ロンドン旅行記2003


準備編1日目(1)(2)2日目(1)(2)3日目(1)(2)4日目(1)(2)
5日目(1)(2)6日目(1)(2)7日目8日目&マイレージ


◆2日目:4月27日(日)◆                                

<朝食>

 時差のせいで,朝早くから目が覚めてしまう.
ベッドの中でガイドブックを読みながらいろいろと計画を立てる.
7時過ぎに2階の
エグゼクティブラウンジコンチネンタルブレックファースト
オレンジジュースが生絞りで美味しい!
サーモン,ハム,サラミ,チーズ,パン(種類とても多い,甘い小さめのパンもたくさんある),シリアル,フルーツがある.
特にフルーツの種類は豊富でオレンジ,メロン,スイカ,パイナップルなどの他,ブルーベリー,ラズベリー,ブラックベリーなどのベリー類が豊富だ.
紅茶のティーバッグの種類も豊富.
夫はヨーロッパのホテルでは朝食はサンドウィッチを作って食べている.
私も今回真似してみたが,美味しい!
やっぱり,ヨーロッパってパン,チーズ,ハムがものすごく美味しいと思う.
このラウンジでは7時から10時30分が朝食,15時から17時がアフタヌーンティ,18時から22時がカクテルタイムである.
特にアフタヌーンティタイムにはかなり心惹かれる.
是非,行きたいと思った.


<散策&大英博物館>

 8時30分過ぎにホテルを出て,ヒルトンのすぐ近くのエッジウエア・ロード駅で
ウィークリー・トラベルカードを購入
1ゾーンのみで16.5ポンドだった.
7日間連続して地下鉄やバスに乗り放題で,購入の際には証明写真が必要だ(私たちは日本から準備していった.大きな駅にはスピード写真のマシンがある).
身分証明書と切符が2枚1組になっている.
なんか定期みたいで嬉しくなった(私は高校時代しか定期を持ったことがない.夫は一度も持ったことがないのでは?).

 トラベルカードを使って地下鉄に乗りたい気持ちを抑えて,エッジウエアロード沿いを南下した.
歩いて5分ちょっとのところに既にFAXで入会手続き済みの
Grosvenor Victoria Casinoを発見!
近代的な建物であった.ラスベガスと異なり,さすがに朝は営業していない.
ここならホテルから近いし,便利である.

 そして,さらに歩いて
モンカームホテル(ニッコー・ロンドン)へ.
ヨーロッパ調の素敵な雰囲気である.
実はガイドブックを見ていてここのレストランに興味を持ち,偵察(!?)に来たのであった.
お目当てのモダン・ブリティッシュ料理のレストラン「クレッセント」は1階にあり,落ち着いた雰囲気である.ちょうど朝食タイムであった.
入口に「ザガット・サーベイでも好評を得ています」などというチラシもあり,2コースディナーもワイン付きで20ポンドだそうだ.
早速,今晩の19時からの予約を入れる.

 その後,
ハイドパークへ行き,少し散策.
でもあまりにも広すぎるのでしばらく歩いてマーブル・アーチ駅へ.

  

  
とっても広いハイドパーク.馬も通っていた.


 ちょっと早いが,トッテナム・コート・ロード駅まで地下鉄に乗り
大英博物館へ向かう.
地下鉄は日本と同じような自動改札機が導入されている.
地下鉄網が張り巡らされているので,どこへ行くのも大変便利である.
駅からは同じように大英博物館へ向かうような人が多く,その人の流れについて行ったら博物館に到着した.
開館の10時前であったが,中の売店やカフェは営業していたので,朝食を食べている人もけっこういた.
私たちもカフェラテを飲んで開館を待つ.
この博物館は無料であるが,一応心づけは必要.
一人3ポンドは払ってね,などと箱に書かれていた.
展示物はエジプト,ギリシャ,ローマの物が多く,よくぞこんなに略奪したなーという感じだ.
大きな神殿のようなものもたくさんあり,どうやって運んだのか興味深い.
とにかく広いので私たちはロゼッタストーンやミイラなどポイントを押さえて回った.

  

  
紀元前1250年頃に造られたエジプトの第19王朝ラムセス2世の石像の頭部.

 東洋のコーナーもあり,JAPANの矢印があったのでそれに従って歩いたが,結局日本のコーナーは閉鎖中であった.
とても面白い博物館であったが,歩きすぎて疲れた.
ヨーロッパって各国に必ずこういう規模の大きい博物館や美術館があってすごいな,と思う.


<バッキンガム宮殿の衛兵交代>

 大英博物館の見学に半日はかかるかと思っていたが,さっさと見て回ったので,予想外に所要時間が短かった.
そこで,今なら
バッキンガム宮殿の衛兵交代に間に合うかも!ということで,地下鉄でビクトリア駅へ向かう.
11時30分過ぎにバッキンガム宮殿に着いたが,予想以上のものすごい人で圧倒された.
鉄門前はもちろんのこと,その近くのクイーン・ビクトリア・メモリアルも超混雑.
鉄門内では儀式が行われているようであるが,全然様子がわからない.
そうこうしている内に門が開いて,赤い服,黒い帽子の衛兵が行進する.
これを見るといかにもロンドンに来た!という感じだ(よほど嬉しかったのか,後で写真を現像したら同じような写真ばかり何枚も撮っていた...).

      

  
宮殿向かいのクイーン・ビクトリア・メモリアルはものすごい人(左)!これぞイギリスという光景(右).


  

  
バッキンガム宮殿.中の衛兵の動きが面白い.


<パブでのランチ>

 衛兵交代の終了後,途端に空腹を感じた.
ロンドンの最初のランチはパブで!と決めていたので,心惹かれるパブへ行くために地下鉄でサウスケンジントン駅へ向かう.
この辺りはチェルシーと言って高級住宅が立ち並んでおり,さりげなく素敵な公園があったりする.
駅から15分ほど歩いたのであるが,
お目当てのパブは5月まで休業中とのこと.
残念...
そこで,パブを求めてキングスロード沿いをフラフラするが,この界隈は洋服屋かカフェばかりで見つからない.
結局,隣のスローン・スクエア駅まで歩いてしまい,駅前にようやくパブ「
Royal Court Tavern」を発見!
既に13時を回っており,ものすごい空腹であった.
パブのフードのメニューを見るが,憧れのフィッシュ&チップスの高さに驚いた.
何と7ポンドもするのだ!結局,二人で一つ注文.
ビールは1パイント(586ml)のを注文(3ポンド).
喉も渇いたのでさらに美味しかった.
しばらくするとフィッシュ&チップスを持って来てくれた.
ビネガー,塩,ケチャップ,マヨネーズなどの調味料が一緒に出された.
無難な味だ.ビールにも丁度合うし...
しかし,これで合計13ポンド(日本円にすると約2,500円)とは高すぎだと思う.
やはり,ロンドンは物価が高いのかしらん...

  

  
憧れのパブランチ!でもちょっと値段が高い.


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