ブリュッセル旅行記2004


準備編1日目(1)(2) | 2日目(1)(2)(3) | 3日目(1)(2) | (3) | 4日目(1)(2) | 5日目(1)(2) |
6日目(1)(2) | 7日目&マイレージ


◆3日目(その2)◆                                 

<散策&ホワイトアスパラガスのランチ>

 満足なブルージュ運河巡りも終わり,時計を見ると11時30分であった.
魚市場を見ようという事で行ってみたが,やっておらず,レストランチェックでフラフラする.
しかし,12時からオープンのお店がほとんどなので,鐘楼へ行こうとするがお昼休みで塔へ登れないので,
聖血礼拝堂(Burg 13)へ.
ここはキリストの聖血が奉納されているらしい.
礼拝堂から出ると,ちょうどメーデーのパレードが盛大に行われていた.

 12時過ぎたので待望のランチタイム.
悩んだ末,先程の遊覧船乗り場近くの
‘t Dreveken(Huidevettersplein 10)へ行く事にする.
隣には’t Huidevettershuisというベルギー伝統料理の高級レストランがあり,そのカジュアル版である.
店の中はつながっており,同じ厨房になっているようである.
運河に面したロケーションなので,運河を見ながら食事を楽しむ事ができた.
アスパラガスのランチコース21.5ユーロが美味しそうであったので,「やっぱりヨーロッパの春はアスパラガスよねー.」と二人ともそれを注文した.
お酒は白ハウスワインのハーフ10ユーロ.
コースはホワイトアスパラガスのポタージュスープ,舌平目またはウサギのソテー:アスパラガス添え,デザートであった.
ウサギはちょっと食べる勇気がないので,二人とも舌平目にした.
スープは爽やかなアスパラガスの味を感じる事ができた.
舌平目のソテーは塩味が強かったが,美しい盛り付けで,ホワイト&グリーンアスパラを楽しむ事ができた.
デザートは選ぶようになっており,隣の人が頼んだソルベは超巨大だったので,二人ともチョコムースにした.
一瞬,アイスクリームに見えたが,ホワイトとビターチョコのムースで美味しかった.
盛り付けも美しく,ベルギー料理はフランス料理の流れを汲んでいるんだなーと思った.
まったりとした昼食タイムを過ごして,後のブルージュ観光はどうでも良い気になってしまった(笑).


<鐘楼&カリヨンコンサート>

 ほろ酔い状態であったが,せっかくなので
世界遺産の鐘楼に登ってみる事にした(この行動が後で夫に非難される...).
14時ごろに入場口に行ったが,けっこうな列であった.5ユーロ払って366段の階段を登って塔の上へ行く.
14時15分から美しいカリヨンの演奏があったので,ちょうど良いタイミングであった.
途中で演奏ルームみたいな場所があって,鍵盤を弾いている人がいた.
どうやらカリヨンに連動しているようだ.
面白い光景を見ることができた.
上から眺めたブルージュの街は茶色の屋根の建物が並び,その間を運河が流れて美しかった.
日本とは全く違う街並みである.

  

  
塔の上から眺めるブルージュの街.赤茶色の屋根の建物がヨーロッパらしい

夫は高所恐怖症で早く降りたいというので,写真を撮って早々に降りることにした(せっかく登ったのに...).


<ワッフルのティータイム>

 さすがにほろ酔い状態で鐘楼に登ったのは疲れたので,ダイヤモンド博物館近くの
Carpe Diem(カルペ・ディエン,Wijingaardstr. 8)でティータイム.
店内は手前が持ち帰り用のショップで美味しそうなケーキが並んでいる.
奥がカフェスペースでゆったりできる雰囲気.
私達は中庭のテラス席に座る.
ほぼ満席であった.
デザート以外にも軽食も食べられるようで,美味しそうであった.
夫はカプチーノ,私はアールグレーといちご付きワッフルを注文.
ありきたりであるが,
ベルギーでワッフルを食べるのが楽しみの一つだったのだ.
トッピングはフルーツ,アイスクリームなどいろいろと選択することができる.
ワッフルはブリュッセル風(長方形)で粉砂糖がかかり,その上に多くのいちごがのっており,見るからに美味しそうである.
先程昼食を食べたばかりなのでお腹が一杯のはずであるが,これは別腹であった(笑).
また飲み物にはプチ菓子が添えられていた.
夫の方にはいちごムースケーキ,私の方はチョコ付きクッキーであった.
また砂糖が角砂糖と色とりどりの氷砂糖などが添えられており,見ているだけで楽しくなった.
ベルギーはお茶を楽しむのにも良い場所である.


BACK NEXT HOME