この分野はピラミッドで見ると上から2番目です。
しかしタンパク質はスポーツ栄養には欠かせません。
ただ摂る量を考えるとこうなるだけのことですので勘違いしないでください。
タンパク質には動物性、植物性とあります。
どちらも摂るべきで、植物性を多く摂ると健康にはいいと思います。
タンパク質は筋肉の修復、成長に必要なアミノ酸を供給し、鉄欠乏性貧血を予防します。
(鉄と亜鉛と含む色の濃い肉を食べたとき)
具体的にどれくらい摂ればいいのか
毎日、除脂肪体重の最大2.2倍摂る必要があります。
しかも一回の食事では40〜50gが限界ですので気をつけてください。
意図度に多く摂ったからといって全てが筋肉の材料になるわけではありません。
タンパク質の目安(一食分)を下の表に書きます。
鶏肉(もも、ささみ) | 180g |
豚、モモ肉 | 180g |
豚、ヒレ肉 | 180g |
ツナ缶 | 1缶 |
秋刀魚 | 1.5尾 |
マグロ(赤身) | 160g |
納豆 | 200g |
大豆、ゆで | 250g |
食品を選ぶコツは脂質が少なく、魚ならば赤身を選んでください。
タンパク質と共に鉄が補給できるからです。
牛肉の赤身は鉄や亜鉛、ビタミンB群など他にもたくさんの栄養が含まれています。
但し、脂質も多いので量や調理方法を工夫してください。
鶏肉などは家禽肉は牛とかと比べ脂質が少ないのが特徴です。
特に鳥のささみは良質なタンパク源になりますので、困ったらささみと思ってもかまいません。
ピーナッツバターもタンパク質が豊富に含まれています。
加工していないものがあれば、脂質も多価飽和脂肪酸が多く含まれますので心臓にも良いです。
豆腐は植物性栄養素を多く含むタンパク源です。
調理もしやすいし、そのままでも十分おいしいので手軽に食べることができるでしょう。