シドニー旅行記2003.8


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6日目(1)(2)7日目8日目&マイレージ


◆4日目(その2)◆                                

<再びカジノタイム>

 
スターシティのカジノに戻って再び遊ぶ.
私が2セントの芸者スロットでボーナスゲームの連続&少額ながらジャックポットをゲット.
オーストラリアのビデオスロットは今までどうすればジャックポットになるのか不明であったが,私の遊んだスロットは
何の前触れも無く,突然,ジャックポットタイムになるのである.
メガ,ミニなど金額が4種類あって,そこに3つボールを入れるとそのジャックポットになるのであるが,普通は数十ドルの一番安いジャックポットにしかならない.
そんなラッキーも手伝い,60ドルのプラス.
夫はマイナス20ドル.
とても悔しそうであった.

 次にテーブルゲームで遊ぶが全然ダメ.
カリビアン&ブラックジャックでマイナス230ドル.
なんか,今回はカリビアンとブラックジャックで全然良いところがない.
せっかく午前中のクラップスで浮上しかけたか...と思っていたのに,再び沈んでしまったー.

 気を取り直そうとビールを飲んで(今日はバーのビールサーバーが壊れていて,生ビールが飲めないとの事.どこまで運が悪いのだろう...),スロットに挑戦.
私がプラス20ドル,夫がマイナス10ドル.

 部屋に戻り,今日も1時間ほど昼寝をする.
これで気持ちがけっこう切り替えることができるのだ.


<ジャパニーズ・フレンチの夕食>

 ディナー用の服に着替えて,再びスロット.
二人とも10ドルずつ負ける.
私達も懲りないなー(笑).

 タクシーに乗り,
レストラン「Tetsuya’s(テツヤズ)」(529 Kent Street)へ.
ガイドブックには「国内だけでなく,世界中の食通たちが愛してやまないジャパニーズ・フレンチ.
シドニーで1,2を争う人気のため,早めの予約が必要」と書かれており,とても期待が高まる.
タクシーを降り(チップ込みで10ドル),お店らしき場所を見つけ,中に入ろうとするが,門が閉まっている.
「あれっ!?どこから入るんだろう...」とその辺りをうろうろすると門がすっと開いた.
奥にはちょっと和風らしい立派な建物がある.
緊張して中に入ると,立派な入口が.
ここでコートを預け,席に案内してもらう.

 案内してもらった席は窓際で素敵な日本庭園を見ることができた.
まずは食前酒としてグラスシャンパン(モエエシャンドン)を頼む(後で知るがこれが1杯22ドル.高いのは覚悟していたけど...).
そして,
料理は170ドルのコースのみ
料理について延々と説明されるが,英語がとても早くって聞き取れない.
食材の単語がたまに聞き取れるくらい...
追加としてタスマニア産の生ガキ(14ドル)を注文.
ワインリストはけっこう厚いが,私達の手の出ない高価なものが多い.
カジノで勝ったら話は別なのだけど.
ソムリエと相談してシャルドネ96ドル(これはとても安い方)を頼む.
パンがサーブされるが,これがユニークで美味しかった.
丸型のお菓子のような食感で,今まで食べたことがないものであった.
黒トリュフのバターと合う(夫はバターがくどいといっていたが,私は好きである).

料理は以下の通りであった.
(1)ミニ寿司2個(手で食べてもOK),
(2)シャンパングラスに盛られた生スキャンピーwithキャビア,追加の生ガキ(どちらも白ワインに合う,オーストラリアのカキはとても美味しいので夫も大喜び),
(3)串刺しの牛たたき&れんげに乗ったツナ(ソースはコンソメジュレ)
(この皿は日本を意識した感じ),
(4)タスマニア産マスのコンフィ&グリーンサラダ(マスがとても大きく,私はここで一気にお腹が一杯になってしまった),
(6)ロブスターのラザニア風味,
(7)牛フィレ肉のわさびバター添え,
(8)カモ肉のソテー&きのこのリゾット,
(9)青りんごのソルベ&いちごショートケーキ(ケーキと言えども,パフェのような感じ),
(10)チョコレートソルベ,
(11)人によって違うデザートの盛り合わせ(夫はメレンゲのプリン,私はクリームブリュレ&フルーツが出された.4人組の人は皆違うものであった),
(12)コーヒーまたは紅茶,日本茶,ハーブティーなど.

食の太いオーストラリア人を対象としていることもあり,少しずつ料理が出てきているものの,種類が多いのでお腹がとても一杯で苦しくなった.
食材は高級なものを随所に使っている.
前菜までは日本を感じたが,メインは欧風料理っぽかった.
そして,一番驚いたのが,
デザートが3皿も出されるということ.
デザート好きにはたまらないであろう.
最後の紅茶の器は日本の陶器&南部鉄瓶で出された.
夫のエスプレッソはぐい呑みであった.
こういう感覚がシドニーの人に受けるのか,この日も満席で盛り上がっていた.
このように品数が多いので,食事に4時間もかかってしまった.
チップ込みで558ドル.
かなり贅沢をしてしまった.

 タクシーに乗り,ホテルに戻ってスロットタイム.
結局,プラスマイマスゼロであった.疲れて寝る.


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