フランクフルト・ローテンブルク・ミュンヘン旅行記2005


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◆9日目:5月5日(木)◆                               

  JL408:フランクフルト 20:20→成田 15:40+1

<JALユーロエクスプレスバスでヴュルツブルクへ>

 今日が
ドイツ最後の日である.
JALユーロエクスプレスバスに乗って,ヴュルツブルク観光後,フランクフルト空港へ行くという行程である.

 5時30分に起床し,荷物をまとめて(この作業が旅行中で一番嫌いである),6時30分過ぎから朝食.
さすがにオープン直後のこの時間帯は人が少なかった.
今日も白ソーセージを2本食べて(これがもう食べられないと思うと心残りである),ミモザを作って飲む.

 フロントでチェックアウトをして,7時45分にロビーに行く.
今日のJALバスの搭乗者は14人との事.
これくらいの人数だとゆったりとバスを利用できる.
今日は祝日なのでアウトバーンも空いているらしい.
途中,2006年ドイツワールドカップの建築中のサッカースタジアムを車窓から見る事ができた.
とても斬新なデザインのスタジアムで今後はバイエルンミュンヘンとTSVミュンヘン1860のホームスタジアムになるそうだ.

 9時40分に
ニュルンベルクのサービスエリアで休憩.
今回の旅行は好天に恵まれており,雨が降ったのはローテンブルクでの数十分だけ(それも小雨)だったが,このサービスエリアでは激しい雨が降ってきた(今日はさすがに天気が悪いかな..と思っていたが,結局,その後は天気が回復し,傘は不要であった).
このサービスエリアでは0.5ユーロのトイレ利用代(今まで利用した所は入口で係の人にお金を渡していた)を機械の中に入れるとチケットが発行されて金券として利用することができる仕組みになっている.
トイレも大変新しいもので,使用後は便座本体がクルクルと回転して洗浄されるようになっており,思わず見入ってしまった.
楕円体がスムースに回転するのは驚いた.
せっかくもらった金券を利用しようということで,売店でお菓子を購入する(これは会社での自分用お菓子になった.あっという間に無くなってしまったが).
同じような考えの人が多いようで,レジには長蛇の列ができていた.
途中,ホップ畑やホワイトアスパラ畑などを見る事ができた.


<レジデンツ観光>

 ヴュルツブルクに近づくと多くのぶどう畑を見る事ができる.
この辺りは
フランケンワインの故郷とのことでまたあの美味しいワインが飲めるかと思うとワクワクしてくる.
11時20分頃,
ヴュルツブルクのレジデンツに到着.
1720〜1744年に大司教の宮殿として建てられており,
ユネスコ世界文化遺産に指定されているそうだ.
ガイドさんの説明を受けながら見学ができたので,良く分かった.
メインの場所である「階段の間」の天井画は修復中であったが,かなりの規模のものであった.
それぞれの絵が世界の4大陸を表わしているというのであるから,表現の対象もダイナミックである.
一旦解散で自由に内部や教会,庭園を見て12時50分に集合.


<最後のアスパラ!>

 その後,徒歩で旧市街へ向かう.
祝日ということで飲食店以外はお休みであったが,人はたくさんいた.
ここで1時間30分の自由行動.
集合場所のすぐ近くの「
ラーツケラー(Ratskeller)」(Langasse 1)で昼食をとることにする.
その名の通り,ミュンヘンの同名の店と同じく市庁舎の地下にある郷土料理レストランである.
大変賑わっており,どんどんお客さんが入ってきて満席状態になっていた.
注文したものはドイツ最後の食事なので,
フランケンワイン&ホワイトアスパラ三昧にしようということで,お酒がフランケンワインのボトル9.5ユーロ,シュパーゲルスープ(クリア)3.2ユーロを2人分,茹でたシュパーゲル13ユーロを2人分,フランケン風焼きソーセージ5.3ユーロ.
私達と相席になったのはドイツ在住30年の素敵な日本人夫婦であった.
フランクフルトから日帰りドライブに来ているそうで,いろいろな話で盛り上がり,1時間30分の自由行動があっという間に終わってしまった.
とても楽しいドイツ最後のランチとなった.


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