◆4日目:8月12日(火)◆
●<朝のカジノタイム>
9時に夫に起こされる.
今回の部屋のベッドは狭いし,スプリングも今ひとつなので疲れがあまり取れない感じがする.
10時頃にカジノへ.
やはり,カジノホテルであるスターシティに宿泊すると頻繁にカジノに足を運んでしまうのだ.
寝たら昨日の負けはすっかり忘れてしまった.
昨日の負けで現金はなくなってしまったので,キャッシャーでTCを現金に交換.
オーストラリアのカジノは必ずパスポートが必要で手続きに時間がかかる.
今回は以前に比べて手際が良くなったような気もするが...
この時間にオープンしているテーブルゲームはミニバカラ(ここは既に中華系の人が熱くなっている),高額のブラックジャク,ルーレットくらいで,他のテーブルは準備を始めているところであった.
そこで,まずはスロットで遊ぶ.
前回,ここのカジノに来たのが8ヶ月ほど前であるが,その時に比べていろいろなスロットが導入されている.
昨日遊んだモノポリーもそうであるが,ラスベガスによくある赤白青の777スロットのビデオ版(5セント)もたくさんあった.
これは横縦が3列ずつなので,とてもシンプルで分かりやすい(よくあるビデオスロットは絵柄がたくさん出るので揃ったかどうかが分からないのだ).
けっこう楽しめて夫はプラス1ドル,私はマイナス10ドル.
次に昨晩,「Yoshii」で話題になったCash Expressで遊ぶ.
これは約1万ドルのジャックポットがあり,夜はとても混んでいて座ることができない.
5セントで1ベットしても20レーンあるので,1回に1ドルも使ってしまい私達にとっては高額マシンである.
これを複数ベットして回している人がほとんどで羨ましい限りである.
結局,夫はマイナス10ドル,私はプラスマイナスゼロ.
喉が渇いたので無料ドリンクを飲む.朝から列ができていた.
夫はサンキストを飲んだが,甘くって不気味なオレンジ味だそうだ.
色も蛍光系のオレンジをしていた.
私はホットチョレート.これは美味しくってけっこうお勧めと思う.
そうこうしているうちに,先ほど準備していたミニマム10ドルのポントゥーンのテーブルがオープンした.
オーストラリアではこのテーブルが多いが,一度もやったことがなかったので挑戦してみた.
私は10が無い事くらいしか知らずに無謀にも挑戦してしまったが,ブラックジャックよりも複雑なルールであることが分かった.
21になれば自動的に勝ちとみなされるということ,ダブルダウンの時にサレンダーが可能であったり,6,
7, 8で21になった時にボーナスが貰えたりとブラックジャックにない楽しみがあった.
私達がゲームを始めて10分後にはテーブルが満席になり,相乗りをしてくる人もいた.
私達はブラックジャックのストラテジーで遊んでいたが,他の人達も同じであった.
本当はかなり損しているんだろうなー.
けっこう楽しんで二人で45ドルのプラス.
私は調子が悪かったが夫の調子の良さに助けられた.
その後,Trackside(日本のゲームセンターにあるような競馬ゲームみたいなもの.一応,番号の小さい方が勝率が高いようになっている)で3連単に10ゲーム賭けてみる.
うまくいけば数千ドルくらいの配当になることもあるのだ.
しかし,私達の買った馬は全然かすりもせず,30ドルのマイナス.
部屋のテレビでこのレースは見ることができ,その時は簡単に当たりそうな気がしていたのであるが,実際にやってみると全然当たらない.
次にクラップスがオープンしたので(スターシティには1台しかない.おまけにゲームがラスベガスと違ってまったりと進行するのでイライラしてしまうのだ),夫が挑戦.
他に客がいなかったので,自分のペースで投げることができて満足していた.
夫は今日はナイスシューターでかなり儲けていたが,私が最悪でちょっと足を引っ張ってしまった.
結局,275ドルのプラス.
すごーい!
ちょっとはこれまでの負けが取り戻せた.
●<ステーキの昼食>
これだけ遊んだらお腹が空いてしまった.
二人ともハンバーガーが食べたい気分でスターシティ内をうろうろしたが,ここのレストランはほとんどクローズであった.
ラスベガスやゴールドコーストのような食事もできる24時間カフェがあると便利なのであるが.
結局,ダーリングハーバーに行って食べることにした.
いろいろフラフラしてコックル・ベイ・ワーフ1階にある「I’m Angus Steak House」というステーキレストランでお昼からステーキを食べることにした.
このお店は昨晩のディナーで行ったシーフードレストラン「Nick’s」の姉妹店である.
お昼だったので,予約なしの飛び込みでも大丈夫であった.
今晩は待ちに待ったTetsuya’sでのスペシャルディナーなので,少なめに注文した.
夫はプチサーロイン(220g),私はプチフィレ(160g),あとグリーンサラダ,グラスワインを頼む.
サーロインは巨大なもので500gというのがある.
70ドルくらいでいろいろ食べられる二人用のセットもあった(日本語メニューあり).
オーストラリアのステーキは注文した焼き加減よりもかなり焼かれていることが多いのであるが,ここのお店は日本のような焼き加減であった.
お肉はジューシーで美味しかった.
チップ込みで74ドル.

「アイム・アンガス」のサラダ(左)とステーキ(右).これはプチサイズで今度は巨大なのが食べたい.
今回はボトルワインを飲まなかったので安く済んだ.
ダーリングハーバーの景色も見えるし,ここはお勧めのステーキレストランだと思った.
今度は巨大ステーキに挑戦してみたい.

レストランの席からはダーリングハーバーが一望でき,シドニー気分が味わえる.
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