パリ・ブリュッセル旅行記2006


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◆6日目(その2)◆

<ビジネスランチを楽しむ>

 13時過ぎに,中央駅から王立モネ劇場の近くにあるベルギー料理レストラン「
ベルガ・クイーン(Belga Queen)」(Rue Fosse-aux-Loups 32)へ行く.
ここは今回のベルギー旅行で一番行ってみたいお店であったが,予約をしていなかったので,もし空いていなかったら別の日の予約をしようと思ったのだ.
18世紀の銀行を改装したというお店は天井が高くゴージャスな雰囲気である.
入口の左右には素敵なオイスターバーやビアバーがある.
予約をしていなかったものの,運良く座ることが出来た.
店内はかなり広いが満席状態で,
お客さんのほとんどがスーツ姿の男性であり,いかにも接待ランチという10名ほどの団体も何組かいた.

 アラカルトメニューもいろいろあるが,
日替わりのビジネスランチ15ユーロを注文(曜日ごとにメニューが書かれており,お客さんの大半はこのランチとお酒を注文していたようだ).
スープ,メイン,コーヒー付きである.
お酒はハウス白ボトルワイン21ユーロと炭酸水1リットル7ユーロ.
店員もきびきびした動きで対応も良かった.
最初にパンも出されるが,これも美味しく,歩きすぎてお腹が空いていた私達はたくさん食べてしまう.
最初の小エビのポタージュスープは小エビの風味が豊かで,ベルギーで小エビが食べたかった私は大変嬉しかった.
見た目にも美味しそうであるが,本当に美味しかった.
メインの牛肉の串焼きはすごいボリュームである.
焼き野菜とディップも添えられており,おまけに別にフライドポテトも出てきた.
とてもシンプルな料理であるが,お肉があっさりしているので,たくさん食べる事が出来る.
最後にコーヒーが付き,合計58ユーロ.

    
  
憧れのベルガ・クイーンでのランチ.スープ(左),メイン(右)共に私達の好みの味であった.
  

 このお値段でこの内容の食事ができるのは大満足である.
お料理も大変美味しく,雰囲気の良かったので,次回はディナーでビール料理のコースメニューを食べてみたいものである.
会計後,何も言わないのに領収書をくれた.
やっぱり仕事で利用する人が多いからだろうか.
また,トイレの個室がガラス張りになっているので,入る時はドキドキするが,鍵を閉めるとあっと驚く仕掛けが...(笑).

 15時過ぎにホテルに戻り,お昼寝タイム.
ベルギーに来てからいつものまったりペースに戻る事が出来た(フランスでは動きすぎたので,ようやく普通に戻った).


<グランプラスで夕食>

 18時過ぎに部屋を出て,
グランプラス周辺をふらふらする.
今日は運良く
セラクラーズの像を独占して触る事が出来た.
夫は彼女と念願のツーショット写真が撮れた.

 
グランプラスを眺めながらのんびりお酒を..と思っていたが,どのカフェやレストランも人気で空席が見つからない.
ちょうど,「
ラ・ローズ・ブランシュ(La Rose Blanche)」(Grand Place 11)の外の席が空いていたので,軽く夕食を食べる事にする.
このレストランは前回,ブリュッセルで初めて食事をしたところである(その時は店内で).
まだ時間が早いのでほとんどの人はビールのみの注文であった.
最初にビール(夫はCimay, 私はクリーク)を注文する.
普通,ベルギーはビールを注文すると専用のグラスに出てくるのであるが,私達はついつい500mlを注文してしまったので,普通のジョッキで出てきた.
ベルギーの人は小さいサイズで注文するようなので,これはちょっと失敗であった(ドイツとは違うようだ<笑>).
この席であるとグランプラスの眺めをゆっくりと楽しむことが出来る.
確かに,この美しい広場はどれだけ眺めていても飽きない場所である.
食事は夫がツナのサラダ14.3ユーロ,私が鶏のワーテルゾーイ14.8ユーロ.
夫はまだお腹がそんなに空いていなかったので,サラダを注文したのであるが,量が多くて食べ切れなかったようだ.
ワーテルゾーイは野菜もたっぷりで丁度良い味付けであった.
ベルギーは魅力的な料理がたくさんあるので,食事が特に楽しい.
周囲にいる女性達に人気のビールはKwakで専用のグラスが面白い.
木製のグラスホルダーが付いており,フラスコの変形したようなグラスで飲むのだ.
しばらく,このお店でまったりしていたが,まだまだ明るくて全然暗くならない.
合計40ユーロちょっと.

 この後,20時前に昨日行った「
ア・ラ・モール・シュビット(A la Mort Subite)」でビールタイム.
昨日より時間が遅かったので,猫はおらず,どこかに遊びに出かけたようだ.
夫はオルヴァル3.6ユーロ,私はランビックのブランシェ3ユーロを注文.
ブランシェも爽やかで美味しい.
明日のアムステルダム行きの相談をしながら,のんびりと過ごす.

 22時過ぎにホテルに戻って寝るが,まだ明るい.

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