| ◆4日目(その2)◆
 
 ●<リージェント・ストリート沿いを散策>
 
 バスは17時45分にロンドンに到着した.
 二日続けてのバスツアーはさすがに疲れた.
 普段,お気楽に個人で行動しているので,久しぶりの団体行動で精神的にも疲れたかもしれない.
 
 まだ夕食に早いので,リージェント・ストリート沿いのお店を散策してみることにした.
 ..とは言うものの,疲れているので的を絞って歩いた.
 まずは,ピカデリーサーカス駅近くのアクアスキュータム.
 トレンチコートが有名だそうであるが(ファッションに疎い私たちはガイドブックを見るまで知らなかった),とても広い店内で豊富な品揃えである.
 男性用のトレンチコート売り場はものすごく広くてこれだけあれば必ず好みの一着が見つかるという感じ.
 実は私たちは出発前に「ロンドンではコートが欲しいね.」と話していたのであるが,いざとなると値段も高いし,買うことができない.
 結局,しばらく歩いてバーバリーへ行く.
 ここは季節を先取りしていて,コートはあまり置いていなくてちょっと期待はずれだった.
 次におもちゃ屋さんのハムレイズへ行く.
 ここは7フロアにわたる巨大おもちゃ屋でとても楽しい.
 私の憧れのシュタイフ社の縫いぐるみもたくさんあった(ヨーロッパでも高いので買うことができないが).
 キティちゃんグッズコーナーもあり,ヨーロッパまで進出しているのかと驚いた.
 楽しい場所なのであるが,バスツアーの疲れがひどくなり,途中で退散し,夕食を食べることにした.
 
 
 ●<モダン回転寿司の夕食>
 
 昨晩から夫は「バスツアーで疲れるから,夕食はあっさりしたものが食べたい.ロンドン人に人気の回転寿司がいいなー.」などと我がままな事を言っていたので,ピカデリーサーカス駅付近の良さそうな回転寿司屋をチェックしていたのだ.
 地図を頼りにWardour St.沿いを歩いていると,目的のオリジナル回転寿司屋「itsu」を発見!
 事前に調べたWebの情報によれば,以前はケンジントンの1軒だけだったが,最近,このソーホーにオープンしたらしい.
 ピンクのライトに黒のカウンターでお洒落なバーという感じである.
 まだ18時30分くらいだったのであるが,ものすごく混雑していた.
 客は仕事帰りのビジネスマンやお洒落な格好をした女性であり,日本人はいなかった.
 ビールはアサヒのみである.
 白ワインを飲みながらお寿司を楽しんでいる人もけっこういた.
 たくさんいろんな物が「回転」しているのであるが,お寿司は現地の人の好みなのか裏巻き寿司がほとんどであった.
 手巻き寿司で「スパイシーツナ」を頼んだのであるが,一味がかけてあり,工夫が感じられた.
 全体的に味は良かったのであるが,一番美味しかったのが,「オムレツ&チャイブ」.
 これは薄焼き卵で巻いてあり,具はマグロ&チャイブである.
 これのサーモンバージョンもあった.
 また,寿司以外にもサラダ,デザート,おつまみなども回転しており,目を楽しませてくれた.
 デザートもいろいろ種類がありどれも美味しそうであった.
 ただ,一皿2.5ポンドからなので,日本の安い回転寿司に慣れている私たちにとってはちょっと高く感じた.
 日本の回転寿司屋とは異なり,食べたお皿はすみやかに下げられてしまうので(店員が気持ちよいほどキビキビと働いている),どれだけ食べたかわからないところが怖い.
 合計で25ポンド.
 
 20時過ぎにホテルに戻り,睡眠.
 今日もかなり動いたなー.
 
 
 
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