ホノルル旅行記 2003.11
準備編 1日目(1) 1日目(2) 1日目(3) 2日目(1) 2日目(2) 3日目(1) 3日目(2) 4日目,マイレージ


◆1日目:11月7日(金)◆                       

  JO84  名古屋 19:20 →ホノルル 7:00



<名古屋空港>

私と夫は17時頃に名古屋空港に到着.
いつものように海外旅行保険に入って,空港内の銀行で米ドルを購入.
最近は円高なので旅行をするには嬉しい時期であった.
今回はラスベガスではなくハワイなので,少額の紙幣にしてもらう.
そして,送ってもらったスーツケースを受け取ると17時30分になっていた.
この時間に皆で集合することになっている.
父と母は既に来ていたが,会社から直行する妹はまだ来ていない.
道路が混雑していたこともあり,15分後に妹が到着し,
チェックインカウンターへ行く.
今回は5人なので,夫が一人で座る事になるのであるが,
隣はブロックしてくれるとのこと.

 

お腹が空いたので,和食レストランできしめんを食べる.
お酒好きの父は既にビールを飲んでいる.
ラウンジで飲めると言ったのであるが,我慢ができなかったようだ.

 

免税店も行かず,ラウンジ名古屋へ直行.
この時間は空いていた.
父はここでさらに喜んで多くのビールを飲む.
5人という大人数であると宴会状態になってしまう.
夫もビールに加えて,カクテルを作っていろいろなお酒を飲んでいた.
もうそろそろ搭乗時間かな..と思っていたら20分遅れるとの事.
こういう時,ラウンジであるとのんびりと待つことができるので便利である.
トイレに行くために外に出たら(ラウンジ名古屋はラウンジ内にトイレがない),
ホノルル行きの客でロビーはすごい人で床に座っている人もいた.

 

20時10分にJO84便の搭乗開始.
確か航空券を購入した時はビジネスクラスがガラガラだったはずなのに,
夫の隣以外は満席であった.
実は帰りの便でアテンダントに聞いたのであるが,連休の谷間で航空券代が
安いこともあり,予約が殺到してオーバーブッキングになってしまったそうだ.
それで,多くの人がインボラアップグレードされたそうである.

   地方の空港からのホノルル直行便が相次ぐ運休に追い込まれているそうだが,

   名古屋はまだ大丈夫かな(でも昔はANAもNWもあったのに,今はJOのみ)!?

結局,夫が座る予定だった一人の席は希望で父が座る事になった
(とても気楽だったようだが,食事の時は寂しかったらしい).
JAL WAYSのCクラスは初めて利用したが,機内食,サービス共に

JALのCクラスと同じであった.
機材もとても古いということを聞いていたので覚悟はしていたが,
MAGIC Iがついていた普通のシートであった.
私はこれで十分である.
デザートは大好きなイチゴのショートケーキがあり嬉しかった.
気持ちよく寝ているとすぐに朝食タイム.
やはりホノルル線は短いので,睡眠不足になってしまう.

 

 

<ホノルル空港>

7時過ぎにホノルル空港に到着.

毎度のことながら,眠くって頭がボーっとしている.
入国審査は多くの人が並んでいて,15分くらい待った.
荷物を受け取って税関で関税申告書(一家族に一枚)を見せる.
今回,私達はチョコレート,妹は米を持っていたので申告書の「食べ物を持っている」欄に
チェックしたのであるが,持っているものを答えただけでOKであった.

8時頃に団体出口を出ると予約していたリムジン会社の運転手が
プラカードを持って立っていた.
ネットで予約したのでちょっと不安であったが,無事迎えに来てくれていた.

 

 

<豪華リムジンでのオアフ島一周観光>

今回,リムジンでオアフ島一周観光をするのである.
こんな企画(!?)は夫と二人の旅行では絶対にありえない.
皆,リムジンを目の前にして一気に眠気が覚めて興奮状態になる.
到着したリムジンの前でまずは記念撮影.

  
  こんなリムジンで島内観光ができるなんてセレブになったようだ(笑).


車内も5名が余裕で座ることができてとても快適.
天井は星空をイメージしたライトが点灯している.
クーラーの中には氷冷した飲み物があるので,いつでも飲むことができる.
運転手は両親がメキシコ人でハワイに移り住んだとのこと.
1年しか日本語を勉強していないのに,けっこう上手である.

 

最初の観光スポットはモアナルアガーデン
ここには
この木なんの木、気になる木……、の日立グループのCMに登場した
巨大な「この木なんの木」があるのである.
この木の名前はモンキーポッドといい,中南米原産で広く亜熱帯地域に
分布しているそうだ.
この巨木は可愛らしいピンクの花をつけており,これを見ていると
ゆったりした気分になれる.


  
  こんな巨木がこの公園にはたくさんあるのだ.

次に石原裕次郎の別荘
私達若者(!?)は別に興味はなかったのであるが,両親は是非見たい!との
ことだったので,連れて行ってもらった.
ダイアモンドヘッド近くのカハラの高級別荘地にあり,海も目の前で
うっとりしてしまう.
近くにソニーの盛田会長の別荘もあり,父はそちらの方が興味あったようだ.

 

そして9時30分にハナウマ湾到着
駐車場は入車制限をしており,観光バスやリムジンが順番待ちをしていた.
ここは映画「ブルー・ハワイ」の舞台になった超有名スポットで
海は透明度も高く,シュノーケリング天国だそうだ.
一度,行きたいと思っていたが,なかなか訪れる機会がなかった.
今回は残念ながら崖の上から眺めるだけであったが,その美しさは
ここからでもわかった.とても青い海で素晴らしい.
次回はここでシュノーケリングかダイビングをしてみたい.

 

次はハロナ潮吹き穴
運転手に「これです」と教えてもらった時にはよく訳がわからなかったのであるが,
岩の割れ目から海水が吹き上がるのが「潮吹き穴」だったのである
(事前に勉強していなかったので...).
これは水面下にある洞窟の中に海水が溜まり,打ち寄せる波の満ち引きによる
水圧でその海水が押し上げられて起こる現象だそうだ.
潮吹き穴も凄いが,むしろその周囲の眺めに感動した.

 

ここから右手に海を眺めながらのドライブでとても気持ちが良い.
今までハワイの海ってワイキキビーチしか見たことがなかったのであるが,
この辺りの海はワイキキよりもダイナミックでワイルドだ.
こういう景色を見ると島であることを改めて認識する.

 

しばらくしてマカプウ・ビーチに到着.
ここはボディボード専用のビーチだそうだ.
私は超初心者であるが,一度はこういう場所でやってみたいものである.
沖にあるマナナ(ラビット)島はこのビーチのシンボルである.

 

ここから車はちょっと内陸部を走って景色が単調になったので,
思わずウトウトしてしまった.
やはり睡眠不足は辛いようだ.
私以外も眠っていたようで,知らないうちにチャイナマンズ・ハットに到着.
沖合いに浮かんでいる島が中国人の帽子に似た形から
その名前が付いたようだ.
その後ろにはジュラシックパークの撮影に使われた場所(クアロアパーク)がある.

 

オアフ島は狭い島かと思っていたが,意外に広く,ノースショアまでは
かなり時間がかかる.
さらに1時間以上走って(また眠ってしまった.おかげで睡眠不足も解消できた)
サンセット・ビーチへ到着.
ここは世界的に有名なハイサーフのポイントだそうで,冬場のシーズンになると
大きな大会も開かれるそうだ.
テレビで見るような巨大な波はなかったが,多くのサーファーで賑わっていた.