名古屋市平和公園の鳥達

平和公園鳥類調査グループ


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●出会った鳥達、出会った人達2002年度


 2002年4月から2003年3月の調査までの調査の様子と記録をまとめています。

2003年3月16日

天候 晴  出会った人達 18名

1週間予定を間違えてしまい早くから集まって頂いていた参加者の皆さんには大変ご迷惑をおかけしてしまいました。謹んでお詫び申し上げます。

そんな世話人の心がけを反映してか、途中までは穏やかなお天気の割には声も少なく姿も見えずといった状況で、いささか肩身の狭い思いを味わっておりましたが、ハンノキ湿地でようやく水浴びをしている2羽のベニマシコを発見。市民の森を出る辺りではキクイタダキも姿を見せてくれ、猫ヶ洞池では、なんとここ何年もお目にかかったことのない100羽以上のコガモ群れが!

やはり常日頃真面目に生活していれば、天は見捨てぬものと、ほっと胸をなでおろしたのでした。

猫ヶ洞池では、排水溝の点検を行うということでポンプで池の水を抜いていて、ここ暫くの雨量の割には水量が少なく、せっかく伸びてきたキショウブの周りも乾いてきてしまっており、今年は花を付けることができるのかなといらぬ心配も。仕方のない工事なのかもしれませんが、こうあちらでもこちらでも工事が続くとついつい文句の一つも出てきてしまいます。

そういえば、近頃、ヤマガラのやたらに人懐っこいのも目に付きます。こちらは、誰かが写真を撮りたいばかりに餌付けをしている疑いも頭をよぎりました。手のひらに御神籤を乗せたら引いてくれそうな勢いで近付いてきますもの。

まあ、この推測が当っているかどうかは別にして、鳥達とのお付き合いをそっちのけで写真を撮ることばかりに熱心な鳥屋サンが多くなってきました。ただ観察しているだけの人間より一段高い立場にいるような勘違いをされているような方もみえるようで。熱心さに水を差すつもりはありませんが、繁殖の妨げになったり、生態系を乱すような行為だけは慎んでもらいたいものです。

それにしても、ウグイスの囀りを楽しむこともできて、今回も参加すれば何がしか収穫のあるセンサスでした。(こういうのを自画自賛というんでしょうな・・・反省)

出会った鳥達  34種 288羽

カイツブリ、カワウ、ダイサギ、カルガモ、コガモ、オオタカ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト、アヒル

2003年2月16日

天候 雨  出会った人達 14名

毎度、お天気の話で始まってしまい恐縮ですが、今回は正に最悪の巡り合わせ。夜のうちから降り始めた雨が調査を始める頃には本降りとなりまして、気温も上がらず、傘を持つ手が凍えるのを我慢しながらの調査となってしまいました。「午後からは回復」という天気予報を聞いて雨宿りを決め込んだのか、鳥たちもあまり姿を見せてくれず、「鳴かず、飛ばず」とはこのことか、といった状態に。

悪条件にも関わらず初参加の方が2名いらして、その熱心さには脱帽。お一人は、このホームページをご覧になっての参加ということで、日頃、内輪の方向のことしか頭になく、横着を決め込んでいる身としては、改めて不特定多数の方の目に触れていることを思い出させられ、もう少し、気を入れて更新もしていかなくてはと、ちょっと反省。(あくまでも、反省と成果は別物なので、あまり期待されても困るのですが・・・)

表紙の写真でご紹介の通り、久しぶりにハンノキ湿地に水が戻り、雨を気にかけないジョウビタキ、ルリビタキ両君(嬢かな?)が間近に姿を見せてくれ、釣り屋さんの姿が少ない影響か、猫ヶ洞池の水鳥たちがいつもよりゆったり泳いでいたり、数は少ないながらも何がしかの収穫はあるのが、嬉しいところ。

調査終了後の参考記録ながら、旧農地コースでは、なかなか人目に付く場所に出てきてくれないクロジが姿を見せてくれたそうです。

出会った鳥達  32種 167羽

カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、カルガモ、オオタカ、バン、オオバン、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アヒル、ドバト

当日撮影した写真。アワフキムシの卵と同じような泡がナラの木の根元に。もう1箇所の方は地面から盛り上がった根に沿う形で張り付いていて、そこだけ白い根が生えているように見えました。昆虫か、カエルの類の卵だと思いますが、検討の付く方は、掲示板等で教えて下さい。

2003年1月19日

天候 曇  出会った人達 23名

出かける時はお天気もイマイチで、なんとなく気勢が上がらなかったのですが、蓋を開けてみると意外にいろんな鳥達と出会うことができました。これだから分からないものです。

前回の調査依頼何かと話題になったコガラは不発でしたが、今月もヒガラが出てくれて、キクイタダキもちらっとですが姿を見せてくれました。猫ヶ洞池では、いきなりオオバン、イカルチドリと出くわし、2羽のカワセミが間近に止まってくれて、丁度初参加のご夫婦とご一緒していて、じっくりと美しい姿を眺めて頂くことができました。
また、農地コースでも、アカゲラ、オオタカ等が出て、それぞれに鳥達との出会いを堪能できた調査でした。(こちらのコースでは、話題にとどまったトラツグミが農地コースの方で出たのがちょっと悔しい・・・)

年明け1回目で、参加者も多く、何かと賑やかな調査でした。

皆さん、本年もどうかよろしく。

出会った鳥達  37種 366羽

カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、コサギ、カルガモ、オオタカ、オオバン、イカルチドリ、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2002年12月15日

天候 晴  出会った人達 14名

この書き込み時点で、すでに2003年になってしまっていて、すっかり間延びした更新になってしまいましたが、今回の調査は、はっきり言って当りでした。前回、前々回辺りに参加された方で、今回参加されなかった皆さんごめんなさい。

すっかりはしゃぎ過ぎた余波か、自宅のPCが立ち上がらなくなってしまい、年末で仕事の慌しさもあって、更新がすっかり遅くなってしまいました。掲示板の方も、その間あまり書き込み等ができなくて、大変ご迷惑をおかけしました。

肝心の、調査の報告ですが、何年かぶりでコガラが登場してくれました。愛知県内ですと、段戸山とか茶臼山辺りまで出かければ見ることができるカラの仲間で、あまり移動をしないので、この辺りの市街地では見る機会は少なく、平和公園では何年か前に(やなぎさん、記録を調べてくれるとありがたいです)越冬した1個体が記録されているだけだと思います。

この日は、他にも、ウソの声が聞けたり、ルリビタキの♂が囀ってくれたり、ミヤマホオジロの姿をじっくり眺めることができたりと、賑やかな調査となりました。
ハンノキ湿地は、この日もからからに乾いたままで、去年のカルガモが泳いでいた情景を覚えているだけに、それだけがちょっと淋しく残念。折角たくさんの人達の気持ちがこもった試みですので、再度、水を湛えた姿に戻ってほしいものです。

出会った鳥達  32種 461羽

カワウ、アオサギ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ウソ、イカル、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2002年11月17日

天候 晴  出会った人達 14名

何回か危ないお天気の日ばかりの調査が続いていましたが、今回は、やや雲が多かったものの、風もなく、久々の好天気。前日までのような冷え込みもなく、鳥達も気分がいいのか、活発に動いてくれました。

シロハラの声があちこちから聞こえてきたり、ツグミが上空を飛び回ったりと、主役は冬鳥達ですが、そんな中で、思いがけず、キビタキ♀が姿を見せ、皆の目を楽しませてくれました。

ホームページ、扉の写真とはかけ離れて、ハンノキ湿地は相変わらず干上がったまま。なかなか上手くいかないものです。人為的に環境を壊すのは簡単ですが、復元するのはとっても大変。 あらためて、今ある環境を大切にすることの重みを感じました。

いつもは年末か、年明けにしかカモの姿が観られない猫ヶ洞池に珍しくオナガガモの姿を見つけたり、調査には入らなかったものの、アカゲラが出たり、賑やかな調査でしたが、終わってみれば、一番の目玉は、久々の参加となる「水鳥大好きさん」だったかと。

今年も、後1回の調査を残すだけとなってしまいましたが、今シーズンの冬鳥達は、どうなんでしょう。秋の冷え込みの厳しい年は、たいてい、たくさんの冬鳥達が里に下りてきてくれるのですが。

出会った鳥達  35種 456羽

カイツブリ、カワウ、コサギ、カルガモ、オナガガモ、キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2002年10月20日

天候 曇  出会った人達 14名

楽しみにしていた渡りのシーズン到来だったのですが、3ヶ月連続で、まるで調査の日に周期を合わせているかのごとく下り坂のお天気に。幸い調査中に崩れるような最悪の事態は免れたものの、このシーズンにしてはあまりぱっとしない調査結果となりました。

それでも、相変わらずカワセミ君が調査を賑やかしてくれたり、ビンズイ、アカゲラ、シロハラ等の季節を感じさせる鳥達が出てくれたり、それなりに収穫はあるところが、日頃の行いの成果でしょうか。(日頃の行いがよければ、3ヶ月も連続で悪天には出会わない、という陰の声が)

このところ、周期的に雨が降っているわりには、ハンノキ湿地は相変わらず干上がっていました。(ちょっと寂しい)

来月は、毎年、もっとも種数、個体数ともに最高を記録している11月。次回は、期待していいと思いますが、みなさんいかがでしょうか。

出会った鳥達  23種 331羽

コサギ、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2002年9月15日

天候 曇後晴  出会った人達 16名

このところ天候のめぐり合わせが悪いパターンが続いています。今回も秋雨前線の影響で、途中から青空が覗いたものの、下り坂のぱっとしないお天気となってしまいました。メンバー的には久しぶりに顔を見せてくれたレギュラーメンバーやご家族で初参加の方等あり楽しく廻れたのですが、前回に引き続き鳥達が今一つおとなしくちょっと物足りなさが残りました。

それでもここ何回か続けて登場のカワセミ君が、珍しくオレンジのお腹をくっきり見せて間近を横切ってくれたり、農地コースでは、帰り道にトケン(カッコウの仲間)の姿を見る事ができたり、渡りの途中のコサメビタキ君も姿を見せてくれたし、それなりの収穫はありました。

ハンノキ湿地は相変わらずすっかり干上がったまま、猫ヶ洞池も水量が少なく、夏の猛暑を思い出させる状態が続いていましたが、イチモンジセセリやホタルガ等、秋の訪れを感じさせる虫達の姿も目に付きました。みんなの話題も自然鷹の渡りに向かい、掲示板でも上がっていましたが心はすでに伊良湖の岬にとんでいるようです。(私だけかな?)

出会った鳥達  19種 257羽

カワウ、キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、コサメビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2002年8月18日

天候 曇  出会った人達 15名

台風が近づいているという生憎のお天気。雨の心配まではなかったものの、じめじめした曇空で、鳥達もあまり動き回る気持ちになれなかったのか、声も姿も少なくて、セミの声ばかりが目立つ中での調査となりました。

連日の猛暑で、ハンノキ湿地はすっかり干上がっていました。猫ヶ洞池も、水が少なくて取水口の周りが干上がっていて、取り残された水溜りでコサギがモッケの幸いとばかりに餌を取っていましたが、参加者の期待したシギやチドリの姿は見えず、ちょっとがっかり。その代わりに、カワセミが間近にじっくり姿を見せてくれて、暑い最中を歩き回った参加者の皆さんには格好のご褒美の形になりました。

農地コースでは、最後にトケンの姿を見る事ができたそうですが、こちらは生憎調査終了後の観察ということで、単なる参考記録となってしまい残念。

例年、お盆を過ぎると南へ移動する夏鳥達が何かしら出るのですが、台風前の天候ではその期待も空振りに終わってしまいました。折角初参加の方もみえたのにちょっと欲求不満のままの解散となりました。

出会った鳥達  17種 216羽

コサギ、カルガモ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2002年7月21日

天候 晴後曇  出会った人達 12名

梅雨明けということでしょうか、クマゼミのコーラスが響き渡り、立っているだけでじとっと汗が噴出すような陽気。開始前に回った方からセンダイムシクイが出たという心強いお言葉を支えに、初参加の方を何人か交えて出発しました。残念ながら渡り途中の鳥達にはかすった程度で、森のコースでは調査に入らないぐらいの距離でヒタキの仲間と思われる2個体を観察したのと、農地コース組が帰り道で、コサメビタキの若鳥を見た程度。親子連れの方を含めた初参加の皆さんには、池で出た4羽のカワセミが本日のメインになったようです。

出発前に日進のSさんの鳥の羽コレクションを見せて頂いたり、終了後再びひょうたん池の方でカワセミ親子が観察できたり、いろいろあっても、やはり今日の主役は、夏の暑さとセミ達のコーラスだったような。

皆さん、暑い中をお疲れ様でした。

出会った鳥達  16種 193羽

オオタカ、ツミ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2002年6月16日

天候 曇  出会った人達 13名

季節的にもお天気の方もイマイチなのに初めて参加して頂いた方が2名もあり、こちらとしては非常に嬉しかったのですが、調査の方はたいした目玉もなくたんたんと終わってしまい、ちょっと気になってます。

曇空のすっきりしない天候が続いている割にはあまり雨が降っておらず、ハンノキ湿地もからからに干上がってました。先月は1羽残っていたカルガモさんも今月は姿を消していました。農地側のAコースでは今頃の時期としては珍しくイワツバメが出たそうで、この辺りが今月の目玉でしょうか。もっとも、朝早くに観察していたAさんの情報によるとオオルリの囀りが聞けたとかで、早起きできない心がけの悪さがイマイチの根本原因かも。

途中出会った方からのちょっと興味深いお話では、公園内のゴミが綺麗になった余波で、周りの団地に出没するカラスの数が増えているとか。

昼食後、香流川の上を通る東名ガードの下にイワツバメの巣を見にいきましたが、こちらも古巣もほとんど姿がなく、当のイワツバメも影も形もありませんでした。「繁殖場所がスズメの目に留まると、巣を乗っ取られるようになるため、何年か周期で場所が移動していく」というのが、同行したSさんの説明でした。

ちょうど繁殖期も終わりに近づき換羽期を迎える時期で、鳥達がひっそりしてしまう6月ですが、来月7月には賑わしてくれる渡りの鳥の姿が見えるでしょうか。

出会った鳥達  15種 186羽

コゲラ、ツバメ、イワツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

2002年5月19日

天候 曇後晴  出会った人達 20名

予報ではだんだんお天気が回復するようなお話だったのですが、現実はそうもいかないようで雲に覆われた空模様の中調査を開始。ぱっとしない天気の割には参加者が多く、チビッコ達の参加もあり、賑やかなスタート。

渡りの季節も一段落ということで、生き物達の動きの早かった今年の傾向もあって、観察の中心はスズメやエナガの今年生まれの若鳥達。特に例年今頃から6月末頃まで若鳥達が加わって群れの大きくなるエナガがちょうどハンノキ湿地の中から出た木々の枝先を忙しく飛び回って、思わず何人かから「かわいいっ!! 」という声が上がりました。市民の森を出る辺りでは盛んにキビタキの囀る声が聞こえ、一同目を凝らしますがなかなか見つかりません。結局Bコース(市民の森コース)の調査を終え、念のためとぐるりと歩道沿いを戻ったところでようやく参加者全員が美しい姿を眺めることができました。

農地コースでもキビタキは観察されていて、こちらのコースでは帰り道の番外編でコサメビタキも観察できたとのこと。調査の結果に含まれないのがちょっと残念。

ハンノキ湿地をうろうろしていたカルガモは、今日は見当たらず、猫ヶ洞池にいた1羽がもしかしたら同じ個体なのかなあ、とは思いましたが、とすると番のもう1羽はどこにいるのか。こちらもかわいい雛の出現をちょっと期待していただけに気がかりです。

出会った鳥達  22種 207羽

カワウ、カルガモ、オオタカ、コジュケイ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

猫ヶ洞池のキショウブ 2002年5月19日撮影

2002年4月21日

天候 雨  出会った人達 11名

朝から生憎の雨。前日までの何日間かは思わず「五月晴れ」と言いそうになるほど良いお天気が続き、自宅の周りでも早朝新聞を取りに玄関を出るとオオルリ、アカハラ、ウグイス等の囀りがカラの鳴き声に混じって聞こえてきて、この日の調査がとても楽しみだったのですが。

この悪天候に調子が狂ったのか、単に世話人の日頃の心がけのせいか、いざ出発というところで故障で車が動かない。慌てて到着の早そうなメンバーの携帯に電話をかけまくり、なんとか調査だけはいつも通り行ってもらえるよう依頼し、私、世話人は恐れ多くも他のメンバー一人の送迎にての参加となりました。

肝心の調査の方は、雨にもかかわらず、渡りのオオルリ、キビタキが出たり、猫ヶ洞池では逆に雨で釣り人がいないおかげで、日頃あまり姿を見せてくれないバンが見やすい場所を何羽も泳ぎまわってくれたりと、まずまずの結果となりました。

調査後平和公園会館にて、常連メンバーで大先輩でもあるAさんから、なぜかAさん宅に届いたという「各地のNPO団体にあてたアンケート用紙」を見せて頂きました。すでに回答の部分までAさんが記入して頂いており、「これで内容OKなら私から発送しておきます」という至れり尽せりの申し出で、ずうずうしくお願いしてしまいました。(このグループが果たしてNPO団体と言えるのかどうか疑問は残りますが。)

場所を移しての昼食後、何人かのメンバーは某所で観察されたというミゾゴイを見に出かけるということでしたが、愛車が故障中の世話人は後ろ髪引かれながら自宅へ送って頂きヂ・エンドということに。

出会った鳥達  29種 203羽

カイツブリ、ダイサギ、カルガモ、バン、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、コマドリ、トラツグミ、アカハラ、シロハラ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

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