ラスベガス旅行記 2002.10
準備編 1日目(1) 1日目(2) 1日目(3) 2日目(1) 2日目(2) 3日目(1) 3日目(2) 4日目(1) 4日目(2) 5日目,マイレージ


◆4日目(その2)◆                                   

<ル・サークでディナー>

17時前に昼寝から起きて,ディナー用の服に着替える.
今晩は18時からベラッジオのフランス料理店「ル・サーク」でディナーなのだ
もちろんさっき買ったカバンを持っていく.なんかカバンだけが浮いているみたいである.
服も高級なのを買わなくっちゃ...

 

せっかくドレスアップしたので,リッチにタクシーでベラッジオに行く.なんか優雅な気分だ...

まだ時間が早かったので,「O」の売店に行く.
前から夫はシルク・ド・ソレイユのCDを欲しがっていたのだ.「O」と「ミスティア」のCDを購入.
これは通勤用に重宝しそうだ(私はブルーマンのCDを愛用している).

 

そしてフランス料理店「ル・サーク」へ.
ここは前から行きたかったレストランだったので,非常に期待していた.
お店はピカソよりも狭くこぢんまりした感じ.私たちは窓際の席に案内してもらえた.
噴水ショーが間近でバッチリ見ることができた.しかし,音楽はほとんど聞こえない.
噴水のパターンを見ながら何の曲かを予想していた.

食前酒は二人ともシャンパンにした.そして,料理は95ドルの5コースディナーにした.
料理は以下の通り.ロブスターといんげん豆のサラダ,フォアグラのラズベリーソースがけ,
白身魚(たぶんタイ?)のバジル&トマトソースあえ,牛肉の煮込みステーキ風,
デザート1(チョコレートアイスがシナモンジュースの中に浮いているもの),
さらにデザート2(夫:りんごのケーキ&アイスクリーム,私:生クリーム&クッキー,
薄い白チョコと金箔で飾られているもの,特に何も聞かれなかったが,それぞれ異なったデザートが
出された)である.
味は上品であっさりしていた.量的にはちょうど良いくらい.
ただ,私たちは昨日の「ノブヒル」のサービスや味が素晴らしかったので,ちょっと肩透かしをくった感じである.
ワインはソムリエにアメリカの白ワインをお願いしたら,何と53ドルの安いワインを勧めてくれた.
メニューを見るとアメリカのワインは全て100ドル以下とお値打ちで,フランスワインになると
逆にとんでもなく高くなっていた.

お店は大変賑わっていて,バーで待っている人もたくさんいた.
客層は年配の人が多く,ドレスアップしている人が多く.いかにもお金持ちそうなおじさま二人組などもいた
(ピカソよりも年齢層が高そうで,お金持ちっぽい人が多かった).


結局,チップ込みで370ドルだった.
ベラッジオのレストラン(ル・サーク,ピカソ)に比べて,MGMのレストランの方が店員の質が高く
良いサービスを受けることができるし,味も良いと思った.

 

 

<お買い物タイム:パート2>

食後のお散歩はフォーラムショップスでお昼の買い物の続きをすることにした.
いろいろとお店をフラフラして,夫のネクタイピンを探すが,どこのお店もほとんど取り扱って
いないことがわかった.
ただ,お昼に比べて綺麗な格好をしていたので,店員の対応が断然違う!
さすがにカルティエの店員も私のカバンを見つけてすぐに寄ってくるし,どこに行っても親切に対応してくれる.
結局,夫はフェラガモで靴を買うことに.
夫はどうせ靴だから,そんなに高くないと思い,試し履きした後,値段も聞かずに買う(一度,そういうことをやってみたかったそうだ).380ドル!
こんな靴,二度と買えないだろうなー.いつもの靴が何足買えるんだろう...

 

その後,私は先ほど夫がタイピン探しで回ったお店の一つであるブルガリの時計が
心惹かれてもう一度,お店に行ってみることにする.
ブルガリの時計なんて高くて絶対に買えないのであるが,安い(..といっても普段の私では手が出ないのだが)
お手ごろな新製品が出たのである.
中国系の店員に「安いよー.いいわよー.」と怪しい日本語で勧められる.
値段を見ると1200ドル.
悩んでいると店員はさらに「香港で買うとこの値段よー.ラスベガスで買うと安いよー.
日本人,みんな買っていくよー.」と電卓を私に見せる.
別に今の私はお値打ちでなくってもどうでもいいのである.
欲しいものを何も考えずに買うのは今回しかチャンスがないのだ.
「こんな機会,もう来ないから買っちゃえー!!」と思い切って買ってしまった.
一瞬,夫の顔が青ざめていたように見えた..
結局,昨日買った夫のコーチのカバンも含めると完全に勝った分をオーバーしてしまった
まあ,いいか...私の今まで持っている時計の最高額は1万円なので,
またまた身の丈に合わないお買い物をしてしまったのだ.
ちょっと調子に乗って買い物をしすぎてしまったが,もう二度とない機会なので良い思い出となった.
後で夫から「もっと僕の分を買っておけばよかった...」と言われる.
やっぱり買ったもん勝ちよね!?

帰りは地味にモノレールでMGMに戻る.

 

 

<ちょっと高額スロット>

さて,クラップス以来,カジノに対する執念(!?)が一気に消えうせて目標がなくなってしまった
私たちであったが,夫は最後に高額スロットをやりたいようであった.

..ということで,300ドルを持ってハイリミットコーナーへ行く.まずは5ドルスロット.
100ドル札を投入するが,小当たりはあるが徐々にお金は減っていく.
カクテルガールが注文をとりに来た.さすが,高級場であっという間にお酒を持ってきてくれるのだ.
結局,全部無くなってしまった.
次に何と大胆に10ドルスロット挑戦.今度は200ドルも投入した.これも今一つ.
結局,あっという間に全部無くなった.
夫は最後に一花咲かせたかったみたいであるが,残念ながら無理だった
でも,これで悔いはないようで,大変満足げであった.

 

 

<部屋に戻る>

今まで最後の晩は狂ったようにカジノで遊んでいたが,もうそんな気は全然なく,
部屋に戻ってお酒を飲むことにした.
なんか,今回は本当に満足してしまい,カジノなんてどうでもよい清々しい気持ちになってしまったのだ.
こんな気持ちになるなんて自分でも信じられない.
私たちの性格からすると「太く短く」遊ぶのは良いかもしれない.

 

お酒をのんでだらだらして,ふと翌日の飛行機の出発時間がわからないことに気がつく.
確か4階のエレベーターホール近くにインターネットが使えるパソコンを見た記憶があるのでそこに行く.
このインターネットサービスは5分間で1ドルで,日本語も表示することができ,大変便利であった.
そして,11時25分発であることを知る.かなりゆっくりできるので,寝ようかなということになった.

ラスベガスの最後の晩に初めて睡眠をとることになった.