| ◆8日目:6月10日(土)◆
 
 JL412:アムステルダム 20:15→成田 14:30+1
 
 
 ●<ワッフルの朝食&チョコレート買い>
 
 8時に起きる.
 今日はヨーロッパ最後の日である.
 こちらはとても気候が良く過ごしやすいので,梅雨の日本に戻るのは残念である.
 夫がホテルの朝食に飽きたというので,外で食べる事にする.
 何も考えず,メトロに乗り,グランプラスへ向かう.
 グランプラス手前に心惹かれたワッフル屋さん「ゴーフル・ドゥ・ブリュッセル(La Gaufre de Bruxees)」があったのを思い出し,そこでワッフルの朝食を食べる事にする.
 外の席に座り,コーヒー1.9ユーロ,夫はワッフル・リエージュ風 1.9ユーロ,私はワッフル・ブリュッセル風
      2.5ユーロを注文.
 トッピングは何もせず,前回旅行のダンドワと同じく食べ比べをすることにした.
 どちらもそれぞれ美味しいのであるが,砂糖が入っているリエージュの方がより好きかも,という2人の結論になった.
 
 その後,小便小僧に帰国の挨拶をしに行く(笑).
 今日の彼は黒い服を着ており,靴下も履いており,かなりお洒落だった.
 
 
  お洒落なジュリアン君.この日も彼は人気者でたくさんの人が集まっていた.
 
 そして,この後,お土産のチョコレートを購入する.
 実はこれまで一切,お土産を購入していないのだ.
 グランプラス周辺のチョコレート屋さんをいろいろ回る.
 結局,大好きなガレの他,ゴディバ,ノイハウス,カフェタッセ,ドルフィンのミニタブレットを購入.
 木箱入りも思い切って買ってしまった.
 合計したミニタブレットは400枚以上になってしまった(笑).
 この内,半分弱は私達2人で食べる予定である.
 それにしてもどれくらいのカロリーになるのだろう...
 
 
 ●<甘いランビックで休憩>
 
 チョコレート買いで疲れたので,11時過ぎ,有名なビアカフェ「ア・ラ・ベカス(A La Becasse)」(Rue de Tabora 11)で休憩をする.
 お店は通りから少し狭い道を進んだところにある.
 開店していたが,この時間はまだお客さんはいなかった.
 お店はそれほど広くはないが,ビールがのんびり楽しめる雰囲気である.
 この店の名物であるランビック・ドゥー3.8ユーロを注文.
 ランビックに砂糖が入っているのだ.2人分のビールが陶器のデカンタに入って出された.
 自分でグラスに注いで飲むスタイルであるが,甘くてちょうど疲れた時に適している.
 ランビックの酸っぱさが抑えられており,お酒とは思えないほどの軽い飲み心地である(笑).
 おかげで疲れもすっかり取れた.
 
 
  ランビック・ドゥーは甘くてついついたくさん飲んでしまうビールである.
 
 
 ●<ビアカフェのはしご>
 
 先程のお店でだらだらしていたら,12時になったので,最後のランチを食べる事にする.
 二人共,食事よりもランビックが飲みたい気分だったので,またまたビアカフェ「ア・ラ・モール・シュビット」に行く事にする.
 一応,種類は少ないが,サンドイッチ,オムレツの軽食はあるので,夫はハムサンド
      4.8ユーロ,私はクロックマダム 6.3ユーロを注文.
 夫は最初にブランシュ 3ユーロ,次にグース 3.5ユーロを飲んだ.
 私はクリーク 3.6ユーロ.
 料理はビアカフェということもあり大変シンプル.
 夫のサンドイッチはスライスした田舎パンの上に巨大ハムだけが載っているというものでピクルス入りのサラダが別に添えられていた.
 夫は私のクロックマダムが羨ましそうだった(笑).
 でもビールをメインにするのであればこれで十分だ.
 しばらくして,留守だった猫が戻ってきた.
 ふらふらと店内を歩き,店奥にあるカゴに自力でちょこんと入っていた.
 ブリュッセルを去る前に再び猫に会えて,夫はとても喜んでいた.
 今回の旅行ではこのビアカフェが個人的には一番居心地が良く,気に入ってしまった.
 近所にあったら毎日通ってしまいそうだ.
 
 
 ●<チェックアウト&JAL送迎バスでスキポール空港へ>
 
 「ア・ラ・モール・シュビット」でだらだら過ごしすぎていたので,慌ててホテルに戻り,荷物をまとめ,14時にチェックアウト.
 もう既にJAL送迎バスの運転手さんはお迎えに来てくれていた(本当は14時30分発).
 お客が2人ということで,今回はベンツのワゴン車で,とても快適.
 
 途中,渋滞していたが,16時40分にスキポール空港に到着.
 JALのチェックインカウンターは17時からオープンとの事(日本人スタッフは誰もいなかった).
 オープン直後のカウンターはCクラス利用者がほとんどであった.
 Fクラスシートはやはり満席で,隣り合わせのシートは無いとの事.
 それでもFクラスシートに座りたかったので,バラバラで座る事にする.
 また,成田から国内線で乗り継ぐのであるが(別の予約なので,つなげて貰い,荷物をスルーにしてもらうように事前にお願いしていた),荷物はスルーに出来ないとの事.
 成田で一旦受け取ることになった.
 
 ちょうど,明日ワールドカップのオランダ戦があることもあり,数十人のオレンジ集団がドイツ行きの飛行機に乗ろうとしていた.
 靴下も靴も全部オレンジだった人もいた.
 出国審査の後,フランスで購入した物を提示して税関でスタンプを貰う.
 JALサクララウンジに行くと,入り口に「本日は利用客が多いので,カード保持者以外のラウンジご入室はお断りする可能性がありますので,ご了承下さい.」などいう内容の掲示があった.
 
 
 
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