| ◆4日目(その2)◆
 
 ●<久しぶりのミュンヘン>
 
 17時20分頃,ミュンヘンのシティヒルトン前にバスが到着し,ここで解散となる.
 懐かしいシティヒルトンの外観である.
 こぢんまりした感じなのであるが,けっこう奥行きがあるので部屋数はそれなりに多い.
 フロントへ行きチェックイン.
 
 JALバス利用の人の多くもこのホテルに宿泊ということでそれまでガラガラだったフロントがいきなり混雑してしまった.
 今回はダイヤモンドVIPに昇格して初めての海外での宿泊だったので,ちょっと期待してしまったが,初めて名前付きで挨拶された以外は特にゴールドの時と変わりはなかった.
 「アップグレードして2階のお部屋にしました.朝食は無料で1階のレストランか5階のエグゼクティブラウンジを利用して下さい.」との事だった.
 実は1階のレストランの朝食バフェは大変内容が充実していた記憶があり(昔,プランに付いていた朝食は手前のカフェでの利用という事を知らずに,連日レストランで食べていた.
 チェックアウトの時にけっこうな追加料金を請求されてその時にようやく気が付いた<笑>),ここに宿泊する一番の楽しみだっただけにこの朝食が無料になりとても嬉しい.
 
 このホテルはヨーロッパ式で言うと5階建て(実際は6階)で2階の中庭側のデラックスルームであった.
 ちなみに1階がヒルトンルーム,私達の2階がヒルトン&デラックスルーム,3階がデラックス&エグゼルーム,4階がヒルトンルーム,5階がエグゼルーム,ラウンジ,フィットネスセンターのようである.
 低層階だったのでちょっと広い部屋を期待していたのであるが,普通の部屋であった.
 まあ,無料宿泊なのでデラックスルームに1クラスアップグレードしてくれただけでも感謝しないといけない.
 お部屋は最近改装されたらしく,新しくスタイリッシュな雰囲気であった.
 カテゴリー2でこの部屋とは満足である.
 ウェルカムフルーツ(りんご<赤&青>,オレンジ,バナナ)とミネラルウォーター(エビアン500mlが1本)のサービスがあった.
 バスローブは無かった.
 アメニティもごく普通だった(後から分かったがデラックスルームの部屋は全部同じもののようだった).
 
 
 ●<ラウンジに行ってみる>
 
 荷物を片付けた後,18時頃に5階にあるエグゼクティブラウンジに行ってみる事にする.
 ここも改装したばかりなのか,とても新しくお洒落な雰囲気であった.
 広さもけっこうある.
 ちなみに15時から17時がケーキタイムで18時から20時がカクテルタイムとの事.
 さすがにこの時間帯は数人しかいなかった.
 ここのラウンジはお酒が常に飲めるようで,ビールやワインなど種々のお酒を楽しむ事ができる.
 乾き物も数種類あるので,これで十分である.
 テラスの席(2テーブルある)でのんびりするが,陽射しがとても強くて暑く,レーベンブロイの瓶ビールを何本か飲む.
 
 18時のカクテルタイムが始まると日替わりで温かい料理が1種類(今日はキッシュ),冷たい料理が数種類並ぶ(今日は生ハムメロン,カナッペ).
 その他,野菜スティック,パン,チーズなどが用意される.
 無料でこの施設が利用できるなんて本当にありがたい事である.
 
 
 ●<ホテルのレストランで夕食>
 
 ラウンジでだらだらお酒を飲んでいたら,ホテルの外で夕食を食べるのが面倒になってしまった.
 そこでホテルにあるレストラン「レーベンシェンケ」に行く.
 ここは伝統的なバイエルン料理のお店らしい.
 まだ明るかったので,外の席に座った.
 週末ということもあり,多くの人がお酒や食事を楽しんでいた.
 まず,白グラスワインを頼む.
 200mlで5ユーロと他の店に比べると高いが,ホテルのレストランでもこの価格で飲めるなんてとても嬉しい事である.
 味も辛口でなかなか美味しい.
 ドイツに住んだらお酒代がかなり安く済みそうである.
 
 「今日もホワイトアスパラを食べたい気分!」ということで2人ともホワイトアスパラを頼む.
 ここのアスパラは極太の9本が結ばれており,ちょっとお洒落な感じだった.
 もちろんお決まりの付け合せのジャガイモもある.
 サイドオーダーで夫がスモールビーフステーキ,私がシュニッツェル.
 ソースはオランデーズとバターの両方を注文したので,私は両方の味を交互に楽しむ.
 夫はシンプルが一番と何もつけずに食べていた.
 こういう所で体型の差が出るのだろうな,と思った(笑).
 合計48ユーロ.
 
 
  旅行中何回も食べている(笑)ホワイトアスパラ&シュニッツェル.
 
 
 そのまま部屋に戻り,まだ20時30分であったがすぐに寝る(ちなみにターンダウンは滞在中1回もなし).
 
 
 ★本日の歩数:15,611歩
 
 
 
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