シドニー・ハミルトン島・ケアンズ旅行記2006


準備編1日目2日目(1)(2)3日目(1)(2)4日目(1)(2)5日目6日目
7日目(1)(2)8日目&マイレージ


◆1日目:8月5日(土)◆

   JL3084:名古屋 14:25 →成田 15:30
  JL771:成田 21:10→シドニー 7:30+1


<のんびりと出発>

 手ぶらサービスを利用しているので,ほとんど荷物を持たずに,自宅を11時前に出発し,12時10分にセントレア(中部国際空港)に到着.
JAL国内線カウンターでチェックインをする.
ここで国内線および国際線のチケットを貰う.
手ぶらサービスの伝票を見せるが,国内線カウンターのため,担当者はこのサービスを把握しておらず,成田空港でバゲッジタグを貰う事にする.

 空港内の三菱東京UFJ銀行(最近,名前が頻繁に変わるので間違えそうになる)でオーストラリアドルのTCを作る.
何と1ドル89.7円であった!
ちなみに3年前の2003年8月の旅行記を見ると1ドル80.01円である.
さらに海外発券を始めた頃の2001年は60円くらいだったので,変動はあるものの,何とこの5年で1.5倍もオーストラリアドルが高くなったのだ!
いくらオーストラリア好きの我が家でもこれは辛いものがある.

 そして待望のランチタイム.
セントレアに変わってから,空港内のレストランで食事をするのが楽しみになっている.
飛行機を利用する度に,レストランチェックをしているが,飛行機に乗る回数が少ないので,なかなか利用機会がない.
しばらく和食も食べられないので「鈴波」に行ってみるものの,やはり行列ができていた.
そこで,今回は新規開拓ということで,「Pasta 角燈亭(らんたんてい)」で食べる事にする.
このお店は名古屋の大須にある有名パスタレストランである(私はまだ行った事はない).
店内は路地裏を意識した造りになっており,小ぢんまりとしている.
メニューはオーソドックスなものから名古屋名物あんかけスパまで種々ある.
麺の湯で加減は3種類選べ,量も5段階ある(多いものは3倍量).
私達はアスパラ明太子クリームの単品1,100円を注文.
湯で加減は「アルデンテよりも固め」を選ぶ.
お腹が空いていたので,一気に食べてしまった.
普通サイズを頼んだが物足りない感じだった.

 その後,今回もキャラクターグッズ店「セントレアフレンズ」に行き,フーの夏限定ピンバッチを購入.
ひまわりのデザインで見ているだけで元気になってくる.
同じデザインのステッカーを貰う事が出来た.
これは来年の仕事用ダイアリーに貼ろうと思う(笑).

 手荷物検査場を経て(この時間帯は空いていた),航空会社共通ラウンジへ行く.
ここに来るとついつい生ビールを飲んでしまう.

 そして,JAL3084便に搭乗.
6月のヨーロッパ旅行時と同じく,機材はクラスJ席もあったので(今はモノクラスであるが,秋からクラスJも新設されるそうである),そちらに座ることが出来た.
JALと日本トランスオーシャン航空(JTA)の両方の機内誌があり,南の島の写真を見ていると,ハミルトン島に行くのがますます楽しみになる.
成田空港到着後はバスでターミナルまで移動した.


<航空科学博物館へ>

 成田空港のJALカウンターで,荷物のタグを貰う.
その時に新設された「JALファストセキュリティレーン」の説明も受ける.
手荷物検査場で待たずに済むのは便利である(私の利用する時間帯はその後の出国審査場の方が混むが).
 その後,JCBプラザでパンフレットを貰い(セントレアには無いので嬉しい),時間があるので航空科学博物館へ行く事にする.
 我が家のように地方在住者は国際線の乗り継ぎ時間がとても長い事があり,待ち時間をどうやってつぶすか悩んでしまう
以前,ラスベガスによく行っていた時には電車に乗って成田山に行ってジャックポット祈願をしていたが(笑),夏は成田山までの道のりがとても暑いので,今回は初めて航空科学博物館に行ってみることにした.

 第二ターミナルからはバスの13番乗り場から(出入り口からとても近い場所にある)南部工業団地行きのバスで「航空科学博物館」で下車すれば,何も問題なく到着することができる.
しかし,私達はその前に出発した16時9分発の別の路線(何とか海岸行き?)に乗って「航空科学博物館入口」で下車した.
しかし,この「入口」というのがとても遠い場所で,里山を10分以上歩いてようやく博物館に到着した.
この日もとても暑い日だったので,既に汗だく状態である.
結局,その後の正しいバス(16時12分発)に乗った方が明らかに早く,快適であった(涙).

 ようやく到着した航空科学博物館は思ったよりも立派な外観であった.
また屋外にもYS-11試作1号機などの航空機が展示されている.
入場料は500円.
ここでは大型模型の操縦やフライトシミュレーターもあるが,閉館が近いこの時間帯は既に整理券の配布は終了していた.
博物館の建物は西棟,中央棟,東棟に分かれており,西棟にはボーイング747のコクピット,エンジン,客室などが展示されている.
ここに747-400の大型模型があり,丁度,コクピットで操縦しているところだった.
私も次回はやってみたいものである.

 中央棟の3階には屋外の展望台がある.
西日が眩しかったが,成田空港が良く見える.
時折,離陸する飛行機が間近を飛ぶので,とても迫力があり,気持ちが良かった.
普段は特に意識していないのであるが,私は飛行機や電車を見るのが好きなようで,こういう場所にいると離れたくなくなってくるのだ(笑).
お盆期間中は夜間も営業するようなので,空港の夜景も綺麗そうだ.
5階には屋内の展望室があり,こちらはエアコンの効いた涼しい場所で空港およびその周辺の景色を楽しむ事が出来る.

 東棟は空港模型や体験・クイズコーナーなどがあった.
面白かったのが「はばたき体験装置」.
羽を両手で持って,上下に動かすと乗っている台が回転するしくみになっている.
思ったよりも少しの「はばたき」で台が高速に回転し,浮力の強さを体感することができた(でもどうしてあんな重い飛行機が飛ぶのかは良く分からないが).
入口にある売店にはJALのデスカイシリーズや飴が売っていた.
ここで,ミッフィー付きのJALストラップ500円を購入.

 急いで屋外展示場にあるYS-11の機内を見て,17時15分の最終バスで成田空港第二ターミナルに戻る.
博物館を訪れるお客さんも多く,この帰りのバスは満席であった.
あまり期待しないで出かけた博物館であったが,我が家はけっこうはまってしまう展示内容であった.
今度は是非,フライトシミュレーターを体験してみたいものである.

  
  屋外展示場のYS-11試作一号機.他にもいろいろな航空機が展示されていた.


<成田空港でのんびり>

 機内食まで我慢できないので,空港ビル内の中華料理店「謝朋殿」で早い夕食を食べる(こんな事をしているので,旅行中はさらに体重が増加するのだ).
二人共,四川セット1,280円を注文.内容はマーボー豆腐,坦坦麺,玄米ご飯,杏仁豆腐.
ビールが飲みたくなるが,ラウンジまで我慢する事にする.

 18時30分頃,手荷物検査場へ行く.
それほど人はいなかったが,せっかくなので「JALファストセキュリティレーン」を利用する.
「手荷物検査場南」の向かって左側に設置されていた.
この時間帯は人が誰もいなかった.
朝の混雑している時は恩恵を受けそうである.
出国審査場はまあまあの混雑であった.

 そのままサテライトのJALグローバルラウンジへ行く.
ここのラウンジはとても広いので,長時間待っていても快適である.
久しぶりのラウンジであるが,軽食のおにぎり,パンの他に,新たにカップめん(デスカイシリーズ)が加わっていた.
スタッフに言うと貰えるらしい.
生ビールやワインを飲みながら,オーストラリアの勉強をする(今年は宿題がないので,のんびり過ごせた).


<シドニーへ>

 20時50分頃にJL771便の搭乗が開始した.
C席はほぼ満席状態で,相変わらず古い機材でMagic Iであった.
食事などのサービスは昨年8月と特に変わりなかったが,アメニティにシェルフラットの機材でサービスされるモイスチャーマスクが加わった.
M:I:3が上映されていたのだが,食事終了が日本時間の0時前でとても眠く,そのまま朝食まで眠っていたので,観る事が出来なかった.
私はアイマスクとモイスチャーマスクのフル装備で熟睡していたので(笑),照明がついて朝食が始まっても全然気が付かないほどであった.
しかし,シドニー線も実質4時間くらいしか眠れないので,睡眠不足になってしまう.

 また,JALオリジナルガイドブックが無くなったようだ.
レストラン情報など重宝していただけにかなり残念である.
一応,昨年と一昨年のガイドブックを持ってきたので,これを参考にレストランを探そうと思う.

 7時20分頃,シドニーに到着.
着陸前に左側の窓からはシティの景色を見ることができ,これを見ると,またシドニーにやってきたと実感する.


BACK NEXT HOME