果物はピラミッドで見ると下から2番目なんですよね。
これには疑問を持ったり、不思議に思ったりした人がいるかもしれません。
しかし栄養学的に見て果物はそうなんですよ。
果物には糖質、ビタミン、食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれています。
また第7の栄養素といわれる植物性微量栄養素も豊富です。
働きは以下の通りです。
- 治癒力の向上
- ガン、高血圧、便秘などのリスクを少なくする
- 運動後の疲労回復を促す
具体的にどれくらい摂ればいいのか
果物を食べる習慣のない人はその習慣をつけてください。
量はそんなに多くなくて大丈夫です。
目安を下の表に書いておきます。
100%オレンジジュース | 360ml |
りんご | 300g |
バナナ | 150g |
メロン | 150g |
グレープフルーツ | 200g |
イチゴ | 150g |
みかん | 200g |
キウイフルーツ | 200g |
果物を食べることはビタミン、ミネラルを摂ることです。
特にビタミンC、カリウムなど必要な栄養素がたっぷりと入っています。
いうなれば天然のビタミン、ミネラル剤です。
果物を食べろといっても面倒くさい人もいるかと思います。
そういった人はジュースや缶詰など食べやすくしてあるものを選択するのもいいと思います。
天然の果汁ジュースを360ml飲むだけでビタミンCもたくさん摂れます。
また葉酸、ビタミンB群なども入っています。
栄養成分を書くときりがないので書きませんが、本などで調べてください。
植物栄養素はかつてはビタミンCやベータカロチンなどのことをいっていました。
しかし最近では他にもあることが分かっています。
トマトのリコピン、マリーゴールドのルテイン、緑茶のカテキンなどです。
こうした植物栄養素は医学機関で臨床的に効果を調べられているものが多く、
人間の機能衰弱を防ぐ働きをする化合物がたくさん含まれている、と注目されています。