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「摂食機能療法」について


 「摂食機能」は、食べ物を認知することから始まり、食べた物を口腔内に取りこみ、咽頭、食道を経て胃に入るまでの過程のことを言います。
この過程のいずれかに異常が起こることが「摂食・嚥下障害」という疾患で、「むせる」、「飲み込みにくい」、「上手に食べれない」などの症状が現れます。


医療の進歩は日々向上しており、疾患を患い経口摂取が出来なくなっても「経管栄養」や「静脈栄養」など選択肢はあります。


しかしながら、疾患などで口から食事が出来なくなってしまった患者様でも「摂食機能療法」を行うことにより、回復の可能性が見込まれる方につきましては、医師、看護師、リハビリスタッフ等が「食べたい」「食べさせたい」の希望に答えられるよう、病院を挙げて取り組みを行っております。


VF検査(嚥下造影検査)で状態を確認し、患者様の状態にあった訓練を実施してきます。
写真右端のパソコン画面に患者様がX線透視化で映され、食物の流れを医師がモニタリングします。



 既に今年度(平成28年7月1日現在)でも9名の方が口から食事を食べられるようになりました。患者様をご紹介頂いた病院様には下記のような資料を送り状況報告、情報共有を致しております。

 食事を食べて「おいしい」と感じられる喜びを患者様と分かち合えるよう、これからも医療スタッフ全員で患者様をサポートして参ります。





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