりと思われる日本人で混雑していた.
 
 ホテルに戻り,9時40分頃,チェックアウト.
 タクシーでケアンズ空港へ行くが,巨大な乗り心地の悪いタクシーだった.
 19ドル.
 
 
 ●<ケアンズ空港でアクシデント>
 
 ケアンズ空港に到着すると,チェックインカウンターは大混雑していた.
 どうやら荷物を運ぶベルトコンベアで火災報知器が鳴ったので,確認のためチェックイン手続きが中断しているとのアナウンスがあった.
 私達の搭乗する飛行機はカンタスとJALの共同運航便で,機材および乗務員はカンタスである.
 JALのマイルを使った特典航空券だったので,チェックインはJALのカウンターで行うことになるが,どんどん行列が長くなってきて,通路の奥まで客の列が延びていた.
 空港ではよくある話であるが,「10分待って下さい」が長引いて結局30分以上待つことになった.
 先日のテロ未遂の件もあるので,少し不安になり,欠航したらホテルの確保をしなければ...などと考えていた時に手続き再開のアナウンスが入った.
 私達のCクラスカウンターは客が誰もいなかったので,すぐにチェックインができ,ガラガラの出国審査を通る事ができた.
 しかし,誰もいなかった手荷物検査場でランダムチェックに当たってしまった.
 ケアンズのTRS(Tourist Refund Scheme)カウンターは手荷物チェックの向かいにあるので分かり易い.
 オーストラリアの税金(GST: Goods and Services Tax)が払い戻されるのであるが,この窓口で税関係員にパスポート,TAX INVOICEの原本,搭乗券,該当物品を見せ,払い戻し方法(クレジットカードなど)を指定する.
 
 その後,カンタスクラブのラウンジに行く.
 昨年よりも食べ物が充実しており,朝食を食べたばかりにもかかわらず,サンドイッチ,チーズ,パンプキンスープ,パン,ビールなど飲食しながら,日本の新聞を読み,だらだらする.
 途中で,空港内の免税店で買い物をする.
 今回の買い物はRED ROCK DELIのポテトチップス(ここでも買ってしまった<笑>)で6種類購入.
 100g入りで3.75ドルなので,けっこうな値段のポテトチップスである.
 でもとても美味しい.
 その他,昨年,ケアンズの機内で出たものと同じアンザックビスケットを見つけたので(これをいろいろな場所で探していたが,なかなか見つからなかった.昨年はこのお店にもなかった)自分&お土産用に購入.
 2個入りで1.75ドル.
 
 
 ●<快適なフライトで日本へ>
 
 12時過ぎに搭乗開始.
 搭乗時にパスポートの提示が必要であった.
 カンタスのCクラスは昨年同様,座席の配列が1・2・2列で古い機材であり,担当の客室乗務員は全て男性であった.
 離陸前のウェルカムドリンクサービスはシャンパンを選んだのであるが,これがとても美味しかったので驚いてしまった.
 また,ヘッドフォンがノイズキャンセルに変わっており,飛行機の騒音もカットされ,とても快適であった(初めての経験である).
 食前酒のサービスの時に先程飲んだシャンパンが大変美味しかったので,注文したら(スパークリングワインはないようだ)ランソン社のものであった.
 二人で何杯も注文してしまった(たぶん1本は軽く飲んでいると思う<笑>).
 客室乗務員は少し日本語を話す事ができ,「今からM:I:3を上映します」と教えてもらう.
 往路で観そびれたので,寝ないで観る(オンデマンドではない).
 
 機内食の内容は以下の通り.前菜:海老と豆腐とえのき茸のすまし汁,メイン:ローストビーフ ラタトゥーユと白いんげん添え,または和風チキン 俵ご飯と竹の子煮添え,またはキングフィッシュのソテー アンチョビバターとポテトグラタン添えから選択,グリーンサラダハーブドレッシング,デザート:季節のチーズとドライフルーツ盛り合わせ,またはバニラシロップケーキのフルーツコンポート添え,またはフルーツ盛り合わせであった.
 その他,エクスプレスランチも準備されている.
 相変わらず,機内食は良く,シャンパンを飲み,映画を観ながらだらだらと頂いた.
 最後にオーストラリアの食後酒を飲み,大満足であった.
 カンタス航空のお酒は私達好みのものがたくさん揃っていて嬉しい.
 ただ,残念だったのが,日本語の雑誌の種類が少なくなった事,アメニティキットがロクシタンから他の製品に変わっており,大幅にコストダウンしたのかな,という印象を受けた.
 
 関東地方悪天候の影響で成田上空をグルグルと長時間旋回しており,着陸予定時間を40分くらい過ぎた19時20分頃,成田空港に着陸することができた.
 この時間帯,セントレアに着陸を変更した飛行機もあったようなので,ラッキーであったようだ.
 受け取ったスーツケースを送った後,20時5分のシャトルバスで成田エクセルホテル東急へ向かう(この続きは「成田・東京旅行記2006.8」をご覧下さい).
 
 
 昨年と全く同じコースであるが,どの土地もそれぞれの魅力があり,居心地が良いのでのんびり過ごす事ができた.
 ただ,オーストラリアドルが高いのと,物価が上がってきているので,これまでのようなお酒や料理に対する「お徳感」が少なくなってきている.
 もう一回特典航空券でオーストラリアに行く事ができるのであるが,次回も同じようなルートになりそうである.
 
 
 ◆マイレージ&ホテルポイント◆
 
 JALは特典航空券なので110,000マイルのマイナス.
 カンタスは1,000ポイントのプラス.
 私はあと2,500ポイント,夫はあと1,000ポイントで日本・ブリスベンの片道航空券(エコノミー)に必要なマイルを獲得することができる.
 Hオーナーズポイントは約17,000ポイント.
 
 
 
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