◆9日目(その2)◆
●<マリエンベルク要塞を見る>
再集合し(結局,自由時間中はレストランで食事をしていただけだった),アルテ・マイン橋付近を散策する.
この橋には聖人像が所々に建っているのであるが,何よりも素晴らしいのが橋から見えるマリエンベルク要塞である.
ブドウ畑のある丘の上に建っているお城はとても絵になる風景である.
カレンダーにこの橋から撮影したと思われる写真があり,ずっと楽しみにしていたのであるが,実際に眺めてみると予想以上に美しかった.
ほろ酔い気分だった事もあり,いつも以上に感激の強度が大きくなってしまった(笑).
マイン川を散策し,バスに乗ってマリエンベルク要塞へ行く.
途中,急な坂を登っていった.
マリエンベルク要塞は1253〜1719年まで歴代の大司教領主の居城となっていたそうだ.
ここでの自由時間は少なかったので,のんびりと過ごす事ができなかったが,一番奥の「領主の庭園」からのヴュルツブルク市街の眺めはまたまた素晴らしかった.
マイン川,ぶどう畑,赤茶色の屋根の建物が並んでいる街とのバランスがとても良いのである.
ドイツ旅行の最後を締めくくるのにふさわしい絶景であった.

「領主の庭園」からの眺めは私がイメージするドイツの美しさがあった.
●<フランクフルト空港へ>
これでヴュルツブルク観光は終了し,バスはフランクフルト空港経由でフランクフルトのインターコンチネンタルホテルへ向かった.
私達はこのまま日本へ帰るのでフランクフルト空港で下車する.
17時10分に空港到着.
JAL便接続ということで,第2ターミナルで降ろしてくれるので,とても楽である.
JALのカウンターでチェックインをし,その後,税金の払い戻しをする.
今回は2箇所の場所で払い戻しをしなければならないので,ちょっと面倒であった.
刃物類などはスーツケースに入れる必要があったので,ミュンヘン三越で購入したものについては搭乗手続き後(この時にスーツケースにはタグを付けて貰うが,預けない),JALカウンターの斜め向かいにある税関(ZOLL)でパスポート,搭乗券,免税書類,免税品の入ったスーツケースを見せて書類にスタンプを押してもらう.
この時にスーツケースを係員に預ければ完了.
手荷物として持ち込む場合は出国審査の後の税関でスタンプを押してもらい,隣の払い戻しカウンターで現金を受け取る事ができるので楽である.
ちょうどこの近くに第1ターミナルに移動できるスカイライン乗り場があるようで,第1ターミナルにあるカジノの広告もあった.
私達が訪れた都市はカジノがなかったので,最後に遊びたかったのであるが,出国手続き後の状態でその場所にどのように行けばよいか分からなかったので諦めた(ご存知の方,いらっしゃったら教えて下さると嬉しいです).
この第2ターミナルは以前利用した第1と比べてお店の数の少ないので,空港巡りをするのも寂しい場所である.
そこでサクララウンジでのんびりする事にした(ここはサクラとビジネスクラス共用ラウンジの2箇所あるようである).
ここのサクララウンジはけっこう広く,ゆったりと座る事ができた.
お酒は瓶ビール,ワインなどがメインで期待していた程のものはなかったが,カップ麺(デスカイシリーズ)があるのには驚いた.
これはドイツ料理に飽きていた私達にとっては嬉しいものであった.
これは他の人達にも人気なようで,すぐに無くなるので係員がどんどん補充していた.
他のおつまみは乾きもの系が数種類あった.
●<日本へ>
さすがにGWということもあり,JAL408便の2階席は1席以外満席であった.
お酒は相変わらずドイツワインを飲んでいたが(料理は飽きてもワインは飽きない<笑>),食事は和食にした.
久々の和食はやはり嬉しくホッとするものがある.
シェルフラットシートのおかげでそれほど疲れもなく,15時20分頃,成田空港に到着.
スーツケースを送り,後泊地の東京ディズニーリゾートへ向かう(この後は「国内編」の「東京ディズニーリゾート旅行記2005.5」をご覧下さい).
久しぶりのドイツ旅行であったが,お酒が美味しいのと街の雰囲気がのんびりとしているのがやはり魅力である.
おかげで大変リフレッシュすることができた.
次回はもう少しドイツ料理とドイツ語を勉強してから出かけたいものである.
◆マイレージ&ホテルポイント◆
今回の旅行で貯まったJALのマイルは久々の長距離線利用で約36,000マイル.
キャンペーン中だったのがありがたかった.
海外発券は中断するので,これからは使う一方になりそうである.
Hオーナーズポイントは約6,000.
無料宿泊だったのであるが,食事をしたので思ったよりも貯まった.
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