◆準備編◆

　この旅行記は自分達の旅行の記録が目的なので，当初行く予定であったGWの計画と変更後の計画を両方記載することにした（分かりにくいかもしれませんが，ごめんなさい）．


●＜エアー予約：変更前＞

　4/28（金）JL54：名古屋 8:50　→成田 10:05
　　　　　　JL411：成田 12:45→アムステルダム 17:45
　5/8（月） JL438：パリ 18:10→名古屋 13:05+1

　JALのマイルを利用した特典航空券(Cクラス)を利用した．
オーストラリア発日本経由ヨーロッパ行き（11万マイル）なので，第一区間は2005年8月のケアンズ⇒成田で予約済みである．
行き先はもう一度，「女王の日」のアムステルダムを楽しみたいということで，アムステルダムINとする．
OUTは特典航空券の区間を考えるともうこれ以上，日本国内のフライトができないので，最近，就航したパリ⇒名古屋便を利用することにする．
パリは久しぶりで１回しか行った事が無いので，ほぼ初めてのようなものである．
ワインやシャンパンを楽しむには絶好の場所である．

　特典航空券はブラックアウトがあるので，予約の日程はいわゆるゴールデンウィークの期間から数日ずらさないといけない．
まだ仕事の休みが決まっていない330日前であるが，夫が出勤を遅らせて特典航空券の電話をしてくれた．
なかなか電話が通じなかったようであるが，無事，往路の第一希望のフライトを予約する事ができた（今までの経験でも比較的アムステルダム便は予約が取りやすい）．
復路の予約開始日は北海道旅行中ですっかり忘れており，お昼過ぎに慌てて電話するが，無事予約を取ることができた．
2006年2月に入って，もう少し休めそうな事が分かったので，帰国日を１日延ばした．
初めてのピーク時の特典予約であったが，思ったよりも簡単に予約を入れる事ができた．
ちなみにこの航空券の最終区間は2006年8月の成田⇒シドニーである．


●＜エアー予約：変更後＞

　6/3（土）JL437：名古屋 10:05　→パリ 15:35
　6/10（月）JL412：アムステルダム 20:15→成田 14:30+1
　　　　　　JL3085：成田 16:20→名古屋 17:25

　出発３日前の夜中にやむを得ない事情で旅行に行けないことになった．
この時点で既に荷造りを終えていたので（翌日に荷物を送る事になっていた），慌ててスーツケースから衣類を元に戻す．
不幸中の幸いが今回，特典航空券であったので直前の変更も可能であったということである．
ただし，このチケットの最終区間が成田→シドニーで８月初めまでの期限なので，夏休みにヨーロッパ旅行を変更することは不可能である．
そこで６月に出かける事にする．
ただし，GWほど休めないので，行程は短くなる．

　出発予定の２日前（この日は大変な１日となった），夫が朝一番でJGCデスクへ電話をしてフライトのキャンセルと新たなフライトの予約（慌てて休みの調整をした）をした．
6/9からドイツでワールドカップが始まるので，これ以降のフライトは全く予約ができなかった（一瞬，ワールドカップ観戦を．．と思ったが大変甘い考えであった）．
また当初の経路では予約が取れないので，最初に名古屋からパリに行き，アムステルダムから成田に戻る事にした．
アムステルダム便はCとYクラスのみであるが，Fクラス席があるようで，そちらの座席を予約してくれた（バラバラであるが，たぶん眠っているだけなので，問題ない）．
時刻表を見ると，日本からの便が臨時にFクラスが設定されていたようなので（ワールドカップがらみかも），ラッキーであった．

　また，このような行程であると当初の名古屋→成田は失効してしまうようだ．
復路の成田→名古屋は有償になってしまう．
この件については後日，考える事にした．
それにしても２日前の変更にもかかわらず，一人当たり数千円の変更手数料のみで変更できるのは大変助かった．
なお，行程が変わり，チケットを変更する必要があるので，後日，名古屋のJALプラザへ出向いた．
そして，予約していたフライトキャディーサービス（手ぶらサービスを予約していた）のキャンセル．

　後日，成田から自宅に戻る方法を考える．
新幹線で自宅に帰る事にしようとしたが，結局，成田→名古屋の国内線で戻る事にする．
しかし，その日は満席とのことで，キャンセル待ちをお願いする．
出発までにキャンセルが出なければ，新幹線で帰る予定であったが，何とその翌日に「お座席を確保できました」との電話がかかる．
一人16,400円．
初めて正規料金を払って飛行機に乗ることになる．
この便は全席普通席のみであるが，使用機材がJクラス席もあるようで，そちらの席を確保してくれたようである．
どうなるかと思っていたが，これで予約の変更は無事でき，旅行に行く事ができる．

　それにしても我が家はこれまで，ピーク時のGWと夏休みにできるだけ旅行代金を安くするために，早めの予約や複雑なルートを組んでいたが，計画が一つ崩れると大変なことになることが良く分かった．
今回，二人共，無理を言って６月に休みをいただくことができたので，何とかなったが，そうでなければ，このチケットは失効していた．
さらに，この先に予約していた特典航空券のルートも全て見直しが必要であった．
これまでは何とか計画通り，旅行に行くことができたのが，幸運だったと感謝し，今後はできるだけリスクを低くした計画を立てることにしようと思った（多少の出費は覚悟しないといけないが）．