小樽旅行記 2005.1
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◆1日目:1月22日(土)◆                             

  JAL3111  名古屋 14:15 →札幌千歳 15:50


<名古屋空港>

 昼過ぎのフライトなので,のんびりと準備をして栄の天ぷら屋「松月」で730円の天ぷら定食を
食べる(そういえば前回の小樽旅行もそうだった).
 その後,空港バスに乗り,名古屋空港へ.
名古屋空港を利用するのはこれが最後
である.
何も考えずにチェックインカウンターに行くが,バーゲンフェアのチケットレスは初めてであり,
購入したクレジットカードを提示するという事を初めて知る(無知な私は最初マイレージバンク
カードだけを提示していた).
ラウンジに行くと,成田便のお客さんが多く,珍しく満席状態であった.



<北海道へ>

機内搭乗が始まる.
バーゲンフェアを購入した時,この便はクラスJの設定がなかったのであるが,搭乗してクラスJ
がある事に気がついた.
念のため,利用したこともないアップグレードクーポンを持参していたので,機内でアップグレード
してもらった.
初めてのクラスJである(実はスーパーシートにも乗った事が無かった).
アップグレードの手続きの間に座っていた普通の座席に比べるとやはり広くて快適である.
国際線にこれくらいの中間クラスがあると楽そうである.
ハーブティとお菓子を楽しんでいるうちに千歳空港に到着.
空港は積雪があるものの晴れていた.



<小樽へ移動&ホテルチェックイン>

千歳空港から小樽への移動は16時4分発のJRの快速エアポート161号を利用した.
Uシート(300円)付きで1,850円.
最初は雪景色を楽しんでいたが,そのうちに日が暮れて真っ暗になる.
やはり私の住んでいる地域よりも日没が早い.

 千歳空港で貰った無料情報誌を読んでいたら冬の旬の魚介類について書かれていた.
無知な私は北海道の冬の名物は「蟹」しか思い浮かばなかったが,いろいろな魅力的な食材が
あることを知る.
そこで夫と食べたいものをチェックする.
今回絶対に食べたい旬の海の幸は以下の通り.
厚岸産の生牡蠣,八角,鱈の白子,ひらめ,寒ブリ,ほたて,毛蟹である.
ちなみに生牡蠣と白子は夫が苦手であるから私だけの希望だ.
果たして2泊でこれだけ食べる事ができるのであろうか(笑).
それにしても最近は特に旅の目的がほとんど全て「食」になっているような気がする.
こんな状況なので私のダイエット計画も旅行の度にストップしている.


 17時9分,小樽築港駅に到着.
まだ3回目であるが,懐かしい場所に戻ってきたという気がする.
巨大観覧車のあるショッピングセンターのウイングベイ小樽の中を通ってヒルトン小樽へ.

フロントでチェックイン.
14階の禁煙フロアの海側のお部屋を用意してくれ,朝食券をサービスして貰えた.

レイトチェックアウトも15時まで大丈夫とのこと.
部屋の窓から外を見ると,私達が到着した時とは一変して吹雪になっていた.
また,サービスのオードブルは昨年の時とは若干内容が異なっており,蟹などのおつまみが
チーズ&クラッカーに変わっていた.
さらにミネラルウォーターのサービスもあった(りんご3個は以前と同じ).
ミネラルウォーターは以前,ウイングベイで購入していただけにとても嬉しい.

また,アメニティはヒルトンオリジナルであるが,シャンプー類のメーカーがウエラからエフティ
資生堂に変わっていた(確か去年10月の小田原の時は変わっていなかったような気がする
が...).



<鉄板焼の夕食>

夕食は予約していたヒルトン小樽2階の和食レストラン「源氏」の鉄板焼コーナー
鉄板焼カウンターは一つ(9席)で,とても落ち着くことができる.
前回,コース料理が大変美味しかったのでまたコースにしようかとも思ったが,今回は単品
での注文にした.

 まず地酒「鬼ころし」(1合1,060円)を飲みながら,注文を決める.
このお酒が丁度料理に合って美味しいので,結局5合程飲んでしまった.

そしてお刺身はお勧めのブリ(880円),ヒラメ(1,650円),鮭児のルイベ(3,300円)を頂くこと
にした.
ブリはお刺身と軽く炙ったものを出してもらったが,どちらも特徴があり美味しかった.
炙ったのはちょうど脂がのっている寒ブリにぴったりの調理法だと思った.

 またヒラメも美味しく,追加をお願いしてしまった.
盛り付けも美しく,最初のお皿では巻いたヒラメの上にイクラがのっていたが,次に注文した
時はウニをのせてくれていろいろと嬉しい心遣いがあった.

 鮭児は「幻の鮭」と話には聞いた事があるが,食べる機会がなく,初めて機会に恵まれた.
本来は4年で戻ってくるのであるが,2年で戻ってきたものを入手したそうだ.

ルイベは元々安い物しか食べた事がなかったので,よく分からないが,この鮭児のルイベは
口の中で爽やかに溶けていき,過去に食べたルイベとは全く異なるもので幸せな気分になった.
もうこの時点で北海道の味覚を楽しみ,十分満足した状態であった(笑).

そして,もう一つの楽しみである鉄板焼を食べる.
単品メニューの中からほたて(1,320円),タラバガニ(3,860円),アワビ(4,400円),平取牛
サーロイン(150gで8,800円)を注文した.
どれもそれぞれ美味しかったが,やはり今回も平取牛は霜降り状態で素晴らしかった.
サーロインなのにお肉の形状が四角でとても贅沢であった.
次回は平取牛のステーキを思い切り食べてみたいものである.


 最後にお寿司3貫ずつをいただいた.
ちなみに夫はウニ,イカ,ブリの炙ったもの(お刺身で気に入ったので注文),私はぼたんえび,
ほたて,ブリの炙ったものである.
ブリの炙ったのはお寿司にしても大変美味しかった.
冬の北海道の味覚を十分に楽しむ事ができ,初日から大変満足なディナーとなった.



<ちょっとお散歩>

今回も食後のウイングベイのお散歩をする.
暖房がきいているのでコート無しでも平気でフラフラできる.
ポスフールへ行き,十勝ワイン清見(2,520円),おつまみ(鮭スライス,たら棒),六花亭の
マルセイバターサンド,霜だたみ(各4個入り)を購入する.
「さあ,部屋で二次会だー」とホテルに戻るとエレベーターホールには丁度,お土産を買いに
行っていた修学旅行生がたくさんおり,全てのエレベーターが満員状態.
しばらくロビーで待つ.
空いた頃にエレベーターに乗り,部屋に戻る.
ワインを飲みながら明日の計画を少し立てて睡眠.



 本日の歩数:約8,200歩