小樽旅行記 2005.1
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◆2日目(その2)◆                                


<お寿司の昼食>

 電車の中で「やっぱりお昼はお寿司だよねー」と盛り上がり,昼食はお寿司にする.
普段はお寿司を食べる事がほとんどないが,小樽に行くとお寿司ばかり食べている.
お気に入りのふじ鮨に行こうかとも思うが,新規開拓ということでまだ行った事のないお店へ
ということで「蔵寿司 運河通り店」(小樽市色内2-2-6)へ行く.
石蔵を改修しており店内はレトロな雰囲気.
日曜日のお昼過ぎということで店内は大賑わいだった.

 最初に日本酒を頼み(地酒1合700円,結局4合飲む),厚岸産の生牡蠣2ヶ(1ヶ600円),
白子ポン酢(1,200円),刺身(ヒラメ&鮑,4,000円)と次から次へと調子に乗って注文して
しまった.
混雑していたので料理の出てくるペースはのんびりであったが,我が家はお酒をだらだら
飲むので丁度良かった.

厚岸産の生牡蠣はテレビでしか見た事がなく一度食べてみたかったのであるが,とても
巨大でシドニーの牡蠣とは対照的である.
しかし大きいにも関わらず,味も意外に繊細で牡蠣が苦手な夫も喜んで食べていた.
念願の牡蠣を食べる事ができて大満足だ.
いたみやすいのであまり多く仕入れないとのことで,このお昼も売り切れになってしまっていた.

白子ポン酢(「たちポン」と言うらしいが,知らなかった)はとても濃厚な白子で日本酒が
どんどん進んでしまう.
お刺身の鮑は水槽から取り出して目の前で調理してくれる.
昨晩に続いて鮑が食べられるなんて普段の生活からは考えられない贅沢である.
 

 そして締めは「おまかせ寿司」2人前(1人前は4,000円).
食べるのが勿体無いくらい盛り付けがとても美しい.
どれも美味しいが,特に炙りトロ&サーモンが良かった.

  
  見た目にも美しい「おまかせ寿司」.手前の一番左と二番目が炙りトロ&サーモン.

豪華な昼食は合計約18,000円.
今回の旅行もかなりの食事代になりそうである.
まあこういう楽しみのために仕事をしているようなものであるが...


 雪景色の晴れた街をフラフラして,お菓子屋さん,田中酒造経由で16時頃にヒルトン小樽
に戻る.
そして恒例のお昼寝タイム.
昼寝から目が覚めて窓の外を見たらそれまで晴れていたのにもかかわらず吹雪になっていた.
冬の小樽の天候は変化が激しい.



<洋食のディナー>

 19時からヒルトン小樽2階の「マリーナバー&レストラン」で夕食.
バーは過去に利用した事があるが,レストランは初めてである.
バーの奥にあり,それほど広くはないが落ち着いた良い雰囲気.
食前酒(夫はマティーニ<940円>,私はミモザ<1,860円>)をいただき,コース料理9,240円
(月代わりらしい)と白ボトルワイン(7,160円)を注文した.


 コースの内容は以下の通り.
 ・4年物の殻付き厚岸産牡蠣のグラタン シャンパンの香りと共に
 ・炙った根室産タラバガニ 美食家風の半熟卵を添えて イクラ入り冬の柑橘とオリーブの
エマルジョン

 ・天然真鯛のクリアなコンソメ エビス風味
 ・軽く燻した函館産寒ブリを柔らかく煮込んだ大根に乗せて サロマ産牡蠣のバルサミコ
 風味ソースで

 ・ロゼシードルシャーベット ローズマリーの香り
 ・スペイン産イベリコ豚の背肉とズワイガニの自家製ソーセージ 余市リンゴと和寒産寒玉
キャベツのソテー添え
 レモン風味の海塩を添えて
 ・とろける北海道クリームチーズとミックスベリーのコンポート へーゼルナッツのジェラート
を添えて

 ・コーヒーまたは紅茶

 主に旬の北海道産の食材を利用しており,北海道の味覚を楽しむ事ができた.
厚岸産牡蠣のグラタンを食べる事ができたが,生とはまた違った良さがあった.
このお値段でこれだけ質の高い食事ができて満足したが,特にお肉のメインとデザートが
気に入った.
小樽はお寿司や和食だけではない事に改めて気がついた楽しいディナーだった.

 食後は閉店後のウイングベイを散歩し,23時頃に睡眠.
今日もたくさん食べた1日であった.




 ★本日の歩数:約18,000歩