ロンドン旅行記2003


準備編1日目(1)(2)2日目(1)(2)3日目(1)(2)4日目(1)(2)
5日目(1)(2)6日目(1)(2)7日目8日目&マイレージ


◆2日目(その2)◆                                     

<チェルシー・フィジック・ガーデンへ>

 お腹も満たされ,憧れの
チェルシー・フィジック・ガーデンへ向かう.
実は私はガーデニング好き(..と言ってもほとんどやらないが)で,イギリス旅行の目的の一つにはイングリッシュガーデン見学もあったのだ.
ここは1673年にロンドン薬種商協会によって創設されたロンドンでも指折りの古い庭園の一つで,1984年から一般公開されるようになった.
ハーブがメインであるが,公開時間は4月から10月の水曜日の12時〜17時,日曜日の14時〜18時というマニアックな庭なのである.

 スローン・スクエア駅から看板に従って歩いて15分くらいで到着.
入場料は5ポンド.
ボランティアの人がガイドをやっていた.
ハーブが素敵で癒し系の庭である.日本の笹なども植えられていた.
来ている人は年配の夫婦が多く,皆,ベンチに座ってまったりとしていた.
やっぱり,こういうところでのんびり過ごすのがいいなー.

  

  
緑に囲まれてとても癒される.ハーブの種類も豊富.

 その後,15時30分にホテルに戻り,お昼寝タイム.
2時間半ほど眠ってしまった.


<モダン・ブリティッシュの夕食>

 ディナー&カジノ用の服に着替えて,19時にモンカームホテルのレストラン「
クレッセント」へ.
人気のレストランらしく,ものすごく混雑していた.
グラスシャンパン(6ポンド)を頼み,料理を決める.
2コースディナーは20ポンドでハーフボトルのワイン付きである.
夫はタルタルサーモン&生野菜,魚(ひれ系?)の蒸し物,私はサーモンのグリル:アスパラソースがけ,スコットランド産リブアイのステーキを注文した.
ワインは赤か白を選択でき,大きなグラスになみなみと注いでくれた(結局,2杯ずつ飲んだのであるが,たぶんハーフよりもかなり多いと思う).
モダン・ブリティッシュ料理を期待していたのであるが,味はうーん..という感じであった.
サーモンは美味しいのであるが,ソースや味付けが今ひとつなのである.
昨日と同様,塩味が足らないような気がする.
あと,ステーキもミディアムと頼んだのに,オージーもびっくりの焦げたウエルダンで,せっかくのお肉が台無しなのだ.
これくらいの値段だから仕方がないのかな,とも思うが,ちょっと悲しい.
チップ込みで61ポンド.


<ロンドン初カジノ>

 食事を終えて,外に出るとまだ明るい.こちらは21時前まで明るいのだ.
気を取り直して,
Grosvenor Victoria Casinoへ.


  

  
カジノの入口.近代的な建物だ.

 受付で送ったFAXを見せ,手続きをした.
天井にあるカメラで顔写真を撮り,そのデータがパソコンに入力されるのである.
職業を聞かれ,紙に名前とサインを書いたら登録終了で,カードが貰えた.
この間にも続々と常連さんらしき人達が入場していた(カードの提示とサインで入場OK).
皆,ジャケットを着用してお洒落な格好をしている.
3階建てになっており,1階は受付,2,3階がカジノフロアになっている.
3階にはバーや中近東レストランもあり,2コースで17ポンドには心惹かれた.

 まずキャッシャーでTCを現金に換えようとしたが,現金ではなく
大きなプラスチック製の100ポンド板を渡された.
「まずはカジノで遊んでね」ということなのだろう.
いろいろなテーブルを見て回るが,どこも盛り上がっている.
クラップスも1台あり,たくさんの人がいたが,静かにプレーをしている.
ブラックジャックのミニマムが10ポンド,カリビアンスタッドポーカーが10ポンドであった.
とりあえず,カリビアンで遊ぶことにする.
プログレ・ジャックポットは21万ポンドを超えているー.
それにしても,私は5USドルカリビアンでしか遊ばないのに,10ポンドとはかなり高額だ.
でも怖いことに,チップに換えると,ポンドとドルが同じように思えてくる.
サイドベットは1ポンド.
それぞれ100ポンドでバイインしたので,すぐに無くなっておしまいかと思ったら,今日は運が良かったらしく,なかなか減らない...というか少しだけ増えている.
何と私は3カードで2回も勝ってしまった.
しかし,結局それ以上の役は出なかった.
3回連続負けたので,やめた.
夫は不調だったが,私が好調で100ポンドのプラス.

 次にブラックジャックで遊ぶ.
オーストラリアとルールが似ていて,ディーラーが強くて一気に負けるが,ちょっと取り戻す.
一緒のテーブルの人達はベーシックストラテジーにものすごく忠実である.
結局,カリビアンの結果も合わせると,二人で67ポンドのプラス.
これで今晩の夕食代分が浮いた!

 カジノを出ると暗くなっていたが,この付近は中近東街でレストランも多くオープンしていたし,治安は良さそうだ.
ホテルに戻って今日もラウンジバーへ行く.
夫はビール,私は珍しくオレンジジュースを頼んだのであるが,フレッシュを頼んだら何と3ポンドもしてしまった.
ビールより高い!
22時30分に就寝.


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