名古屋市平和公園の鳥達

平和公園鳥類調査グループ


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●出会った鳥達、出会った人達2004年度


 2004年4月から2005年3月の調査までの調査の様子と記録をまとめています。

2005年3月20日

天候 曇  出会った人達 13名

今年度最後の調査で、お天気の予想もよかったのでかなり入れ込んで出かけたのですが、予報通り晴れて暖かくなったのは猫ヶ洞池に移動して調査も終盤に差し掛かった頃。鳥達も活気が出てきたのは同じく終盤になってからということで、期待が大きかっただけにちょっと盛り上がりに欠けた展開となってしまいました。

それでも、森コースではオオタカやアカゲラの声を聞くことができたのと、シジュウカラやヤマガラ、旧農地コースではウグイスが囀ってくれたので、それなりに春の予感は感じることができました。

また、猫ヶ洞池では、繁殖期に入りかかったバンが姿を見せてくれたのと、久し振りにゴイサギが間近に姿を見せてくれたのは収穫でしたね。

ともあれ、なんとかまた一年無事完了することができました。まだまだ、続きますので、皆さんよろしくお願いしますね。

出会った鳥達  33種 226羽

カイツブリ、カワウ、ゴイザギ、コサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オオタカ、バン、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アヒル

2005年2月20日

天候 曇  出会った人達 16名

お決まりの雨上がりの朝で、まだ空はどんよりと曇ったまま。西高東低の冬空に強い北風、快適に鳥見る陽気とは程遠いお天気。

それでも、徹夜明けの眠気眼をこすりつつ少し遅れて集合場所に着くと、こんなお天気にも拘わらず、初めて拝見するお顔がズラリと並んでいました。

スタート早々、歩道の端の植え込みの根本辺りをシロハラやアオジがうろうろ。渡ってきた当初は下薮に隠れてなかなか姿を見せてくれなかった鳥達のこの時期ならではの光景に、新顔さん達の多かった参加メンバーの雰囲気が和みます。「最初がまあまあだといつも尻すぼみだから」等といつもの無駄口を叩きつつ旧農地コースへ向かう面々と分かれて尾根筋へ。

段々鳥達の声が少なくなって本気で冗談口通りの結果を心配し始めた頃に、今度は運良くカラの混群が現れました。先月は一部のメンバーしか拝めなかったミヤマホオジロも今月は少し先へ進んだところでやはりカシラダカと群れていて、今回は割りにゆっくり姿を見せてくれました。

猫ヶ洞池では昨年に引き続き100羽を越えるコガモの群れに混じって、暫く前に新池に現れたとのニュースが届いたオシドリがペアで泳いでいました。割りに近い距離をゆったり泳ぐ姿に「輝いて見えるね」という声が参加者から挙がります。この頃には、あれほど厚く空を覆っていた雲もほとんど飛び去り、明るい日差しが注いでいたのも幸運でした。

旧農地コースでは、オオタカも現れたようで、風が強いこともあり全体としては鳥達の姿が少なかったものの、じっくり目を楽しませてくれる鳥達のおかげで、満足満足といった感じで調査を終えることができました。

その後、初参加の皆さんから、メール、掲示板の書き込み等を頂きました。ありがとうございます。生憎、時期的に昨年の記録があまり残っていなくて皆さんにお配りすることができませんでした。また、4月以降は今シーズンの結果を配布する予定ですので、また、参加して下さいね。

出会った鳥達  30種 273羽

カイツブリ、オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オオタカ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アヒル

2005年1月16日

天候 曇  出会った人達 15名

遅めのご挨拶となりますが、2005年最初の調査ということですので、皆様、明けましておめでとうございます。

前日の午後から天気が崩れ一瞬嫌な予感も頭をよぎったのですが、家を出る頃までには青空の覗くお天気に。ただ、雲の多いお天気で、しばしば日の光が雲に遮られ時折北風も吹き付ける肌寒いお天気に。

陽気のせいか鳥達もイマイチ動きが鈍く、展望広場に向かう辺りまでは大した盛り上がりのないまま淡々と進んでしまい、寒いこともあって、歩く歩調もとぼとぼと侘しい雰囲気に。ぶつぶつぼやきながら展望広場に差し掛かると、ひょっこりルリビタキが珍しくオス、メス揃って登場。現金なもので急に寒さも気にならなくなります。(俺だけか?)

座が盛り上がると、不思議なもので運も上向きます。尾根筋を抜けてユーカリ林に向かって坂を下ると、写真屋さんの一団と出くわしました。カメラの向く方向を見ると、カシラダカの群れが。続いて、一部の方だけでしたが、写真屋さん達のお目当てにしていたミヤマホオジロもゲット。

ひとしきり調査とは思えない賑やかさでカシラダカとミヤマホオジロの識別に盛り上がりつつ市民の森に入ると、本日のクライマックスが待っていました。2羽のアカゲラです。

いつもは、間近に声や飛び去る姿などを思わせぶりに見せ付けつつ、冷たくどこかに立ち去ってしまうアカゲラですが、この日は葉の落ちて視界の良くなった裸木の幹に、オスメス1羽ずつが楯に止まり、幹を突付いて餌を探るところをしっかりと見せてくれました。お腹の鮮やかな赤や背のハの字模様、オスメスの違いもばっちり観察できて、参加者一同大満足。

生憎、期待した猫ヶ洞池は、風のせいかカモの姿は少なかったのですが、代わりにシロハラが姿を見せてくれて、旧農地コースの方では、ハイタカ、オオタカ(残念ながら、オオタカは調査範囲外)の姿を見ることができたり、年の初めとしては上上のスタートとなりました。

「スタートがいいと、えてして尻すぼみになることが多いから」などという、ひねくれた外野の声は脇に追いやって、充実した一年を思い描きながら、家路を急ぐ世話人ではありました。

出会った鳥達  31種 247羽

カイツブリ、カワウ、マガモ、カルガモ、ハイタカ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アヒル

2004年12月19日

天候 曇  出会った人達 18名

薄曇のお天気で、朝の冷え込みはさほど厳しくはなかったものの、歩き始めてもさほど気温はあがらず、ついつい恨めしげに、お日様を覆う雲に目が行ってしまいます。それでも、風もあまりなく時期的に言えば、まあまあの陽気といえるかも。

ただ、こんなお天気に、鳥達もあまり元気がでないのか、あちこちでカラの声などがかすめるものの、たいして盛り上がるシーンもないまま、市民の森までのコースが終了してしまいました。

このまま終わってしまっては2004年最後の調査としてはあまりにも淋しすぎると鳥見の神様の気遣いか、猫ヶ洞池に到着するとちゃんと本日の目玉が用意されていました。

ご当地初記録となるハジロカイツブリです。森コース組の連絡で、旧農地コース参加組からも何人かが駆けつけ、幸いハジロカイツブリの方もゆったりと水面に佇み、後から駆けつけたメンバーも含めてゆっくり観察することができました。

その後の確認では、ご当地平和公園の記録としては166種目、当調査の記録としては111種目となるようです。年月を重ねるごとになかなか新しい鳥種が記録できるのも稀になってきましたが、一足早いクリスマスプレゼントかお年玉といったところでしょうか。

まあ、ぼやき始めたらキリがありませんが、今年も何とか無事に1年の調査を完了することができました。参加者の皆さん、楽しませてくれた鳥達、どちらも感謝感謝、というところで1年を締め括らせて頂きます。

皆様、良いお年を。

出会った鳥達  35種 358羽

カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

2004年11月21日

天候 晴  出会った人達 16名

風もなく穏やかな晴天に恵まれまして、出歩くにはこれ以上ないお天気だったんですが・・・ 。

暖かいのは寒さに弱い鳥見人には非常にありがたいのですが、暖か過ぎるせいか、肝心の冬鳥達があまり降りてきていないようで、調査の成果の方はイマイチでしたねえ。

とは言っても、日頃の行いのご利益か、ヒガラが水場で給水するシーンをじっくり眺めたり、猫ヶ洞池ではウグイスを間近に眺めたり。旧農地コースの方ではオオタカが観察できたりで、ちゃんと収穫はありました。

まあ、時期、お天気が揃っていて期待値が高すぎまして肩透かしの感は否めませんが、鳥達にとっては追い立てられるように里に下りてくるよりは過ごしやすいんだろうなと、どこまでも暖かく鳥達の立場に立って、自分を慰める世話人でした。

まあ、季節の進行が多少遅れていると考えて、来月に期待しましょう。

何か、このコメントがパターン化しているような気がするのが、多少気がかりではありますが。

出会った鳥達  33種 358羽

コガモ、オナガガモ、オオタカ、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2004年10月17日

天候晴  出会った人達 20名

やりました。久々、4月以来の快晴です。

歩くのに気持ちのいいお天気の時は鳥達も元気です。歩き始めてすぐにアカゲラ、アオゲラが競って鳴き声を聞かせてくれます。展望広場を過ぎた尾根筋では、渡ってきたばかりのヒガラが手が届くような距離で動き回り、ユーカリ林では20羽ほどのイカルの群が姿を見せてくれました。旧農地コースではヤマシギの飛翔を観察するなど、なかなかバラエティに富み、季節感たっぷりの調査でした。

ついでに、昼食後再度平和公園に舞い戻ったメンバー達は、上空を輪を描いて飛ぶオオタカの姿や、シジュウカラの可愛い水浴びの様子をじっくり覗かせてもらえて、久々の充実感溢れる一日を過ごしました。

ただ、度重なる台風の襲来で、この頃報道で騒がれている餌不足のクマ達ではありませんが、実付きの悪い樹木や熟す前に腐ってきた実が多いなど、ちょっと気になる面も。

ハンノキ湿地は今月もたっぷり水を湛えていましたが、愛護会のTさんのお話では、「湿地が枯れるのは、周りの樹木や竹を刈ったせい」というバーダーの声があるそうで、こちらもちょっとがっくりくるお話ではあります。根を張った樹木を刈ることで、これ以上湿地の中が乾燥化するのを防いだり、竹林に覆われそうな地域で、多様な樹木の生育を促そうとしたり、といった伐採の目的が理解されていないようで、なかなか難しいものです。

さて、来月は毎年鳥種、個体数、共にピークを迎える11月です。雨天のノルマ(?)もすっかり消化した今年は、どんな調査になるのか、今から楽しみ〜。

出会った鳥達  28種 271羽

カルガモ、ヤマシギ、キジバト、カワセミ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、メボソムシクイ、キビタキ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

2004年9月19日

天候 曇後晴  出会った人達 12名

相変わらずの際どいお天気。朝目覚めた時には雨が降っていたものの、集合時間にはドンより曇り空に。途中から青空が見えるようになってきましたが、今度は夏に逆戻りしたように蒸し暑いお天気に。午後にはまた雨が降ったことを考えると、多少かのジンクスからは脱出してきているのかも。

雨と雨の狭間ということもあって二手に分かれる辺りまでは絵に描いたような鳴かず飛ばずの状態でしたが、展望広場に向かう坂の途中でセンダイムシクイ、ユーカリ林の所では先月に引き続いてトケンが登場、その後も、キビタキ♀タイプにメボソムシクイ、コサメビタキなど、渡りの時期に相応しい鳥達が次々姿を見せてくれました。旧農地コースではノビタキを観察、猫ヶ洞池では久しぶりにカワセミがじっくり姿を見せてくれて、終わってみればけっこう賑やかなラインナップとなりました。

ただ、ヒヨドリや、カラの群などレギュラーの面々があまり姿を見せてくれず、顔ぶれの割にはちょっと淋しい印象でした。

昼食後再度ハンノキ湿地に戻り、湿地の保護のためにロープで観察路を仕切った様子を確かめてきました。水場の辺りを観察できるような通路を作ってあったり、いろんな楽しみ方を想定してコースを仕切っていて私としてはいい印象を持ちましたが、他の皆さんはどうだったでしょう。ただ、10年ほど前と比較してもかなり樹木が育っていて、今後どんなふうに環境が変わっていくのかちょっと不安な面があるのは否めません。今後の推移を見ながら、いろんな立場から知恵を出し合って、少しでもいい環境を作り出せるように持っていけたらなあと、改めて思いました。

鳥ではありませんが、途中アサギマダラが姿を見せてくれて、ついつい共に上空を渡っていくタカの姿を思い描いてしまいました。時期にサシバの渡る季節となってきましたネエ。

出会った鳥達  20種 193羽

アオサギ、カルガモ、キジバト、カワセミ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ノビタキ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、コサメビタキ、、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アヒル

2004年8月15日

天候 曇  出会った人達 9名

明け方まではザザ降りのお天気で、危うく今期4敗目を喫するところでしたが、調査を始めるまでには何とか回復し、2月続きの傘を差しての調査だけは何とか免れることができました。まあ、実際回ってみると、前日までの猛暑に比べればこちらの方がいくらか良かったかな、とも思える状況ではありましたが、どちらにしても、あまりありがたくないジンクスが続いています。

季節的にも鳥達の動きの少ない時期にこのお天気ということで、鳥達もいたって静かではあったんですが、旧農地コース、森コースともにトケン(カッコウやホトトギスの仲間)を見つけることができ、森コースの方は、メスタイプではありましたが、キビタキを2羽観察。キビタキのまん丸の目に、思わず「可愛い」との声が参加者から上がり、満足とまではいかないものの、それなりに収穫を抱えて調査を終えることができました。

けっこう、たくさん降ったようでも第3日曜日だけの雨量では足りないらしく、ハンノキ湿地は底がひび割れるほどカラカラ、猫ヶ洞池も水量少な目。前日まであれほど我が物顔に鳴き声を響かせていたアブラゼミやクマゼミが妙に静かで、ツクツクボウシの声が目立つぐらい、暑さを別にすれば、なんとなくもう夏の終わりを感じさせるような1日でした。

出会った鳥達  16種 138羽

カルガモ、キジバト、コゲラ、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アヒル

2004年7月18日

天候 雨時々曇  出会った人達 15名

いやあ、またやっちゃいましたネエ。今回は、東海ラジオの方が取材にみえるということで、2日前に「幸い天気はよさそうですけど、暑さがちょっとね」とかなんとかお話していたんですが、まったく逆の結果になってしまいました。

朝、出る時は雲が多かったものの、予報も「明け方までに治まり、日中は曇」ということだったので、さすがに安心していたんですが、「出発」の掛け声とともにポツポツと上空から雨粒が落ちてきて、回っているうち断続的に降り続き、終わった頃に空が明るくなるという、いつもながらの「落ち」が付きました。

今シーズン、これで「1勝3敗」です。昨シーズンは「7勝5敗」だったので、考えようによってはもうそろそろ今シーズンのネタは尽きてきたかなといった感じですが…

歩く方は前日までの猛暑からちょっとは逃れることができて、その点ではよかったんですが、例年鳥達の少ない時期にこのお天気で、やはりちょっと淋しかったです。コースが分かれる手前の公園の辺りで鼓笛隊が練習を始めた時には、文字通り鳴かず飛ばずの状態になってしまい「ウワッ!やばいッ」という感じだったんですが、展望広場に向かう途中運良くシジュウカラ、メジロなどの群に遭遇。取材にみえたラジオの方も無事メジロの鳴き声を録音できて、「良かった良かった」とほっと一安心。群に交じって茂みの根元近くを出入りするセンダイムシクイの姿も。いつになく低い位置での登場で頭央線をバッチリ観察できたラッキーなメンバーもいたんですが、惜しむらくは動きが早く、雨で観察しにくかったこともあって、メンバー全員が確認できるまでにはいたりませんでした。

森を出るまでにもう一度カラの群に遭遇、猫ヶ洞池では、アオサギ、コサギも姿を見せてくれて、なんとか一応は形になったもののイマイチ目玉がなくて欲求不満の残る1日になってしまいました。

ハンノキ湿地や猫ヶ洞池は、そんなお天気の割には水量が少なく、これから夏本番ということでちょっと心配な状態です。なんとか今年は、完全に干上がってしまうことのないよう頑張って欲しいな。そのためにはもう少し雨も降ったほうがいいんでしょうが、第3日曜だけは避けて欲しいし、ちょっと複雑。

出会った鳥達  19種 202羽

コサギ、アオサギ、カルガモ、キジバト、コゲラ、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アヒル

2004年6月20日

天候 雨後曇  出会った人達 15名

いつものパターンと言ってしまえばそれまでなのですが、このところのカンカン照りのお天気が嘘のように厚い雲が垂れ込め雨風ビュンビュン、夏を通り越して秋の台風シーズンに突入したかのようなお天気に。昨年同様に、脅威の降水確率を記録してしまうのでしょうか、第三日曜日。

ただでさえ鳥達の動きの少ない6月でこのお天気、自然調査の結果もさえない結果に終わってしまいました。旧農地コースでは、オオタカが飛んだり、キビタキが囀ったりもあったようですが、どちらも調査記録にはカウントされず、どこまでもツキのない今月の調査でありました。

まあ、台風の影響で警報の出るような暴風雨も覚悟していた割には、途中からは傘を閉じて、終了する頃には一応雨も上がり、「せめてもの幸い」、「まあ、炎天下を歩くよりは逆によかったかも」と、一応前向きな言動を吐きつつも、無念さは隠しようのないところ。

まあ、すっぱり気持ちを切り替えて、来月に期待しましょう。って、先月と同じせりふジャン。

ハンノキ湿地や猫ヶ洞池は、このお天気からかなりの水量を予想していたのですが、ここ暫くのピーカン続きの影響か、それほどでもありませんでした。

鳥達とはあまり出会えませんでしたが、市民の森では、今の時期に数の多い「ホタルガ」が静止した姿、飛翔中の姿の両方を見せてくれて、心ならずも本日一番の見せ場となってしまいました。

おまけ情報で、「名古屋タイムズ」の記者の方が取材のため途中から同行されて、写真を撮っていかれました。6/25(火)の誌面を飾るそうです。ついでにHPのPRでもしておけば良かった。なんちゃって。

出会った鳥達  15種 121羽

カイツブリ、キジバト、コゲラ、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト、アヒル

2004年5月16日

天候 雨  出会った人達 10名

快晴だった先月のお天気とはうって変わり、5月中旬だというのにすでに入梅したかのようなお天気に。前日の予想ほど土砂降りにならなかったのがせめてもの幸いかと。

それでも、展望台に向かう坂の上り口付近と市民の森出口付近では、悪天候をものともせずキビタキが見事な囀りを聞かせてくれて、渡りの季節の雰囲気だけは味わわせてくれました。旧農地コースでは、平和公園愛護会の皆さんの熱意が実ってか、広がったアシ原にオオヨシキリが現れてくれました。アシ原の充実を願って毎年枯れアシを刈り取った甲斐あって、今年はともかく「いつか繁殖してくれる時期がくるのでは」といった期待も抱かせる状態になってきました。

それにしても、例年ならサンコウチョウの声なども期待できる、この時期。月初めの連休も雨にたたられ、またまた前途多難かも… 。

まあ、早々とあまり弱気になるのはやめましょう。

出会った鳥達  21種 174羽

カワウ、ゴイサギ、キジバト、コゲラ、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト、アヒル

2004年4月18日

晴  出会った人達 20名

年度も変わり、お天気もスカッとした快晴で、昨年度悩まされた第3日曜日が近付くと天気が崩れる悪循環もなんとか脱出した感じです。

スタートの掛け声とともにカワラヒワが駐車場脇の木の天辺に止まり双眼鏡で見終わると、今度はコゲラが3羽同時に少し先の木の枝先に止まるなど出足好調。来たいが高まったのですが、出足のいい時はなぜか先細りの傾向が今までのパターン。この日もその例に漏れず、展望台に繋がる上り坂辺りから鳴かず飛ばずといった感じに。それでも、森のコースを終わる頃までには、例年になくたくさん居残ってくれているシメが姿を見せてくれて、猫ヶ洞池ではこれも居残り組みの20羽ほどのコガモに交じり、日頃はあまり姿を見せないバンが泳いでいるなど、それなりに目を楽しませてくれました。期待した夏の渡り鳥達が、サンショウクイが上空を通過、農地コースで調査範囲外でセンダイムシクイの声が聞けた程度で、ちょっと淋しくはありましたが、これは来月のお楽しみといったところでしょうか。

暫く前までは干上がっていたハンノキ湿地も、ようやく水を湛えた状態に戻りました。ただ、毎年雨の少ない次期になると干上がってしまうようでは、湿地の生物の再生という目標を考えるとちょっと淋しい状態で、たくさんの方達が注いだ労力を考えるとため息が出ちゃいます。「湿地の竹を刈ったり、農地跡の葦を刈ったりといった愛護会の活動に批判的な意見も届いている」というお話を聞いているだけに、少しでもいい変化が見えてくるとうれしいんですが。

出会った鳥達  30種 217羽

カイツブリ、カワウ、カルガモ、コガモ、オオタカ、バン、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト、アヒル

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