ブリュッセル旅行記2004


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◆3日目(その3)◆                                

<再びブルージュの街を散策>

 疲れも取れたので,ちょっと散策.
まずは
聖母教会
ここにはミケランジェロの聖母子像があり,これを目当てに多くの人が集まる.
次に世界遺産の
ベギン会修道院
この周囲は観光客でごった返しているのであるが,敷地内に入ると別世界になり静寂な世界が広がり心が洗われるようである.
この後,ストラッフ・ヘンドリックというビール醸造所に行ってみるが,とても混雑しているので諦め,チョコレート店の
Dumon(デュモン,Walstraat 6)で貝の形のチョコを購入.
ここのお店のチョコレートもどれも美味しそうであった.
ダイヤモンド博物館も興味があったが,入場料が6ユーロもするのでやめた.
愛の湖経由でブルージュ駅へ戻り,16時57分のICでブリュッセルへ戻った.


<小便少女&有名店でのディナー>

 ブリュッセル中央駅で降り,小便小僧のガールフレンドである
小便少女(ジャンネケ・ピス)に会いに行く事にする.
イロ・サクレ地区の奥まったところにある.
なんか
ちょっとリアルで可愛げがないような感じ
丁度,日本のツアー客が来ていたが,みんな無言であった.

 18時でお腹が空いたので,夕食をとることにする.
ちょうど
イロ・サクレ地区に来たのでここのレストランで食べようということになった.
今日も活気があり,各レストランの店員は呼び込みに気合が入っていた.


  

  
細い路地の両脇にレストランが連なっている.どこに入ろうか悩んでしまう.


 この地区には何軒が魅力的なレストランがあったのであるが,一番心惹かれる
オー・ザルム・ド・ブリュッセル(Rue des Bouchers 13)を覗いてみることにする.
この店はミシュランの星付きではないが,
ミシュランに「お値打ち価格の名店」と記載されているそうだ.
とても人気があるらしく,予約が必要らしいのでダメもとで行ってみたが,運良くカジュアルな方の席が空いていた(店内は2つに分かれている).
メニューは英語に加え,日本語のメニューもあった.
「本日はムール貝料理はなく,アスパラガス料理がお勧め」とのこと.
お昼にアスパラガス料理を食べてきたので,他の料理を注文することにする.
美味しそうなベルギー料理名がずらりと並んでいるので,どれにしようか嬉しい悩みであった.

 まずは白ボトルワインを注文し,前菜にトマトの小エビサラダ(トマト・オ・クルヴェット)16ユーロを二人で分ける事にして,メインは夫がチキンワーテルゾーイ13.5ユーロ,私が牛肉のグースビール煮14.8ユーロを頼んだ.
パンはサービスで付く.
サラダは追加料金なしでお皿に分けてくれていた.

 初めて小エビ(クルヴェット・グリーズという北海産のもの)を食べたが,旨みが凝縮されていて感動した.
この小エビの殻を取るのは大変そうである.
美味しかったので今度は小エビのクロケットに挑戦してみたいと思った.
メインのチキンワーテルゾーイは骨付きチキンで野菜がたくさん入っており,夫は喜んで食べていた(日本ではクリームシチューは嫌いなのに,これは別らしい).
とても分量が多かったのに全部食べていた.
私の牛肉のビール煮も大きなお皿に大量の牛肉が乗っていた.
ソースはそれほど多くなく,牛肉メインって感じ(先日食べたソースメインのとは違っていた).
ジャガイモの茹でたのも添えられていた.
グースビールで煮込んでいることもあり,ソースもさっぱり系であるが,旨みがあった.
まさしく,これが食べたかった!という味.

 周囲の客はものすごい食欲でこのような巨大なお皿の料理をたくさん完食していた.
親切にサラダを取り分けてくれたので,チップを多めに払おうと思っていたが,クレジットカードの請求書には通常見られるチップを書き込む欄もない.
このお店はとても人気で私達が入店してからもひっきりなしに客が入っており,18時30分以降のお客さんは満席ということで断られていた.
やはり予約しておいた方が良さそうである.
なお,予約のお客さんはほとんどが高級な方のコーナーに案内されており,ドレスアップしていた.
まだまだ魅力的な料理がたくさんあるので,また来たいと思ったレストランであった.

 食後にグランプラスをふらつき,星の館の一角にある
セルクラースの像を触る.
像に触れると幸せになるとかブリュッセルに戻ってこられるといういわれがあるらしく(右手という説もある?),像は皆に触られてピカピカである.

 20時30分頃,ホテルに戻る.
今日は昼寝もせず,動いていたのですぐに寝る.


 
本日の歩数:約29,000歩



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