| ◆5日目:4月30日(水)◆
 
 ●<パディントン駅へ>
 
 今日はゆっくりと朝食をとり,8時30分頃,ホテルを出発し,パディントン駅へ向かった.
 目的は2つあって,1つは駅構内のパディントングッズ屋さんを見ることであった.
 ペルーで暮らしていたくまがこのパディントン駅で拾われたことが由来で「くまのパディントン」になったそうだ.
 特別にファンではないが,その話を聞くと,由緒ある場所に来たんだなーと感動する(何て単純...).
 
 
  
 パディントン駅にあるくまのパディントングッズ屋さん.かわいいー!
 
 
 もう1つの目的は最終日に利用するコインロッカーのチェック.
 パディントングッズ屋の近くに荷物預け場を見つけたが,1日1個5ポンドと高いので,ホテルで預かってもらうことにする.
 
 
 ●<国会議事堂&ウエストミンスター寺院>
 
 夫が「今日は船に乗れればそれでいい」と言うので,地下鉄に乗り,ウエストミンスター・ピアに行く.
 しかし,始発が10時とのこと.
 そこで,ロンドン名物の国会議事堂やB.A.ロンドンアイ(近くで見ると本当に大きい.
 
 
  
 ビッグベン&2階建てバスはいかにもロンドンらしい景色だ.
 
 高所恐怖症の私たちは絶対に乗れない)の写真を撮った後,ウエストミンスター寺院へ行く.
 外観もとても立派で圧倒される.
 日本語のパンフレットもあるので,とても便利であった.
 ステンドグラスがとても綺麗で,奥には礼拝堂や戴冠式の椅子があり見所もたくさんある.
 
 
  
 荘厳なウエストミンスター寺院.
 
 
 ●<テムズ川クルーズ&ロンドン塔>
 
 ウエストミンスター・ピアから10時40分の船に乗り,ロンドン塔のあるタワーピアへ向かう.
 憧れのテムズ川クルーズだ!
 料金は一人5.2ポンドであるが,支払った後,トラベルカードを持っていれば割引してもらえることを知る.
 残念.
 夏になるとクルーズ船の本数も増えるが,この時期はまだ少ない(40〜60分おき).
 立派な船で風が強いが2階に上がる.
 観光客がたくさんいた.
 船から見るテムズ川沿岸の景色は特筆することはないが,タワーブリッジとロンドン塔が印象的であった.
 ロンドン塔は何か不気味な雰囲気が漂っている感じだ.
 
 
 
    
 船から見るタワーブリッジ&ロンドン塔.これもロンドン名物だ!
 
 
 タワーピアで船を下り(ほとんどの人はここで降りていた),ロンドン塔を見学する.
 初めは城塞であったのであるが,牢獄や処刑場などと姿を変えて複雑な歴史の舞台になったところである.
 入場料が11.3ポンドと高額なので驚く.
 最初にブラッディ・タワーから見る.
 その名の通りいかにも恐ろしそうな塔でこの辺りは地位の高い者が収監,幽閉されたそうである.
 狭い廊下や螺旋階段を上がったり下がったりであんまり長い間いたくないような場所である.
 そのままウェイクフィールドタワー,ランソーンタワー,ソルトタワーへ続いていく.
 そして,ジュエルハウスへ行く.
 さすがに人気の場所らしくたくさん人がいた.
 ここは王室の豪華宝飾品が展示されており,先ほどと打って変わってとてもゴージャスでため息が出るほどである.
 豪華な王冠などもあり,行列防止のために動く歩道になっていてそこで立っていて順番に展示物を見るようになっている.
 最後にホワイト・タワーへ.
 ここはロンドン塔の原形であり天守閣に相当する.
 武器や防具などが展示されていた.
 塔の外では,昼食時であるということもあり遠足の子供たちがベンチに座りサンドウイッチを食べていた.
 そして,塔内には多くのカラスがおり,この塔の不気味な雰囲気に合っている.
 カラスがいなくなると王室が衰退するという伝説があるそうだ.
 
 
 
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