シドニー・ハミルトン島・ケアンズ旅行記2006


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7日目(1)(2)8日目&マイレージ


◆5日目:8月9日(水)◆

<のんびりとした朝食>

 8時過ぎに目が覚める.
ほぼ12時間近く寝たので,とても気分爽快である.
天気も快晴だ.
1階のレストランで朝食を食べる.
プールサイドの席が空いていたので,ちょっと朝日が眩しいがこちらに座る.
フルブレックファーストでコールドミールのバフェ(パン,シリアル,フルーツ,ヨーグルトなど)に加え,好きな温かい料理を選ぶ事ができる.
温かい料理は昨年よりもメニューが充実しており(日本語のメニューは無かったが),卵料理の他,パンケーキやお魚の料理など日替わりで複数種あり,毎日どれを選ぼうか嬉しい悩みになりそうである.
初日の今回は夫がパンケーキとソーセージ,私はエッグベネディクトとほうれん草を選択.
また,フルーツもとても種類が多く,これにパンとヨーグルトでも十分満足な程である.

 1年ぶりの海を見ながらの朝食であるが,やはり非日常のリゾートでこうやって時間を気にしないでのんびりできるのは,休暇ならではのことである.
昨年はこのプールサイドに住み着いていたカモがいたのであるが,今回は見かけなかった.
無事に仲間に会えたのであろうか.
また,白いオウムがテーブルにやってきて大変であったが(笑),今年は
ロリキート(カラフルなインコ)がテーブルにやって来た
彼らは2羽で行動しており,テーブルの隅にある砂糖壷近くでじっと私達の動きを見ていた.
鳥に餌をやってはいけないので,彼らには何も与えず食事を続けていたら,そのまま飛び去っていったが,とてもカラフルで美しい鳥であった(鳴き声は島内の他の鳥と同じく今ひとつであるが).

  
  
テーブルにやって来たカラフルなロリキート.羽ばたくと羽の内側もカラフルだった.


<テニスをやる>

 私達は普段,全くテニスをやらないのであるが,
この島に来ると何故かテニスがしたくなる(笑).
今日も全く予定がないので,一番お気軽にできるテニスをやろうという気になるのだろう(無料だし).
朝食後,
スポーツクラブでテニスコートの予約をし(今年もコートはガラガラであった),部屋に戻り着替えをしてすぐにテニスを開始.
今回は初めて上段のコートであった.
下段のコートは壁の塗り替えを行っていた.
テニスは昨年のハミルトン島以来なので,相変わらず全然ラリーも続かない.
しかし,他に客がいないので,ボールが隣のコートまで飛んで行っても安心してテニスができる(笑).
今日も鳥がたくさん空を飛んでおり,ギャーギャー賑やかであった.
1時間遊んだ後,部屋にもどりシャワーを浴びる.


<初めてのBYO>

 夕食の予約をした後,12時過ぎにリゾートセンターにある「
トウキャン・タンゴ・カフェ&バー(Toucan Tango Cafe & Bar)」へハンターバレーで購入した白ワイン(McWilliam's Mount Pleasantのもの)を持って行く.
快晴であるものの,外の席は風が吹いて寒そうだったので,中の席にする.
初めてのBYOで断られないかどうか心配であったが,全く問題なく,無料にもかかわらず,ワインクーラーまで準備してくれた.
料理はえびとアボカドのサラダ14ドルをシェアして,二人共,トウキャンバーガー14ドルを注文.
サラダはもやし主体であり,ハンバーガーも普通の味であったが,白ワインのつまみと考えれば,十分であった.
途中で夫が氷水を頼んだのであるが,うまく意志が通じなかったようで,グラスに入った氷が出てきた.
こちらの人はワインに氷を入れたりするのであろうか(私の祖母はビールに氷を入れて飲んでいたことを思い出した).
私達の席からは外のプールや海も見ることができ,のんびりとリゾートのランチを楽しむ事ができた.

 食後は周辺をふらふらと散歩して,14時頃部屋に戻り,テラスのテーブルに昨年,ハミルトン島で購入した
小さな白いオウムの縫いぐるみを見張り役に置き(笑),昼寝をする.
16時30分頃昼寝から目が覚め(2時間以上寝ていた),テラスを見ると,本物の白いオウム2羽がテーブルにやって来ていた.
彼らは縫いぐるみのオウムを不思議そうに見ていた.
特に縫いぐるみには何もせず(テーブルに置かれていた灰皿は何かが入っていると思ったようでつついていたが),しばらくして飛び去っていった.
彼らの目にはこの縫いぐるみがどう映っているのか大変興味深いものがある.

  
  
手前の小さいのが縫いぐるみで奥の2羽が本物.大きさがかなり違う(笑).


<夕日を見ながらシャンパン>

 今日も快晴なので,
One Tree Hillで夕日を見ながらお酒を飲もうということになった.
バギーに乗っていこうかとも思ったが,夕食はがっつりステーキを食べるので,歩いて行くことにした.
昨年は初めてだったので,One Tree Hillまでの道がとても急坂で大変なものに思われたが,2回目となるとそれほどでもない事に気がついた.
丘の上に到着すると,ちょうど結婚式をやっていた.
ちょうど夕日が美しく,ロマンティックな光景であった.
こういう結婚式に参加してみたいものである.
特設バーは今年も人気でカクテルの注文が殺到しており,スタッフは大変そうであった.
私達はシャンパン5ドルを注文.
喉が渇いていたので,シャンパンを一気に飲んでしまい(笑),夕日がゆっくり水平線に沈んでいく様子をじっと見守ることにする.

  
  
この状態から日没まで夕日を見ていた.

夕日と言えどもサングラスをしていてもかなり眩しく,太陽のパワーを久しぶりに感じた.
日没が近づくにつれ,人の数も増えてきて,17時45分頃,水平線に完全に沈んだ.
普段,日中は屋内におり,ほとんど太陽とは縁のない生活を送っているので,大変貴重な良い機会であった.


<巨大ステーキとワインの夕食>

 マリーナビレッジに戻り,18時過ぎ,ステーキレストランの「
Steak House」へ行く.
以前は別の名前のカジュアルなステーキレストランであり,一度行ってみたかったレストランであった.
名前が変わり,改装されたようで,思ったよりも良い感じであった.
ドレスコードもないので,二人ともジーンズで出かけた.
予約をしていたので,眺めの良い海側の席に座ることができたが,この時点で海側の席はほとんど埋まっていた.
マリーナビレッジの一番高級なレストランである「マリナーズ」の隣にあるので,眺めはほぼ同じマリーナの景色を見る事ができる.
窓もないので,とても気持ちが良い.

  
  
テーブルから見る夕暮れのマリーナ.夜はほとんど真っ暗になる.

 このレストランは
ワインのBYOが5.20ドルで可能であるので,特に気に入っていたPepper Tree Winesの赤ワインを持ち込んで飲むことにした(実はOne Tree Hillもこのワインを持って登ったのである<笑>).
メニューは日本語もあったが,注文方法で間違った記述があった(カウンターで注文と書いてあるが,実際はテーブルで注文する).
オージービーフが大好きな私達はどの巨大ステーキを食べようか悩んでしまった.
悩んだ末,シーザーサラダ14ドル,ガーリックブレッド6ドル,夫はニューヨークサーロイン300g(レア)33ドル,私はリブアイの骨付き500g(ミディアム)39.5ドルを注文.
サーロインの方は300gからで重さを指定することができる.
ステーキのソースは複数種から選ぶ事ができ,夫はペッパー,私はマッシュルームを選択した.
また付け合せは二人ともベークドポテトのサワークリーム&ベーコンのせを選んだ.

 最初にサラダとガーリックブレッドが出てきた.
サラダはベーコン主体でレタスは少なく,ポーチドエッグものっており,かなりカロリー高そうである.
トウキャンタンゴのサラダもそうであったが,島なので生野菜が少ないのかもしれない.
ガーリックブレッドはフォカッチャであったが,味は私達にとってはまあまあだった.
この時間帯になるとテーブルはほぼ満席状態であった.
かなり時間が経って(ワインをだらだら飲んでいたので丁度良かったが),待望のステーキが運ばれてきた.
分厚く大きなステーキには木のラベルが刺さっており,ここに焼き加減やお肉の種類が書かれている.
私のリブアイは骨付きであるものの500gで覚悟をしていたが,思ったよりも大きくなかったので少し安心した.
早速,食べてみると私達の好みのお肉の味であった.
焼き加減は丁度良く,お肉自体に旨みがあるので,塩だけで美味しかった.
やっぱり,オーストラリアのお肉は美味しいねー」と大満足.
とても美味しかったので,二人共,全部食べてしまった.
このお肉と巨大ポテトが全部,胃の中に納まったと思うと,ちょっと怖いが...
最後にロングブラック4.5ドルを飲み,合計約110ドル.
大変満足なディナーとなったが,お店を出る時にも何組かが待っていた.

  
  
大満足のステーキ.ベークドポテト(左)も美味しかった.

 帰りに「コンパス・ラウンジ(Compass Lounge)」にまたまた立ち寄り,ビールを飲みながらちょっとスロットマシンで遊ぶ.
芸者の1セントスロットで待望のフリーゲーム!
珍しく16ドルのプラスとなった.
1ドルコインで出るので,けっこうな重さになってしまった.
これで滞在中はこのお金でスロットが楽しめそうである.
21時頃部屋に戻って寝る.

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