ともさんご夫婦のラスベガス旅行記2004.5
準備編&往路 ロサンゼルスミニ観光 ホテル&観光 スパ ショー 食事 カジノ&復路


ホテル(エクスカリバー)

 

到着

 予約の段階で、通常部屋+10ドル/日のストリップビュールームにしていた
ので(ささやかな贅沢)、特に部屋のリクエストはしなかった。

 部屋は26階で、窓からはMGMグランド、トロピカーナ、マッカラン空港が見える。

以前、MGMグランドに泊まったときも「フル・マッカラン空港ビュー」の部屋だった
が、飛行機の離発着の眺めは結構楽しく、中途半端なストリップサイドの景色
より私は好きである。

広さ、内装は他のストリップホテルと同様で快適な部屋。
しかし、よく見るとスイッチがチャチかったり、うがい用のコップが使い捨てのもの
であったりと若干安っぽい。
それから、カーテンはどのホテルのも分厚くて昼の12時だろうと部屋の中は
真っ暗になるが、ここのカーテンは少し薄くて短いのか朝になると部屋の中が
少し明るくなる。

バスタブはなくシャワーブースだけだが、これは我々の希望通りなので何ら
問題はない。



プール

 プールに入るのは昨年7月のバリーズ以来。
前回の7月は暑すぎて早朝にプールを体験した程度だったが、今回は、ほどほどの
暑さだったので気持ちよくプールを楽しめた。

 ここのプールは、バリーズの四角いプールと比較すると、楕円のラインも
使った見た目はリゾート風でなかなかいい。
一番長いところで30メートルくらいあり泳ぐのにも利用できる。
ただ、午前中はホテルの陰になって日が当たらないので、日に当たることを
目的とする人は(おそらく)午後にしたほうがよいだろう。

 また、よく眺めたわけではないが、奥は子供用プールになっていてウォーター
スライダーも付いているが、深さは大人の腰近くはあったようだ。

プールがあるので、夏のラスベガスは楽しみが増えて快適である。



観光(ツアー)

 

「デスバレー日帰りツアー」

 前回、ヨセミテ公園に行って、もう観るポイントはないなあと思っていたが、
「デスバレー」がザイオン同様にお勧めとの情報を読み、日帰りツアーに参加した。

 8:00ホテル発。
いつものとおりミニバンだと思っていたら意外にも25人乗りのミニバスである。
しかも満席。新婚さんが4組といっていたのでパックツアーの一部を請け負った
グループと同席となったのかもしれない。

 高速を降りた後は、3回しか曲がらないといっていたが、真っ直ぐな道をひたすら
進む。
出発から2時間半くらいでデスバレー公園に到着。

 一番始めの観光ポイントは、「ゼブリスキーポイント」。
デスバレーでは、スターウォーズシリーズなど多くの映画の撮影が行われた
らしいが、確かに、このゼブリスキーポイントでは、「SF映画の主人公が不時着した
白い惑星」といった風景が広がる。
別世界にいるような雰囲気である。

 それから、真っ白な塩の大砂漠といった風景の「バッドウォーター」に行く。
ここもこれまで見たことのない非日常的な景色。

 3ヶ所目は、当初予定の「アーティスツ・パレット」がミニバスだと道が狭くて
入れないというので、別の岩場みたいなポイントに変更となった。
これは残念というか、旅行会社は人数が多くて儲かっているのに、その分、参加者が
割を食うというのはどうかなあと少し不満が残った。

 昼食後、最後に午前中に行ったポイントをピークの上から眺望する「ダンテスビュー」
へ行く。
素晴らしい眺めでPCの壁紙用の写真をたくさん撮影した。

 デスバレーの説明に何もない砂漠というようなことが書いてあるが、何もない
ことはない。
素晴らしい景観を多く持つ本当に印象的な観光ポイントで大満足であった。

 なお、デスバレーは猛暑で有名だそうだが、今回は暑かったが我慢できる程度
で(35〜40度くらい?)、ラスベガスのアスファルトの上のほうが暑かった。

17:00頃、ホテル帰着。


「バレーオブファイアー半日ツアー」

 私は、岩の風景はもういいよという感じだったが、妻が「今度こそ最後なんでしょ、
有名なところなら行っておきたい」というので午前中のツアーに参加した。

 バレーオブファイアーは車で1時間の場所にあるので、通常はレンタカーに
乗って自力で行くのであろうが(ツアーも少ない)、我々は運転中に眠くならない
ように規則正しく生活してお酒を控える自信がないので、旅行会社の助けを
借りることにした。

このツアーの客は我々だけ。ガイドさんも過去10年間に3回しか引率したことが
ないと言っていた。

 

 ここは、真っ赤な色をした砂岩がいたるところに飛び出した砂漠で、奇妙な岩の
ポイントを巡る。
岩はそれほど大きくないので登っていくこともできる。
エレファントロック、ホワイトドーム、アーチなどそれぞれの岩もいいが、全体の
景観がとてもすばらしい。
例えるなら、熊本の草千里の西部劇版といった風景で、本当にドライブ向き
である。
実際にシーニック・ドライブなどという道もあって自分で運転したくなってしまった。

 あまり期待していなかったがとてもよかった。
妻などは「これまでで一番よくなかった?」などと言っていた。

 

ラスベガス周辺にはグランドキャニオン、モニュメントバレーをはじめとした
世界有数の巨大観光スポットが複数あるので、それらと比較するとバレーオブ
ファイアーなどはお勧め度は落ちてしまうのだろうが、見どころ満載の楽しい
観光スポットだ。

ラスベガスには通常の基準からは抜群におもしろい観光地、大自然が
まだまだあるのかもしれない。
次回はフーバーダムか!?