ラスベガス旅行記 2002.10
準備編 1日目(1) 1日目(2) 1日目(3) 2日目(1) 2日目(2) 3日目(1) 3日目(2) 4日目(1) 4日目(2) 5日目,マイレージ


◆2日目(その2)◆                                   

<夕食>

今晩の夕食は18時30分からMGM内のレストラン「Pearl珠」の予約がしてあるのだ.
MGMは設備がすごいので,気づくとホテル内で一日中過ごしてしまいそうである.
そういう意味でものすごいホテルだと思う.
他のホテルに宿泊した時は外にもよく出るのであるが...
ちょっとおめかしをして,部屋を出る.

 

中華料理店「Pearl珠」の店内はうす暗く,とてもおしゃれである.多くのお客さんが入っていた.
ブースかテーブルかどちらが良いか聞かれたが,ゆとりのあるブース席を選択した.

席に着いたら,まずは食前酒が大きなワゴンで登場
いろいろなボトルに入ったお酒が並んで目移りしてしまう.
結局,私はフラスコのような容器に入った赤い液体(これはパイナップルや生姜や
いろいろな果物などがミックスされているらしい)のシャンパン割りを注文した.
ピンク色になって素敵である.赤い液体の味はそんなにしなかった.
夫は辛口の白ワインを注文していた.

 

そして料理のメニューが登場.何にしようか悩むのが本当に幸せな瞬間である.
さらに,小さなメニューも持ってきて,「本日の鮮魚です.お好きなように調理いたします.」とのこと.
それぞれに魚の絵が書いてあったので,英語がわからない私たちでもなんとなくわかった.
海老やロブスターもあった.
結局,第一候補の魚(名前不明)は大きいのしかなくって二人では食べきれないということで,
タラを適当に調理してもらうことにした(60ドル).
そして,その他には前菜がカニの春巻,スープは夫がワンタンスープ,
私がカニ&コーンスープ(スープは小さく一人分なのだ),メインにえびのチリソースを注文した.
ワインは女性のソムリエに相談して白のナパバレーのワイン(98ドル)を注文した.
辛口でおいしかった!料理はどれも美味しかった.
夫はワンタンスープが気に入ってしまったようである.
私のスープもこれぞコーンスープだ!という感じで素晴らしかった.
しかし,何と言ってもタラの蒸しものが最高においしかった!
しょうゆのようなタレがかかって香草がちりばめてあるのであるが,
これをご飯にかけて食べるのも美味しい.
店員が実際に私のご飯(お米はサービスで付くみたいだ)に大量にタレをかけてくれて,教えてくれた.
また,箸で食べていると店員が「手で食べろ」と言う.
特にひれや尾の部分はしゃぶりつくのが良いそうだ.
私が言われた通りに下品に食べていると,店員は「そうそう!」と満足げであった.
コラーゲンたっぷりで肌にも良さそうだ.
あまりにも,このタラが美味しかったので,えびチリがかすんでしまった...
もちろんえびチリも美味しかったのであるが...
また,テーブルには草のようなものが飾られている.
これは何?と店員に聞いてみると「台湾の草だよ.Pick it! Pick it!」と陽気に答えていた.
ここは本当に料理もおいしいし,店員も皆,非常に親切だし,大変気持ちの良いレストランであった.
あんまりにも居心地が良かったので3時間以上も居てしまった(私のこの旅行記は
テキスト形式だけで写真がないのであるが,是非,料理をデジカメで撮影してくればよかったと後悔した).

<お酒タイム>

食後酒を飲もうということで,今日もクラフトステーキのバーに行く.
二人ともここのバーがお気に入りになってしまった.
夫はボウモアの17年,私は今回,ラスベガスで良く見かけたブラッディメアリーを頼んだ.
今,こちらで流行っているのか,とにかくブラッディメアリーを飲んでいる女性が多いのだ.
店員に注文すると自信ありげに作り始めた.
しかし,実はこれが翌日の二日酔いの原因となったのだ...
作っているのを見るとウォッカの量がかなり多く,おまけに恐ろしいことにウスターソースを
かなり大量に入れていた.できあがったカクテルは何とも言えない不気味な味.
ちょっとソースが多すぎだよ!
夫は「あまりにもまずいんだったら飲むのやめたら?」と言ったのだが,
ついつい貧乏性が出てしまって飲んでしまった.


<カジノタイム>

お待ちかねのカジノタイム.
今回は睡眠時間が多いのとショー,ディナーの時間が長いのでなかなかカジノで
遊べない(その方がお金を使わないので良いのであるが).

ミニマム25ドルのブラックジャックをやるが,二人ともあっけなく負けてマイナス400ドル.
ブラックジャックは負ける時は一気に負けるので恐ろしい.
私達は200ドルずつバイインするので,25ドル賭けると8単位しかない.
調子の悪い時は8連敗ぐらい簡単にしてしまうのだ.
その後,5ドルのカリビアンスタッドで120ドルのプラス.
珍しく二人とも大きな役が出たときに勝負してもらえた.
最後に25ドルのパイガオポーカーで225ドルのプラス.
一緒のテーブルの人たちは超ハイローラーで一度に何百ドルも賭けている.
25ドルフラットベット(たまに調子が良いと50ドル)の私は肩身が狭かったー.
これでカジノは終了し,夫はバーでスコッチウィスキーを買って部屋で飲む.
ラガーブーリンを注文したそうだが,発音が難しくってなかなかバーの人に分かってもらえなかったようだ.

 

今日も結局,トータルで170ドルのプラス.
連日勝っていることは最近珍しい.
..ということは今のうちに浮いたお金分だけお買い物でもしようかなー.
どーせそのうちにいつも通りマイナスになるんだし...