ラスベガス旅行記 2002.10
準備編 1日目(1) 1日目(2) 1日目(3) 2日目(1) 2日目(2) 3日目(1) 3日目(2) 4日目(1) 4日目(2) 5日目,マイレージ


1日目(その3)◆                                   

<夕食>

さて,待望の夕食!
マンダレイベイは美味しい魅力的なレストランがたくさんあるので,どこに行こうか悩んでしまうのだ.

いろいろ改装が行われていて,私たちが好きだった「ロックロブスター」が閉店で改装中であった.
あそこのロブスターのお寿司は夫のお気に入りだっただけに残念である.

 

悩んだ末,イタリアンレストラン「トラッテリア・デル・ルポ」に入ることにした.
ここはウルフギャング・パックのお店で以前も食べてとっても美味しかったのだ

2001年8月の旅行記参照).
以前はお肉料理などを食べたのであるが,今回はピザとパスタを頼んでみることにした.
早い時間帯にもかかわらず,混雑していて人気の高さをうかがわせる.

ワインはオーストラリアのペンフォールドを頼んだ.最近,オーストラリアワインを見ると
ついつい頼んでしまうのだ...料理はバジルペーストとドライトマトのピザ,
ミートボールのトマトソーススパを頼んだ.
パスタはいま一つであったが,ピザは美味しかった.
食後に夫はデザートワイン&エスプレッソ,私はジェラート&エスプレッソ.
ジェラートは大量であったが,別腹で食べてしまった.
合計123ドル.その内,酒代が73ドル!
お酒さえ飲まなければ安上がりに済むのになー.

 

                  

<ちょっとスロット>

まだコンサート会場に入るのも早いので,マンダレイベイのカジノでスロットタイム.
夫はお気に入りの牛,私は豚の25セントスロットをやる.
ボーナスゲームに突入するとけっこう持つのであるが,二人ともさっぱりである.
やっぱり,時間つぶしのカジノは決まって負けて二人で50ドルの負け.
それにしても今回,スロットであっさりと負けてしまう.
少しくらい当たってくれてもいいのになー.

 

 

 

<ドリカムコンサート>

いよいよ念願のドリカムのコンサート
彼らは最近アメリカで活動していて,北米ツアーの第一弾がこのラスベガス公演なのだ.

19時30分過ぎにハウスオブブルースのコンサート会場に入る.
入り口には列ができていて,年齢チェックを行っていた.
パスポートを見せ,お酒が飲める年齢であれば,手に紙のバンドを巻いてくれる.
これで中でお酒が買えるのだ.その後,かばんの中チェック.カメラがあれば預けることになる.
私たちは最近,ラスベガスではカメラを持たないので預ける必要はなかったのであるが,
飲みかけのペットボトルの水は近くのゴミ箱に捨てるように言われた.
あーほとんど飲んでいなかったのに...

私たちは2階の座り席だったのであるが,とにかく周りはほとんど日本人かアジア系の人.
1階の立ち席も日本人で溢れかえっていた(後でドリカムが聞いていたのであるが,
在住日本人が多かった.こんなにもいるんだーと驚き.).

会場はそんなに大きくないので,2階席からでもステージが大きく見える.

 

20時になり,コンサートが始まったが,出てきたのはドリカムではなく前座の男性二人組.
結局,20時30分まで演奏が続いた.

さて,いよいよドリカム登場か...と期待していたが,なかなか出てこない.
結局,21時過ぎに登場.こんなんだったら,もう少しゆっくり入場すればよかったなあ.
突然,私達の前の日本人の男女2人が立ち上がり,激しく踊りだす.

いい席だと思っていたのに,突然,何も見えなくなってしまった.

しかし,空席が多くあったので,別の席に移動.

2階席で立ち上がっていた客はこの二人だけで,あとの人達は座って静かに見ていた.
昔のファンの私にとっては知っている曲は数曲だった.
だけど,「LOVE LOVE LOVE」を生で聞いたときはさすがにジーンときた.
美和さんの歌唱力はすごかった.
ただ,全米進出!というものの,結局キャーキャー言っているのは日本人だけで
なかなかアメリカ人に認知してもらうようになるのは,まだまだ先の話で難しそうだなと思った.
以前,MGMでジャネットジャクソンのパワフルなコンサートを見てしまっていただけに

2001年10月の旅行記参照),ちょっと物足らないような気もした.
コンサートは22時30分に終わったので,ドリカムが歌ったのは1時間30分.
チケットも安かったので,お得感はあった.
コンサート終了後,チケット窓口付近に日本人の長蛇の列があった.
どうやら預けたカメラを受け取るのに並んでいるらしい.

 

 

<お酒タイム>

マンダレイベイからMGMまで歩いて帰った.
途中,ルクソール,エクスカリバー,ニューヨーク・ニューヨークのカジノの誘惑が多大にあったが,

強い意志を持って1セントも使わなかった(これは快挙かも!).
なぜ,そんなに我慢できたかは,夫が「MGMのクラフトステーキのバーにはスコッチウイスキーが
100種類以上
あるみたいだよ.」ということを言っていたからだ.
夫は最近スコッチに凝っている.特に臭いのが好きらしい.
焼酎も芋焼酎のような強烈なのが好きなのだ.
そこで,私はスコッチは飲まないが,「美味しいお酒が飲めるー」と思っていたので,
カジノの誘惑を断つことができたのだ.

どうやら私達はカジノよりもお酒への欲求の方が強いのかも!?

 

さて,MGMのクラフトステーキに到着.23時を過ぎていたがまだバーは営業していた.
ちょっと照明が暗くっていい感じ.奥のレストランもよい感じで一度ここで食事をしたいなーと思う.
カウンターに座り,夫はお気に入りのラガーブーリン,私はマルガリータを頼む.
驚いたのはアメリカのバーテンダーは豪快にカクテルを作ることだ.
もちろんお酒は適当に入れているし,シェーカーの上に大きなガラスのグラスをかぶせ,
片手でシェークしている.味も日本で飲むのに比べると大味.
スコッチは日本の倍以上注いでくれるらしい(値段は同じくらいで).そういう意味でお得かも.
ここのバーは本当にお酒の種類が多く,高級ワインも棚に並べてあった.
..といっても私たちが知っているのは以前のラスベガス旅行で飲んだオーパスワンと
モンテカルロのアンドレズで頼んだ高級ワインだけなんだけども...

でも,このバーは気に入ってしまった.

 

 

<カジノタイム>

お酒を飲んで元気がでたので,少しカジノで遊ぶことにした.

お昼にやっていたフォーチュンパイガオは人気で座れなかったので,
普通のミニマム25ドルパイガオポーカーを30分ほどやることにした.
それにしても今回は25ドルも賭けて遊んでいるなんて,すごい!

いつもはせいぜい10ドルで遊んでいたのに.

でも最初は高額な25ドルチップを1枚賭けてドキドキしているのであるが,

そのうちに慣れてきてしまって,1枚じゃ寂しいから,5ドルチップ

(ここがまだセコいのであるが,まだ25ドルは無理)を上乗せしてしまうのだ.

どんどん感覚が麻痺してきそうで,ちょっと怖いものがある...

まあ今回は「太く短く」だからいいかー.
私は健闘し,100ドル以上勝ったが,夫は今ひとつで結局,二人で15ドルの勝ち.
これで部屋に戻り寝ることにした.
それにしても,毎回初日は惨敗が多いのに,珍しく今回は数百ドルのプラスだ!
ライオンスロットをやらなければもっと勝っていたのにー.
だけど,MGMのカジノにいると必ずライオンちゃんの誘惑を受けてしまうんだよなー.