フランクフルト・ローテンブルク・ミュンヘン旅行記2005


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◆1日目:4月27日(水)◆
                              

      JL54:名古屋 9:00 →成田 10:05
      JL407:成田 13:00 →フランクフルト 18:00

<セントレアから出発>

 
初めて中部国際空港(セントレア)からの国際線利用になる.
朝4時30分に起床.
普段は絶対にこんなに早起きはできないが,旅行となると話は別である.
名鉄電車に乗り(一部ミュースカイであったが,普通車両に乗る),6時45分頃に
セントレア駅に到着.

 JALの国際線チェックインカウンターは名古屋空港に比べると間隔が広くなりゆったりした.
今回は「手ぶらサービス」を利用してみたので,荷物を持たずにチェックインでき,無精者の我々には大変便利であった.
集荷時に貰った伝票を見せれば手続きをしてもらえる.
発券した名古屋・成田間の航空券を見ると番号から推定しておそらくFクラスシートのようである.
往路からニューソロに座れるのは初めての事である!
今回は幸先が良いようだ.

 お腹が空いたので朝食を食べる.
4階のスカイタウンのレストランは何軒かこの時間帯でもオープンしていた.
しばらくお米が食べられそうに無いので,「
謝朋殿・粥餐庁」でお粥を食べる事にした.
お粥はM, Lサイズがあり,夫は梅和え蒸し鶏とみょうがのお粥Mサイズ(580円),私は生湯葉とじゃこ青菜のお粥Mサイズ(680円)を注文.
朝食に丁度良い,胃に優しい食事となった.

 7時30分から空港内のUFJ銀行がオープンするので5分前に行くが,既に開店前から列ができていた.
事前にFAXを送って申し込んであったのでそれほど並ぶことなく両替をする事ができた.
それにしても最近はユーロがとても高い(1ユーロが145円くらい).
いつも思うのであるが,もっと安い時にたくさん両替しておけばよかった(絶対そんな事でき
ないのであるが..).

 出国手続きを終えると目の前には免税店がいろいろあった.
名古屋空港の時よりもブランドの専門店が増えているようだ.
残念ながら私には高級すぎて縁がないお店ばかりなので,
サクララウンジへ行く.
初めてなのでこのラウンジ利用がとても楽しみであった.
横並びが主体の席は数がそれなりにあるのであるが,ほぼ満席であった.
私達が入ってからしばらくすると二人連れの人は隣り合わせの席を探すのに苦労していた.
驚いたのはおにぎり(3種類),サンドイッチ(4種類)のサービスがあった事である.
名古屋空港のラウンジ名古屋を利用していた時はおつまみの種類は充実していたのであるが,軽食はなかったため,朝食を食べてからラウンジに入っていたのだ.
しかし,今回は朝食をあらかじめ食べる必要はなかったようである.
またおつまみは場所も近い事もあり,「えびせんべいの里」のせんべいがあった.
更に,成田のサクララウンジアネックスにあるような無料マッサージコーナーがあった.
残念ながら予約が一杯だったので体験できなかったが,これは大変嬉しいサービスである(マッサージが苦手な夫には関係ないようであるが).
またビジネスコーナーにはコピー機も備えられているので今回,すっかり持ってくるのを忘れたパスポートのコピーをした.

 JL54便は8時30分から搭乗が始まった.
搭乗ゲート付近は今までの名古屋空港と雰囲気が違って海外の空港にいるような錯覚に陥った.
やはり,座席は予想していた通りニューソロのFクラス座席であった.
長距離線ではFクラスに絶対乗る事ができないので,今回も貴重な体験をさせてもらうことができた.
それにしても人間って贅沢な生き物のようで,一番初めにこの座席に座った時は嬉しくてはしゃいでいたのであるが(私としては人に気付かれない程度のつもりであったが,たぶんフルフラットポジションに何回もしていたので周囲にバレバレだっただろう...),数回目になると相変わらず嬉しいものの,感動はかなり少なくなってしまう.
あんまり贅沢を覚えない方が良いのかなーと貧乏性の私はふと思った.


<成田空港に到着,そしてフランクフルトへ>

 
成田空港に到着.
驚いたのはもうすぐGWという事もあり,免税店付近の通路は大混雑している.
免税店では買いものは滅多にしないものの,店内をフラフラするのが楽しみにしていたのであるが,そこに近寄る気力もなかったので(笑)私達の便の搭乗口であるサテライトに移動して,JGCラウンジへ入る.
このラウンジの利用は大変久しぶりである.
隣にはサクララウンジもあるが,他社便のお客さんも利用するとのこと.
軽食はおにぎり(4種類),メロンパン,デニッシュがあった.
お酒を飲んで搭乗までだらだら過ごす.

 フランクフルト行きのJL407便の搭乗口はかなりの人がいた.
2階の座席であったが,1席を除いて満席であった.
長距離線のシェルフラットは何と1昨年のロンドン線以来である.
確かに旧シートに比べると座り心地が良い.

 しばらく経つと飲み物のサービスが始まる.
夫は早速,ドイツの白ワインを頼んでいた.私はシャンパン.
その後,料理が運ばれてきたが,最近は和食と洋食共通のアミューズが無くなり,その代わりにオードブルになったようである(和食と洋食とそれぞれ異なる).
そしてメインのプレートに洋食はメイン,スープ,サラダ,パン,チーズ,クラッカーとフルーツが載っていた.
夫が注文した和食は種々のお料理にご飯,お味噌汁とフルーツが載っていた.
最後に登場するデザートワゴンであるが,先程フルーツが出た事もあるので,従来あった
フルーツは無くなり,ケーキ1種類,和風デザート(今回は牛乳かんの黒蜜がけ),アイスクリームの中から選択するようになっていた.
これまで数種類あったケーキの中から選ぶのが密かな機内の楽しみであっただけに(笑),ちょっと悲しかったが,和風デザートは甘さ控えめで美味しかった.
このサービスの変更は改善か改悪かは微妙なところである.

 食後の機内販売では恒例の4月限定の芋焼酎「森伊蔵」(詳細は過去の「最近のお気に入り2003.5」をご覧下さい)が相変わらず人気のようである.
最近の焼酎ブームでなかなか手に入らなくなったので,諦め半分で念のため聞いてみると「Fクラスから順番に販売していきますので,その状況によります」とのことだった.
しばらくすると「在庫ありましたが,2本にされますか?」と聞かれ,2本購入.
私の後ろに座っている夫婦も2本購入していた.
この機材にはけっこうな数が搭載されていたのであろうか.
また今回も旅行中に焼酎を持ち歩くことになってしまった(笑).

 映画「オーシャンズ12」を観た後(夫は麻雀のゲームに熱中していた),すっかり眠ってしまい気がつくと到着前の食事になっていた.
旧シートであると体のどこかが痛くなったりするのであるが,このシートは快適に眠る事ができた(最近はJALしか乗っていないので他社のシートと比較的できないが).
もう海外発券も中断なので,このシートに座る機会もないと思うと大変残念である.

 18時頃に
フランクフルト空港に到着.


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